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記録ID: 1696407
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ハイキング
北陸

1/5【砺波山(石川・276.7m)】雨の日は里山へ、倶利伽羅駅から倶利伽羅不動尊を経て石動駅へ歴史国道をたどる

2019年01月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:28
距離
11.7km
登り
393m
下り
391m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:20
休憩
0:16
合計
3:36
10:05
54
倶利伽羅駅
10:59
11:15
62
12:17
12:17
84
13:41
石動駅
天候 雨時々あられ
過去天気図(気象庁) 2019年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
IRいしかわ鉄道 倶利伽羅駅
一般用駐車場4〜5台可能、他の区画は月極め契約者用のため利用不可
トイレ、案内パンフレット、自販機あり

あいの風とやま鉄道 石動駅〜倶利伽羅駅 運賃230円 ICカード利用可能
コース状況/
危険箇所等
倶利伽羅峠は、1183(寿永2)年の源氏と平家が興亡の明暗を分けた倶利伽羅源平合戦の舞台となったところです。
中でも、『源平盛衰記(げんぺいせいすいき)』に記された木曽義仲(きそ・よしなか)による「火牛の計(かぎゅうのけい)」は有名で、石川県と富山県とを結ぶ歴史国道「旧北陸道」として遊歩道が整備されています。
そのため、危険箇所や迷うところはありません。
積雪は0、あっても2〜3センチ程度でした。
その他周辺情報 上矢田温泉「やたの湯」
〒929-0314 石川県河北郡津幡町字上矢田ハ22
076-289-7290 500円
http://yatanoyu.sakura.ne.jp/
1183(寿永2)年の倶利伽羅源平合戦で、木曽義仲(きそ・よしなか)に敗れた平維盛(たいらのこれもり=清盛の孫)がこの湯を見つけ、傷を癒(いや)したのが始まりと伝えられています。
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IRいしかわ鉄道の倶利伽羅駅、本日はここからスタート
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IRいしかわ鉄道の倶利伽羅駅、本日はここからスタート
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待合室には自販機のほか、里山ウオーキングガイドが置かれていました
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待合室には自販機のほか、里山ウオーキングガイドが置かれていました
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ガイドの中身はこんな感じ
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ガイドの中身はこんな感じ
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駅を出て左手に行くと大きな案内図があります
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駅を出て左手に行くと大きな案内図があります
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火牛の計
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旧北陸線の煉瓦トンネル
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旧北陸線の煉瓦トンネル
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坂戸交差点から少し行った三叉路を右に折れます
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坂戸交差点から少し行った三叉路を右に折れます
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倶利伽羅駅のある坂戸地区が見下ろせるところまで上がってきました
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倶利伽羅駅のある坂戸地区が見下ろせるところまで上がってきました
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稲葉山でしょうか
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稲葉山でしょうか
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龍ヶ峰城址公園へ立ち寄ります
途中にある馬洗い場跡、かつては湧水が出ていて馬を洗ったそうです
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龍ヶ峰城址公園へ立ち寄ります
途中にある馬洗い場跡、かつては湧水が出ていて馬を洗ったそうです
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龍ヶ峰城址公園のあずまや
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龍ヶ峰城址公園のあずまや
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下には歴史国道が延びています
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下には歴史国道が延びています
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かろうじて医王山
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かろうじて医王山
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霧の向こうには倶利伽羅峠(砺波山)
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霧の向こうには倶利伽羅峠(砺波山)
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ここでちょっと一息
紅茶オレにいかそうめん、なんという取り合わせ
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ここでちょっと一息
紅茶オレにいかそうめん、なんという取り合わせ
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倶利伽羅地区へ
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倶利伽羅地区へ
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不動尊の前にある地蔵堂
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不動尊の前にある地蔵堂
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倶利伽羅不動尊の入口
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倶利伽羅不動尊の入口
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本堂、新年とあってご祈祷の列ができていました
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本堂、新年とあってご祈祷の列ができていました
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線香を納めました
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線香を納めました
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厄除錫杖(やくよけしゃくじょう)
公式HPによれば、智杖徳杖(ちじょうとくじょう)ともいい、最高の位をもつ錫杖です。錫杖を持ち上げながら「南無大日大聖不動明王」と唱えながら三度降り下ろすと、私たちがこれから進む前途の諸々の苦厄を払い除け身体をお守りいただけます。
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厄除錫杖(やくよけしゃくじょう)
公式HPによれば、智杖徳杖(ちじょうとくじょう)ともいい、最高の位をもつ錫杖です。錫杖を持ち上げながら「南無大日大聖不動明王」と唱えながら三度降り下ろすと、私たちがこれから進む前途の諸々の苦厄を払い除け身体をお守りいただけます。
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名物倶利伽羅そばを頂きます!
麺の色が緑!
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名物倶利伽羅そばを頂きます!
麺の色が緑!
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三角点のある五社権現へ長い石段を登ります
「百八坂」と呼ばれる108段の急な石段は、人間には108の煩悩があり、この石段を踏むことによって凡夫(ぼんぷ)の煩悩が消滅し、清浄な身となって108段の先にある五社権現に礼拝することができるとされています。
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三角点のある五社権現へ長い石段を登ります
「百八坂」と呼ばれる108段の急な石段は、人間には108の煩悩があり、この石段を踏むことによって凡夫(ぼんぷ)の煩悩が消滅し、清浄な身となって108段の先にある五社権現に礼拝することができるとされています。
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加賀藩5代藩主前田綱紀(まえだ・つなのり)が寄進した4社の石殿が祀(まつ)られています。
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加賀藩5代藩主前田綱紀(まえだ・つなのり)が寄進した4社の石殿が祀(まつ)られています。
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傾斜45度、下るのは勇気が要ります
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傾斜45度、下るのは勇気が要ります
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なんとか医王山が見えます
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なんとか医王山が見えます
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三角点タッチ
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ここの火牛、厳重に耐寒装備しています
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ここの火牛、厳重に耐寒装備しています
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途中途中で史跡があります。
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途中途中で史跡があります。
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宝達山は雲の向こう、稲葉山が見える
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宝達山は雲の向こう、稲葉山が見える
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こんなところにも火牛の計が
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こんなところにも火牛の計が
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峠茶屋跡
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集落に出ました
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集落に出ました
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倶利伽羅源平の郷(埴生口)
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倶利伽羅源平の郷(埴生口)
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埴生護国八幡宮、源平倶利伽羅合戦の折り、源義仲公の祈願社として知られている。
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埴生護国八幡宮、源平倶利伽羅合戦の折り、源義仲公の祈願社として知られている。
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石動駅
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あいの風とやま鉄道(IRいしかわ鉄道)に乗車
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あいの風とやま鉄道(IRいしかわ鉄道)に乗車
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倶利伽羅駅に戻りました
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倶利伽羅駅に戻りました
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ほうじ茶オレに一息
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ほうじ茶オレに一息
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やたの湯
1183(寿永2)年の倶利伽羅源平合戦で、木曽義仲(きそ・よしなか)に敗れた平維盛(たいらのこれもり=清盛の孫)がこの湯を見つけ、傷を癒(いや)したのが始まりと伝えられています。
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やたの湯
1183(寿永2)年の倶利伽羅源平合戦で、木曽義仲(きそ・よしなか)に敗れた平維盛(たいらのこれもり=清盛の孫)がこの湯を見つけ、傷を癒(いや)したのが始まりと伝えられています。
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お風呂場のたぬき(自撮りではありません)
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お風呂場のたぬき(自撮りではありません)

