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Yamareco

記録ID: 1695408
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

奥多摩三山縦走 浮橋〜三頭山〜御前山〜大岳山〜御岳山〜古里駅

2019年01月03日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:11
距離
29.1km
登り
2,649m
下り
2,893m

コースタイム

日帰り
山行
9:54
休憩
0:22
合計
10:16
5:25
5
小河内神社手前駐車スペース
5:30
5:30
17
6:31
6:31
32
7:52
8:00
100
9:40
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76
10:56
11:00
68
12:08
12:08
62
13:10
13:20
39
13:59
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27
14:26
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63
15:29
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12
15:41
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
道の駅こすげで車中泊。朝4時の時点で気温−5℃。
小河内神社手前のスペースに駐車。浮き橋で奥多摩湖横断し三頭山登山口へ。
帰りは青梅線古里駅から奥多摩駅、そこから西東京バスの峰谷行きに乗車し峰谷橋で下車。
コース状況/
危険箇所等
コース上一切積雪なし。部分的に厚い霜柱あり。
今回のコースの大部分があの有名なハセツネのコースになっており、概ねよく整備されている。部分的に落ち葉が降り積もっていたり細いトラバース道があり油断禁物。三頭山、大岳山からの富士山は最高でした。
麦山浮橋で闇の奥多摩湖を横断する。
一睡もできなかった上にスタートが予定より30分遅れた。
体感的に相当寒い。
2019年01月03日 05:31撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1
1/3 5:31
麦山浮橋で闇の奥多摩湖を横断する。
一睡もできなかった上にスタートが予定より30分遅れた。
体感的に相当寒い。
三頭山登山口。
寒くて早くも手足の指が麻痺しつつある。
冷え性の人間がこの時期に登山をしてはいけない。
2019年01月03日 05:47撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1/3 5:47
三頭山登山口。
寒くて早くも手足の指が麻痺しつつある。
冷え性の人間がこの時期に登山をしてはいけない。
イヨ山。
歩き始めて手の指先の冷えは解消されたが、足の指は一向に回復する見込みがない。痛くて歩くのが辛すぎる。正直帰りたいがはるばる奥多摩まで来てここで撤退はない。先行きに不安がよぎる。
2019年01月03日 06:31撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1/3 6:31
イヨ山。
歩き始めて手の指先の冷えは解消されたが、足の指は一向に回復する見込みがない。痛くて歩くのが辛すぎる。正直帰りたいがはるばる奥多摩まで来てここで撤退はない。先行きに不安がよぎる。
日の出を見る。
寒さによる足先の痛みに耐えきれず靴を脱いで手で温めるという前代未聞の対応へ。それが功を奏したのかその後なんとか回復。希望の光。
2019年01月03日 07:09撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1/3 7:09
日の出を見る。
寒さによる足先の痛みに耐えきれず靴を脱いで手で温めるという前代未聞の対応へ。それが功を奏したのかその後なんとか回復。希望の光。
三頭山山頂。
ずば抜けて立派な山頂標識。さすが首都東京である。
ようやく指が温まって少し気持ちにも余裕がでる。
2019年01月03日 07:52撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1/3 7:52
三頭山山頂。
ずば抜けて立派な山頂標識。さすが首都東京である。
ようやく指が温まって少し気持ちにも余裕がでる。
そしてこの絶景がお出迎え。
一気にテンションが上昇。
富士山左下のピークは御正体山か。
もう寒さもそれほど感じないし今日は何とかなりそうだ。
風がないのがよかった。
2019年01月03日 07:55撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
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1/3 7:55
そしてこの絶景がお出迎え。
一気にテンションが上昇。
富士山左下のピークは御正体山か。
もう寒さもそれほど感じないし今日は何とかなりそうだ。
風がないのがよかった。
山頂の展望台。
こちらも少しおしゃれな作りになっていてさすが東京である。
2019年01月03日 08:03撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1/3 8:03
山頂の展望台。
こちらも少しおしゃれな作りになっていてさすが東京である。
今日行く稜線を見渡す。
左から御前山、大岳山、御岳山か。
空気が澄んでいるせいか意外と近い、気がした。
2019年01月03日 08:04撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1/3 8:04
今日行く稜線を見渡す。
左から御前山、大岳山、御岳山か。
空気が澄んでいるせいか意外と近い、気がした。
スカイツリーらしきものも見えた。
確かにここは東京だ。
2019年01月03日 08:04撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
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1/3 8:04
スカイツリーらしきものも見えた。
確かにここは東京だ。
ここは通称ハセツネで知られるトレラン大会の後半部分のコースとなっている。適度に走れそうなトレイルが断続的に出現し、選手の走力が試されるある意味嫌なコースかもしれない。
2019年01月03日 09:07撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1/3 9:07
ここは通称ハセツネで知られるトレラン大会の後半部分のコースとなっている。適度に走れそうなトレイルが断続的に出現し、選手の走力が試されるある意味嫌なコースかもしれない。
細い道も多く落ちが降り積もっているなどして必ずしも走りやすい道ばかりではない、夜間走行だろうし。
