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Yamareco

記録ID: 1698480
全員に公開
ハイキング
中国

岡山県総社市&倉敷市 狸岩山〜六枚岩〜奥ノ池〜大山 古墳&野鳥

2019年01月06日(日) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:37
距離
11.3km
登り
409m
下り
393m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:57
休憩
0:32
合計
4:29
距離 11.3km 登り 409m 下り 410m
8:30
25
山手スポーツ広場第3駐車場
8:55
9
狸岩山西尾根鉄塔巡視路入口
9:04
4
狸岩山西&南尾根分岐
9:08
9:11
4
狸岩山古墳群その1
9:15
9:16
5
鉄塔No31分岐
9:21
9:25
7
狸岩山頂上
9:32
9:35
7
鉄塔No31分岐(2回目)
9:42
8
狸岩山西&南尾根分岐(2回目)
9:50
9:57
9
六枚岩
10:06
22
狸岩山南分岐
10:28
10
狸岩山&高鳥居山分岐
10:38
10:39
34
総社&倉敷市境分岐
11:13
5
倉敷カントリー倶楽部出合
11:18
19
奥ノ池下畔コンクリート道出合
11:37
11:41
7
大沼池
11:48
8
大沼池北西鉄塔巡視路入口
11:56
9
大山分岐
12:05
12:06
8
大山頂上
12:14
26
大山分岐(2回目)
12:40
12:48
11
昭和池
12:59
山手スポーツ広場第3駐車場
古墳や岩場、野鳥観察などを楽しむコース
歩行距離11.5km、歩行時間4時間、歩行数18,700歩、消費カロリー1,840Kcal
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2019年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 山手スポーツ広場に3つの駐車場があり、そのうち山に一番近い第3駐車場<写真01>を利用しました。普通車12台程駐車可能です。なお、去年の豪雨の影響で山手スポーツ広場周辺の斜面は崩落の恐れがあり、広場自体は閉鎖されています。
コース状況/
危険箇所等
 狸岩山東の立石(標高171m峰)の南側、総社&倉敷市境分岐から奥ノ池下南側のコンクリート道出合<写真14>までは、正規のルートではありません。一部、足元が見えないシダの間の踏み跡やヤブコギがあり、最後はゴルフ場(倉敷カントリー倶楽部)の境界沿いから適当に下って道に合流しました。
 これ以外は、高さ1.5mのササの間の細踏み跡や、去年の豪雨の影響らしき溝状に掘れた道やぬかるみ、土砂が流入した跡がありますが、歩くのに支障はありません。
 今回は、市販の「福山・軽部山・日差山登山詳細図」(2009年発行)を参考にしました。倉敷北部全山縦走大会のコースはきれいに整備されていますが、それ以外は踏み跡レベルに戻っていたり道が消滅していたりするようです。前回(2015年3月2日)よりも全体的に荒れているような印象を受けました。去年の豪雨の影響もあるのでしょう。

 狸岩山東の立石(標高171m峰)の南側、総社&倉敷市境分岐から奥ノ池下南側のコンクリート道出合<写真14>までは、当初の予定ルートではありません。地形図の破線の道を北上して立石(標高171m峰)をピストンし、同じ地点から北北東に延びて奥ノ池下<写真14>の北西畔に出る破線の道を歩くつもりでした。
 しかし、入口にあるピンクテープから木の間の細道に入ると、どちらの道にも合流せず、総社&倉敷市境沿いを歩くことになりました。そのうち池に出る道に合流できるだろうと考え、そのまま進みました。
 倉敷トンネル北の地形図の実線の道(倉敷北部全山縦走大会のコースの一部)から北に延びて奥ノ池下北西畔に出る破線の道と交わる辺りから、突如、高さ1m程のシダの間の細踏み跡になり、足元が見えないこともありました。
 このまま総社&倉敷市境沿いを歩くのかと思い、たまにあるピンクテープを追って高さ1m程のササとシダの間の細踏み跡を進んでいると、不意に南南西に方向が変わりました。どうやら、倉敷トンネル北の地形図の実線の道(倉敷北部全山縦走大会のコースの一部)に向かっているようだと気づいたのは、標高110m辺りでした。周辺は少し開けて多少ゴミがあり、南方面は歩きやすそうに思えましたが、地形図の実線の道に合流すると、東方面の高鳥居山に向かうしか道がなさそうです。ピンクテープから逸れて南南東に進路を変え、木の枝をかき分けてヤブコギを開始しました。
 標高100m辺りで現われた踏み跡らしきものを辿って北北東に進むと、なぜかヤブの中にガードレール<写真13>がありました。奥ノ池上<写真15>の西にある地形図の破線の道に合流したかったのですが、この道は見事に消滅していたのです(>_<)
 そこからとりあえず東に向かい、最後にササを少しかき分けて行き着いた所は、ゴルフ場(倉敷カントリー倶楽部)でした(*_*;敷地のすぐ外に境界を示す金属製のワイヤーが張られ、アスファルト道はゴルフ場の中(>_<)幸い、プレー中の方々が少なく、あまり痛い視線を感じることなく、ワイヤー沿いにしばらく歩き、最後は適当に少し下ってコンクリート道に出て奥ノ池下<写真14>が見えた時にはほっとしました。