感想

雨の日は里山へ。

冷たい雨が降りしきる中、さすがに登山する気にはなれず、ならば里山へと思い、ちょうど通り道にある「北陸道・倶利伽羅峠」を歩いてきました。

小矢部市の公式ホームページによれば、倶利伽羅峠は、平安時代末期の寿永2年(1183年)の源氏と平家が興亡の明暗を分けた砺波山合戦(倶利伽羅合戦)の舞台となったところで、木曾義仲の火牛の計」の作戦が「源平盛衰記」に記されています。

この源平砺波山合戦にまつわる史跡も多い倶利伽羅古戦場は、県定公園にも指定される景勝の地。春には、約6000本の八重桜が山を桜色に染めるそうです。

平成7年(1995年)には、建設省が進める「歴史国道」に全国12箇所の一つとして選定され、整備が図られたそうです。

歴史に詳しいわけではないけれど、この天気では景色は到底望めない分、何かと見どころがありそうなので、雨でも歩けるかなと思い、倶利伽羅駅へ向かいました。

クルマを停め、まずは歴史国道の遊歩道へ向かって桜並木の坂道を上がっていきます。
雨やあられが降ったりやんだり。
龍ヶ峰城址公園に立ち寄りちょっと一息を入れながら、倶利伽羅峠のある、倶利伽羅不動寺へ。

参拝を終えた後、ふと目に入ったのは、山頂境内の食堂。
倶利伽羅そばやおでんが並んでいて、あっさりと誘惑に負けて、食券を買って頂きました。
雨に打たれながら歩いてきた身に染み入るあったかさ。
蕎麦はコシが強く美味い。抹茶麺を使っているのか緑色の麺でした。

やはり「花より団子」、史跡よりも食べ物です。

おでんも追加で注文して、お腹いっぱい。
その後の五社権現への石段はキツカッタです(笑)

その後、石動駅へ向けて、歴史国道をひた歩きました。
あいの風とやま鉄道(IRいしかわ鉄道)を一区間乗って、倶利伽羅駅へ戻りました。

締めの温泉は、源平にゆかりのある「やたの湯」へ。
山あいの集落の中に同化するより佇んでいます。
看板がなければ、まず通り過ぎることでしょう。
中は小ぢんまりとして、冬季は露店風呂が閉鎖のため、内湯の一槽だけのシンプルな造り。
でも、混雑せず(貸し切り)、とても良いお湯でした。

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