キナバル山登頂とヴィア・フェラータ

2018年12月30日(日) 〜 2018年12月31日(月)

• GPS: 15:27
• 距離: 19.6km
• 登り: 2,972m
• 下り: 2,980m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:02
• 休憩: 0:09
• 合計: 4:11

9:16 Timpohon Gate
9:22 9:23 Kandis Shelter(1.0 km Post)
9:57 9:57 2.0 km POST
10:20 10:20 Lowii Shelter
12:06 12:07 Layang-Layang Shelter
12:23 12:30 Vilosa Shelter(5.0 km Post)
12:59 12:59 Paka Shelter(5.5km Post)
13:27 Pendant Hut

2日目

• 山行: 10:26
• 休憩: 0:52
• 合計: 11:18

2:57 Pendant Hut
4:02 4:02 Sayat-Sayat Hut
4:55 4:55 8.0 km Post
5:33 5:38 Mount Kinabalu(Low's Peak)
6:14 6:14 8.0 km Post
7:00 23:00 Via Ferrata出発地点
10:22 10:42 Via Ferrata後半出発地点
11:04 11:05 Via Ferrata終点
11:16 11:41 Pendant Hut
11:48 11:48 Laban Rata
12:01 12:01 Paka Shelter(5.5km Post)
12:15 12:16 Vilosa Shelter(5.0 km Post)
12:27 12:27 Layang-Layang Shelter
13:25 13:25 Lowii Shelter
13:40 13:40 2.0 km POST
14:09 14:09 Kandis Shelter(1.0 km Post)
14:15 14:15 Timpohon Gate
14:15 ゴール地点

天候

初日2日目共に晴れのち曇り

アクセス

国内ツアー会社にて航空券+ホテル＋入山手続き+ガイドを全てアレンジ
往復上海乗り継ぎ便
コタキナバル市内のホテルからツアー会社による送迎
市内から登山口まで約2時間

コース状況／危険箇所等

大変よく整備されています。コースタイムは日本時間です。

写真

12/30 9:41

Kinabalu park HQ、ここで公園の車に乗り換えます。

12/30 9:40

車で移動する前に入山申請をします。

12/30 9:41

全景が見えました。ひとつの大きな山ですがピークは見えていません。

12/30 9:41

左South Peak、真ん中にDonkey Ears、左耳は先の地震で折れている。

12/30 10:15

Timpohon Gate、チェックポイントです。

12/30 10:10

ここからいよいよ出発です。

12/30 10:16

最初は一旦下ります。

12/30 10:49

唯一の崩壊地、先の地震で崩れたようです。

12/30 10:50

青空が見えていたのはこのぐらいの時間まで

12/30 11:10

Lowii Shelter, 500mごとに休憩所があります。

12/30 11:17

キナバル・バルサム

12/30 11:43

先行するガイドのJimmyさん

12/30 12:06

非常に歩き易い道です。

12/30 12:32

Mempening Shelter、2回目の休憩、昼食にします。

12/30 12:18

お弁当です。バナナは甘くておいしかったです。

12/30 12:53

この辺りから赤い岩石が多くなります。蛇紋岩でしょうか。

12/30 12:54

巨大なウツボカズラ

12/30 12:54

12/30 13:24

花の名不明

12/30 13:25

Villosa Shelter(5km point手前)

12/30 13:34

12/30 14:24

Pendant Hut(3319m)に着きました。Via Ferrataに参加する人はこちらに泊まります。

12/30 14:36

携帯の充電できます。

12/30 14:36

食堂は簡単な朝食のみ可能

12/30 16:42

夕方、雨が降ってきました。

12/30 18:14

16時から約1時間、Via Ferrataの講習を受けます。

12/30 18:42

夕食は50mほど下ったLaban Rata Resthouseでとります。雨は既に止んでおり助かりました。Via Ferrataに参加しない人はこちらに泊まれます。

12/30 18:47

夕食はこんな感じ、マレー料理なので味は甘めです。

12/30 19:26

食事から戻る途中で少し青空が見えました。

12/31 6:30

翌朝は朝3時に出発、ヘッドランプを付けて進み、5時半にピークに着きました。

12/31 6:33

ピークは狭く交代で写真を撮ります。ガスの中、気温は5度ぐらいでしょうか。寒いのですぐに下ります。

12/31 6:54

少し下ってピークを撮りました。続々登っています。

12/31 7:07

下り方向、South Peakが特徴的です。

12/31 7:07

振り返って山頂（Low's Peak）はガスに霞んでいます。

12/31 7:08

12/31 7:08

まだまだ登ってくる人がいます。

12/31 7:09

Donkey Earsが見えてきました。

12/31 7:09

12/31 7:16

ロープは道しるべで掴む必要はありません。

12/31 7:16

12/31 7:16

12/31 7:16

12/31 7:36

Via Ferrataロングコースのスタートポイント

12/31 7:36

ガイドの方が準備して待っています。当日、参加する人は7時までに頂上から降りてくる必要があります。

12/31 7:40

麓が見えます。

12/31 7:47

Via Ferrataに参加しない人は来た道を下ります。

12/31 8:02

出発地点への到着順でスタート、先頭を任されました。先が見えません。

赤ザックは私

12/31 8:08

絶壁です。

12/31 8:14

トラバース、ここで足を滑らし太ももをステップに強打、暫く動けませんでした。

12/31 8:39

当日結成した日本人の3人＋ガイドの4人編成のチームで進んでいます。

12/31 8:39

また絶壁、左下に吊橋が見えています。

12/31 8:50

全部で4チーム、たまたま日本、マレーシア、オーストラリア、タイの4ヶ国に分かれました。最後方のタイチームが右上に見えます。

12/31 8:50

Pendant Hut(左)、Laban Rata Resthouse(中央)が見えています。

12/31 8:50

吊橋までもう少し

12/31 9:07

12/31 9:07

12/31 10:14

最後のタイチームが吊橋を渡っています。

12/31 10:56

樹林帯を約20分進み最後は斜面を約30分登ります。日本チームはスピードが落ち、ガイドの指示で3番目スタートとなりました。

12/31 11:36

終点、丁度ショートコースのスタートポイントです。

12/31 11:49

Hutへ登山道を下ります。

登頂証明書

1/12 8:34

Via Ferrata証明書

撮影機器：

PowerShot SX620 HS CANON

感想

ひじり

東南アジア最高峰のキナバル山に登ってきました。登山道は歩き易くて比較的手軽と聞いていましたが、標高差初日1500m、2日目800mは決して楽ではありませんでした。ヒュッテは相部屋ですがベットは一人ずつでシャワーもあります。食事もまずまずです。Via Ferrta（世界最高地点：ギネス認定）は、ロングコースにチャレンジし約4時間のアクティビティーを楽しみました。ワイヤーの固定点で着脱する必要のない特殊なカラビナとハーネスを付けているので恐怖心はそれほどありませんでしたが、濡れている斜面で足を滑らせて太もも強打し暫く動けなくなる失態を演じてしまいました。今回の登頂で28年前に登った台湾の玉山(3952m)を抜いて自身最高峰となりました。
帰国後、翌日は天候が悪く登頂できなかったこと知りました。運よく登頂できて山の神に感謝です！