 その他、分岐や消滅した道など、コース状況の詳細は、周辺情報下欄の添付ファイルで確認できます。
その他周辺情報   毎年4月に倉敷山好会主催の倉敷北部全山縦走大会が行われています。倉敷市の日差山東(コンビニ前)からスタートし、狸岩山などを経て安養寺に至る18kmコースです。今年の大会予定はまだ発表されていません。 
ファイル
(更新時刻:2019/01/09 16:59)
01前山北3号墳
 &山手スポーツ広場駐車場
山手スポーツ広場は、豪雨の影響で周辺の斜面が崩落する恐れがあり、閉鎖されています。この第3駐車場は利用可能でした。駐車場の裏にある前山北3号墳は、一辺12mの方墳(の一部?)を移築したものです。前回(2015年3月2日)は雑草に覆われていましたが、今回はきれいに整備され箱式石棺が見えました。
01前山北3号墳
 &山手スポーツ広場駐車場
山手スポーツ広場は、豪雨の影響で周辺の斜面が崩落する恐れがあり、閉鎖されています。この第3駐車場は利用可能でした。駐車場の裏にある前山北3号墳は、一辺12mの方墳(の一部?)を移築したものです。前回(2015年3月2日)は雑草に覆われていましたが、今回はきれいに整備され箱式石棺が見えました。
02エナガ
たくさんいましたが、みんな松の実をほじくって食べるのに夢中で、こちらには無関心でした。ちょこまか動くので、写真はこれが精一杯です。動画にはちゃんと映っています。
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02エナガ
たくさんいましたが、みんな松の実をほじくって食べるのに夢中で、こちらには無関心でした。ちょこまか動くので、写真はこれが精一杯です。動画にはちゃんと映っています。
03狸岩山古墳群その1
        箱式石棺
狸岩山<写真06,07>の西&南尾根分岐から狸岩山方面に向かいました。「古墳群」と書かれた立て札の裏に石積みが見えます。少し木の枝をかき分けて奥に行くと、横0.5m、縦1.7m程の箱式石棺がありました。天井石はなくなっています。
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03狸岩山古墳群その1
        箱式石棺
狸岩山<写真06,07>の西&南尾根分岐から狸岩山方面に向かいました。「古墳群」と書かれた立て札の裏に石積みが見えます。少し木の枝をかき分けて奥に行くと、横0.5m、縦1.7m程の箱式石棺がありました。天井石はなくなっています。
04鉄塔No31
狸岩山<写真06、07>と高鳥居山方面(東の送電線沿いで倉敷北部全山縦走大会のコース)との分岐です。南に延びる地形図の破線の道はありません。
04鉄塔No31
狸岩山<写真06、07>と高鳥居山方面(東の送電線沿いで倉敷北部全山縦走大会のコース)との分岐です。南に延びる地形図の破線の道はありません。
05狸岩山古墳群その2
       方墳上石積み
狸岩山の積石塚の説明板のすぐ北にあります。一辺が14mの方墳で、周辺には石室は見当たりませんでした。狸岩山古墳群は、表面に土の代わりに石を積み上げてある珍しい様式で、岡山県内ではここだけです。同じような古墳は朝鮮半島や香川県高松市などでも見られます。
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05狸岩山古墳群その2
       方墳上石積み
狸岩山の積石塚の説明板のすぐ北にあります。一辺が14mの方墳で、周辺には石室は見当たりませんでした。狸岩山古墳群は、表面に土の代わりに石を積み上げてある珍しい様式で、岡山県内ではここだけです。同じような古墳は朝鮮半島や香川県高松市などでも見られます。
06狸岩山頂上三角点
      「点名:西坂」
標高191.8m頂上三角点(点名:西坂)です。山頂プレートの上に福石猫がのっています。尾道市を拠点に活動しておられる園山春二氏の作品の1つで、岡山県内でも多数の山頂に置いてあります。
06狸岩山頂上三角点
      「点名:西坂」
標高191.8m頂上三角点(点名:西坂)です。山頂プレートの上に福石猫がのっています。尾道市を拠点に活動しておられる園山春二氏の作品の1つで、岡山県内でも多数の山頂に置いてあります。
07狸岩山頂上より
      北西方面展望
頂上からは西から北にかけて総社市街などが見えました。残念ながら、福山<写真08>は木の陰で見えませんでした。
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07狸岩山頂上より
      北西方面展望
頂上からは西から北にかけて総社市街などが見えました。残念ながら、福山<写真08>は木の陰で見えませんでした。