2019年01月03日 09:12撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1/3 9:12
細い道も多く落ちが降り積もっているなどして必ずしも走りやすい道ばかりではない、夜間走行だろうし。
御前山。
2019年01月03日 09:24撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1/3 9:24
御前山。
月夜見第二駐車場。
正月休みなのでもっと人がいると思ったがそうでもなさそうだ。
2019年01月03日 09:39撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1/3 9:39
月夜見第二駐車場。
正月休みなのでもっと人がいると思ったがそうでもなさそうだ。
御前山への登り。
広くて歩きやすいがなかなか辿り着かない。
ハセツネではきつい時間帯になる場所だろう。
ここで今日初めて人に出会う。
2019年01月03日 10:10撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1/3 10:10
御前山への登り。
広くて歩きやすいがなかなか辿り着かない。
ハセツネではきつい時間帯になる場所だろう。
ここで今日初めて人に出会う。
御前山山頂。
疲れが出てきた。脚の方はまだ余裕があるが、持病の股関節痛と睡眠不足が効いてくる。
2019年01月03日 10:56撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
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1/3 10:56
御前山山頂。
疲れが出てきた。脚の方はまだ余裕があるが、持病の股関節痛と睡眠不足が効いてくる。
大ダワ。
鋸山手前にある峠。トイレあり。
2019年01月03日 11:53撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1/3 11:53
大ダワ。
鋸山手前にある峠。トイレあり。
鋸山。
ここから奥多摩駅へ下山可能だが、まだまだ行けるので予定通り大岳山方面へ。
2019年01月03日 12:08撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1/3 12:08
鋸山。
ここから奥多摩駅へ下山可能だが、まだまだ行けるので予定通り大岳山方面へ。
大岳山。
大勢の登山客でにぎわう。これまでのピークとは桁違いの人気度だ。土地勘がないのでよく知らなかったが、アクセスが良く富士山の大展望地ということで人気なのだろう。近くに御嶽神社のある御岳山もありついでに初詣までできる。
2019年01月03日 13:10撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1/3 13:10
大岳山。
大勢の登山客でにぎわう。これまでのピークとは桁違いの人気度だ。土地勘がないのでよく知らなかったが、アクセスが良く富士山の大展望地ということで人気なのだろう。近くに御嶽神社のある御岳山もありついでに初詣までできる。
富士山。
少し遠くなったか。
2019年01月03日 13:11撮影 by  iPhone 6, Apple
1/3 13:11
富士山。
少し遠くなったか。
御嶽神社奥の院。
御岳山へは奥の院経由で向かう。喪中なので本当は神社はNGなのだが、そうすると多くの山には登れないことになる。
2019年01月03日 13:59撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1/3 13:59
御嶽神社奥の院。
御岳山へは奥の院経由で向かう。喪中なので本当は神社はNGなのだが、そうすると多くの山には登れないことになる。
御嶽神社。
突如として現れた観光地。
立派な本殿には初もうで客の長い列が出来ている。
ここはケーブルカーで登れるが、社殿まではそこそこ急坂を登る必要があるのでお年寄りにはきつそうだ。
御岳山の山頂はこの奥にあるはずで、う回路で上へ上る。
2019年01月03日 14:22撮影 by  iPhone 6, Apple
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1/3 14:22
御嶽神社。
突如として現れた観光地。
立派な本殿には初もうで客の長い列が出来ている。
ここはケーブルカーで登れるが、社殿まではそこそこ急坂を登る必要があるのでお年寄りにはきつそうだ。
御岳山の山頂はこの奥にあるはずで、う回路で上へ上る。
奧へ進むといくつかお社があり、その脇ににひっそりと佇む御岳山山頂の碑を発見。まだ新しい。
2019年01月03日 14:26撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1/3 14:26
奧へ進むといくつかお社があり、その脇ににひっそりと佇む御岳山山頂の碑を発見。まだ新しい。
ごちゃごちゃしていて分かりにくいが、標識を頼りに大塚山方面を目指す。
2019年01月03日 14:49撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1/3 14:49
ごちゃごちゃしていて分かりにくいが、標識を頼りに大塚山方面を目指す。
さあ、後は古里駅まで下るのみだ。初詣客で賑わう御嶽神社周辺の喧騒を抜けて下山路を探す。予定では14時の予定だったので少しオーバーしてしまった。
2019年01月03日 14:49撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1/3 14:49
さあ、後は古里駅まで下るのみだ。初詣客で賑わう御嶽神社周辺の喧騒を抜けて下山路を探す。予定では14時の予定だったので少しオーバーしてしまった。
急ぎ足で下山して15:51の電車に間に合うことができた。
2019年01月03日 15:37撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1/3 15:37
急ぎ足で下山して15:51の電車に間に合うことができた。
古里(こり)駅。
奥多摩まで160円。充実感に浸る。
2019年01月03日 15:41撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1/3 15:41
古里(こり)駅。
奥多摩まで160円。充実感に浸る。
バスで峰谷橋まで行き、そこから徒歩で少し歩いて車までもどる。
2019年01月03日 16:36撮影 by  iPhone 6, Apple
1/3 16:36
バスで峰谷橋まで行き、そこから徒歩で少し歩いて車までもどる。
麦山浮橋。
早朝暗闇の中渡った浮橋の全体像を確認。
その後無事車までたどり着く。
2019年01月03日 16:40撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1/3 16:40
麦山浮橋。
早朝暗闇の中渡った浮橋の全体像を確認。
その後無事車までたどり着く。
撮影機器:

装備

備考 足先の冷え対策。

感想

今年は正月休みが長いこともあり、奥多摩の200名山三頭山と大岳山、その間にあり奧多摩三山だという御前山をつなげて日帰り縦走することにした。土地勘もなくこの時期の奥多摩の寒さの程度が分からない上に、年末に父が死去し喪中ということもあって計画実行に二の足を踏んだが、何とか落ち着いたので思い切って出かけることにした。
 早朝の寒さは予想以上だった。車中泊で冬用シュラフで寝ているときは左程でもなかったが、起きて準備中に感じる寒気は半端なかった。山ではどれだけ冷え込んでいるのだろうかと思い始めるとなかなか出発できない。実際歩き始めてからは手足の指先が完全に冷えてしまって、一時間以上たっても全く温まる気配はない。このままでは痛くて歩行困難となり撤退だ。ヌカザス山手前でたまらず靴を脱いで両手で10分近く足先をマッサージをする。手と体が冷えてしまったが足の指はなんとか歩ける程度にはなった。ちなみにスマホのバッテリーも早い時間帯では容量が急速に減り、予備バッテリーでの充電もなかなかうまくいかなかった。その後気温が上がるにつれて正常に動作。日が出てからは順調に体が温まり三頭山山頂以降は歩いていれば寒さはほとんど感じられなかった。そしてそこで見た富士山の絶景で俄然やる気が湧いてきて、ようやく気持ちが前向きになった。思えば父は富士山が大好きで、遺影の背景にも富士山を入れてもらった。
 あとは普段の低山歩きと変わらない感覚で楽しく歩けた。奥多摩は初めて歩く山域で、近くに雲取山があるが登ったのは大昔で記憶はない。ハセツネのコースになっていることもあり、かなりメジャーなルートで正月休みならそこそこハイカーもいるだろうと予想したが、鋸山までではとても静かな山歩きとなった。よく整備されたコースで時折はしゃいで小走りに走ってみたりしたが、それが悪かったのか途中で腰痛が悪化し一転して辛い歩きとなった。さらに睡眠不足が尾を引いて終盤ペースダウン。簡単には終わらせてくれない。大岳山で名残惜しく富士山を拝んで、初詣客でごった返す御嶽神社の喧騒を抜け、最後は気合で掛け下って余裕をもって古里駅に無事下山。
 はじめは寒さからどうなることかと思ったが、なんとか年始めから充実した山行を成功させることが出来てよかったと自分の健闘を称えた。今年もこの調子で頑張りたい。
P.S. 下山後発熱。翌日御正体山登山を予定していたが、登山口に向かって出かけたところ手前の林道が夜間通行止めとなっており戦意消失。別登山口に変更する手もあったが、発熱など体調不良もあって帰路についた。道中ひどい睡魔に襲われ二度仮眠。御正体山はまたいつか。

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体力レベル
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