08鉄塔No30より福山展望
ほぼ西に『太平記』に記された福山合戦の場として知られ、国指定史跡である福山城跡がある福山が見えました。
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08鉄塔No30より福山展望
ほぼ西に『太平記』に記された福山合戦の場として知られ、国指定史跡である福山城跡がある福山が見えました。
09六枚岩
狸岩山<写真06,07>の西&南尾根分岐まで引き返し、今度は南下するササの間の細踏み跡に入りました。踏み跡沿いの木に「六枚岩展望台」の小さなプレートと赤いビニールテープがあり、すぐ東から南に向かって平らな岩が並んでいます。岩の上を歩きながら動画を撮りました。ここからは東から南東が見えます。アカマツやツツジなどの小さな木が生えてきて、前回(2015年3月2日)よりも見晴らしは悪くなったような気がしました。
09六枚岩
狸岩山<写真06,07>の西&南尾根分岐まで引き返し、今度は南下するササの間の細踏み跡に入りました。踏み跡沿いの木に「六枚岩展望台」の小さなプレートと赤いビニールテープがあり、すぐ東から南に向かって平らな岩が並んでいます。岩の上を歩きながら動画を撮りました。ここからは東から南東が見えます。アカマツやツツジなどの小さな木が生えてきて、前回(2015年3月2日)よりも見晴らしは悪くなったような気がしました。
10狸岩山南尾根より
      標高145m大山
ササやシダでたまに足元が見えない細踏み跡を下りると、広い道に合流しました。西に標高145mの大山が見えました。標高176.6m大山<写真18>とは違い、道はなさそうです。
10狸岩山南尾根より
      標高145m大山
ササやシダでたまに足元が見えない細踏み跡を下りると、広い道に合流しました。西に標高145mの大山が見えました。標高176.6m大山<写真18>とは違い、道はなさそうです。
11カバノキ科の実を食べる
     オオカワラヒワ
カワラヒワによく似ていますが、後ろから見ると、翼の白黒の帯状の模様が幅広で目立ちます。さえずりは全く違うので録音したかったのすが、無言でハンノキか何かカバノキ科の実を食べていました。動画に入っているのはヒヨドリやツグミの鳴き声です。
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11カバノキ科の実を食べる
     オオカワラヒワ
カワラヒワによく似ていますが、後ろから見ると、翼の白黒の帯状の模様が幅広で目立ちます。さえずりは全く違うので録音したかったのすが、無言でハンノキか何かカバノキ科の実を食べていました。動画に入っているのはヒヨドリやツグミの鳴き声です。
12狸岩山&高鳥居山分岐
北上する道から西の鉄塔巡視路に入ると狸岩山<写真06,07>、南東に延びる道は高鳥居山に向かいます。南東に進みました。
12狸岩山&高鳥居山分岐
北上する道から西の鉄塔巡視路に入ると狸岩山<写真06,07>、南東に延びる道は高鳥居山に向かいます。南東に進みました。
13ヤブの中のガードレール
狸岩山<写真06,07>東の立石(標高171m峰)に行こうとしたのが不運の始まり?でヤブコギをする羽目になりました。目指す地形図の破線の道に合流できたと思ったら、ガードレールを残してこんなことに(>_<)
13ヤブの中のガードレール
狸岩山<写真06,07>東の立石(標高171m峰)に行こうとしたのが不運の始まり?でヤブコギをする羽目になりました。目指す地形図の破線の道に合流できたと思ったら、ガードレールを残してこんなことに(>_<)
14コンクリート道出合より
         奥ノ池下
倉敷カントリー倶楽部の境界沿いからやっと道に出られました。池が見えた時にはほっとしました。
14コンクリート道出合より
         奥ノ池下
倉敷カントリー倶楽部の境界沿いからやっと道に出られました。池が見えた時にはほっとしました。
15石仏越しに奥ノ池上
奥ノ池下<写真14>と以前はつながって1つの池だったのかもしれません。石仏は古そうで穏やかな顔でした。2つの池の間から動画を撮りました。ここからしばらく砂利道で、途中からアスファルト道になりました。
15石仏越しに奥ノ池上
奥ノ池下<写真14>と以前はつながって1つの池だったのかもしれません。石仏は古そうで穏やかな顔でした。2つの池の間から動画を撮りました。ここからしばらく砂利道で、途中からアスファルト道になりました。
16大沼池
旧山手村では第6位の貯水量37,400m³のため池です。カモなどの姿はなく、静かでした。
16大沼池
旧山手村では第6位の貯水量37,400m³のため池です。カモなどの姿はなく、静かでした。
17大沼池畔ヘリポート
  越しに標高176.6m大山
大沼池のほとりの道の真ん中にヘリポートがありました。倉敷カントリー倶楽部で急病人が出たときのためでしょうか。北北西にこれから向かう大山<写真18>が見えました。
17大沼池畔ヘリポート
  越しに標高176.6m大山
大沼池のほとりの道の真ん中にヘリポートがありました。倉敷カントリー倶楽部で急病人が出たときのためでしょうか。北北西にこれから向かう大山<写真18>が見えました。
18大山頂上三角点
     「点名:山新田」
標高176.6m頂上三角点(点名:山新田)です。展望は効きません。道はここが終点でした。
18大山頂上三角点
     「点名:山新田」
標高176.6m頂上三角点(点名:山新田)です。展望は効きません。道はここが終点でした。
19イヌツゲの実
雰囲気はツゲに似ていますが、実はツゲとは違い、直径5mm程の球体で熟しても割れません。周辺は少し開けており、鉄塔巡視路の道標がありました。南東にはちょろちょろ流れをまたいで道が見えました。このまま北西に進みました。
19イヌツゲの実
雰囲気はツゲに似ていますが、実はツゲとは違い、直径5mm程の球体で熟しても割れません。周辺は少し開けており、鉄塔巡視路の道標がありました。南東にはちょろちょろ流れをまたいで道が見えました。このまま北西に進みました。
20昭和池キンクロハジロ♀
カモの姿が見えたので、立ち寄ってみました。キンクロハジロのメスはスズガモのメスに似ていますが、くちばしの付け根周辺の白い部分が小さいです。また、オスほど目立ちませんが、冠羽があります。動画には泳いでいるカルガモ<写真21,22>やヒドリガモも映っています。
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20昭和池キンクロハジロ♀
カモの姿が見えたので、立ち寄ってみました。キンクロハジロのメスはスズガモのメスに似ていますが、くちばしの付け根周辺の白い部分が小さいです。また、オスほど目立ちませんが、冠羽があります。動画には泳いでいるカルガモ<写真21,22>やヒドリガモも映っています。
21カルガモ飛翔
さらに近づくと、カルガモが一斉に飛び立ちました。マガモのメスに似ていますが、くちばしの付け根だけが黄色です。飛び去るまで動画に撮りました。暗くてわかりにくいですが、ヒドリガモも映っているような気がします。
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21カルガモ飛翔
さらに近づくと、カルガモが一斉に飛び立ちました。マガモのメスに似ていますが、くちばしの付け根だけが黄色です。飛び去るまで動画に撮りました。暗くてわかりにくいですが、ヒドリガモも映っているような気がします。
22昭和池カルガモ
逃げたはずのカルガモたちはすぐに戻ってきました。よほどこの池がお気に入りのようです。やっと安心したのか、くつろいでいるようだったので、また動画を撮りました。
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22昭和池カルガモ
逃げたはずのカルガモたちはすぐに戻ってきました。よほどこの池がお気に入りのようです。やっと安心したのか、くつろいでいるようだったので、また動画を撮りました。
23昭和池越しに
    備中国分寺五重塔
昭和池のほとりから北北西方面に備中国分寺の五重塔が見えました。南北朝時代に焼失したと伝えられ、これは江戸中期以降に再建されたものですが、国の重要文化財に指定されています。さらに奥には、国の史跡に指定されている古代山城である鬼ノ城(きのじょう)がある鬼城山(きのじょうさん、総社市のホームページではきのじょうざん)が見えています。
23昭和池越しに
    備中国分寺五重塔
昭和池のほとりから北北西方面に備中国分寺の五重塔が見えました。南北朝時代に焼失したと伝えられ、これは江戸中期以降に再建されたものですが、国の重要文化財に指定されています。さらに奥には、国の史跡に指定されている古代山城である鬼ノ城(きのじょう)がある鬼城山(きのじょうさん、総社市のホームページではきのじょうざん)が見えています。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 防寒具 手袋(防水加工) 軍手 雨具 日よけ帽子とフード 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 サブザック ザックカバー 地形図 コンパス マップケース 筆記用具 携帯 時計(防水) タオル カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(山使用可能) eTrex30(GPSナビゲーター)

感想

◆◇整備された道と荒れた道が極端◇◆
 今回のコースのうち、狸岩山は「倉敷北部全山縦走コース」に入っており、コース上の道はよく整備されて歩きやすかったです。
 しかし、舗装道路を除き、コース外の道は荒れ放題で、ルートファインディングを頻繁に強いられます。頼みにしていた「福山・軽部山・日差山登山詳細図<2009年板>」は状況が変わっている所も多々ありました。地形図上の道が実際にはないことも何度かありました。全体的に、前回(2015年3月)に比べると荒れているようです。
 ただし、狸岩山よりも魅力的な六枚岩<写真09や動画>が出てきたり、ヤブコギの最中、突然、木々に被われたガードレール<写真13>が出てきたり、地形図上の舗装道に出てきたと思ったら、倉敷カントリークラブ内の道だったり、様々なサプライズを楽しむことができました。読図訓練コースと考えれば、味わい深いフィールドでした。

◆◇一度あることは二度ある!?魔の龍王山◇◆
 前回(2015年3月)に北西からヤブコギで龍王山に登りました。その際に、あろうことか、土に埋められた害獣用のくくり罠に引っかかってしまい、転倒するといった苦い経験をしました。
 今回はその龍王山の東を巻きました。ヤブ道ではなく、道幅の広い谷沿いの歩きやすい道でしたが、油断したのか、枯れ枝だと思っていた根っこに足が引っかかり、そのまま前に転倒してしまいました(´・ω・`) この日は膝サポーターをしていたこともあり、幸い足は何ともなかったのですが、手が傷だらけになってしまいました。
 この次に龍王山に来るときは、「二度あることは三度ある」ということを肝に銘じ、細心の注意を払って歩こうと思います(*_*;

◆◇カモが大好きな昭和池◇◆
 今回のコース上に大小10ぐらいの池が出てきました。ほとんどは静寂な池でしたが、龍王山の北にある昭和池だけはカモで賑わっていました<写真20〜22や動画>。
 カモたちは警戒心が非常に強く、人間が近づくと一斉に飛び去っていきます。ところが、同じ池(昭和池)の安全な距離を保てる場所にすぐに戻ってきます。近くにたくさんの池があるにも関わらずです。水生植物など栄養源となるものが豊富なのかもしれません。
 3,000kmから4,000kmの渡りをするオオハクチョウやコハクチョウも岡山県まで来てくれないかなあという密かな期待を抱いています。現在、これらのハクチョウは兵庫県加西市まで飛来していることが確認できています。

◆◇登山用グッズ試用、その進化にびっくり!◇◆
 今回、初めて試用したグッズが2つあります。
 一つは防寒、防風、防水仕様の手袋です。驚いたのは、防水ケースに入れたスマホの地図アプリをケースに入れたまま、しかも、手袋をしたままで操作できたということです。地図アプリを強風、雨や雪という悪条件のもとでも、普通に使用できることが確認できました。冬期の山行に心強い味方となりそうです。
 もう一つは膝サポーター(登山用)です。以前に長時間の山行や高度差がある下りを歩いていた時に、膝関節に激痛を感じたことが何度かありました。たまたま見た山岳雑誌でメディカルサポーターの特集が組まれていたので、初めて膝サポーターを購入し、今回の山行で試してみました。最初は圧迫感を避けるために緩めに巻いたので、途中でずれてしまいました。締め直して適度な調整を行うと、膝の負担が軽減されたように感じました。
 登山を長年続けていきたいと考えている自分にとっては、これらのグッズは精神的にも大きなサポートとなります!(^^)!

 今年の山はじめは、我々らしくヤブコギもあり、プチ冒険?を楽しめました(^^♪この一年、今までと同じペースで山行していきたいと思います。



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