荒川遡行の旅 (2) 下町の大河 西葛西〜清砂大橋〜堀切橋

2019年01月08日(火) [日帰り]

• GPS: 03:20
• 距離: 14.7km
• 登り: 16m
• 下り: 14m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:37
• 休憩: 0:43
• 合計: 3:20

13:31 西葛西駅北口
13:35 13:39 インド食材店「スワガット・インディアン・バザール」
13:43 13:43 西葛西駅南口
13:56 13:56 清砂大橋東詰
14:08 14:08 清砂大橋西詰
14:11 14:12 清砂大橋南西堤防 (前回とつながる)
14:18 14:19 砂町水辺公園・荒川源流の石
14:20 14:28 葛西橋南西の菜の花畑
14:36 14:36 荒川右岸2km
14:43 14:50 荒川ロックゲート (閘門)
14:57 14:57 都営新宿線鉄橋
15:05 15:05 荒川右岸4km
15:11 15:11 首都高7号線荒川大橋
15:24 15:26 総武線鉄橋
15:29 15:29 荒川右岸6km
15:50 15:50 荒川右岸8km
15:55 15:58 京成押上線鉄橋
16:10 16:16 鐘ヶ淵駅北東のスカイツリー展望点
16:19 16:20 荒川右岸10km
16:27 16:30 堀切駅
16:33 16:39 堀切橋西詰の北
16:50 16:51 牛田駅
16:51 関屋駅

歩行中の平均速度は約5.6km/h。
やはり、歩きやすい舗装路で気温も低ければ速く歩けるというものです。

天候

晴れのち快晴

アクセス

利用交通機関：

電車

START……地下鉄東西線・西葛西駅から。
GOAL……京成本線・関屋駅、または東武伊勢崎線・牛田駅まで。両者は道路を挟んで同じ場所にあります。
途中、都営新宿線・東大島駅、総武線・平井駅、京成押上線・八広駅、東武伊勢崎線・鐘ヶ淵駅と堀切駅を利用できます。

コース状況／危険箇所等

危険なところはありません。道路横断時と、荒川に沿って行き交う自転車に注意。
荒川沿いは公園・緑地として整備され、トイレが至る所にあります。

写真

1/8 13:27

01. 地下鉄東西線に乗って、荒川左岸の西葛西に着きました。前回は南砂町ゴールでしたが、今回西葛西スタートとするのは、清砂大橋を渡りたくなったのと、インド人密度が高いこの街を初めて訪れるついでにインド食材店を覗いてみたくなったためです。
大手町で乗り換える際に目の前で逃げられたところ、次の列車は快速で、西葛西は通過のため、10分待たされたのは痛かった……。
（この電車は反対方向の三鷹行きです）

8/14 15:37

(おまけ)　東西線は余りにも混雑がひどいことで有名なため、対策として、画像01のワイドドア車・15000系が数年前に大量増備されたのですが、そこで弾き出されてしまった05系初期車はインドネシアで活躍中です。
(2015年8月、スルポン線・マジャ駅にて撮影)

1/8 13:38

03. 駅から3〜4分で目指すインド食材店に着き、ドアを開けた瞬間、ムフフ〜ン♪インドな香りが店内に炸裂☆

1/8 19:02

04. 今回の戦利品。まだ味見はしていませんが、10包入り500円のマサーラチャイ (香辛料入りミルクティ) は包装が良く、どうやら高級品のようで間違いなく美味いはず。ベビースターラーメンのインド版と言わんばかりのジャンキーな雰囲気に惹かれて w ゲットした菓子は170gで170円。

1/8 13:43

05. 西葛西駅に戻って来ました。では出発！
そのうちここから葛西臨海公園に赤線延ばしするつもりで、そのついでにインド料理食べます (^^

1/8 14:05

06. 清砂大橋を渡ります。ちょうど青空に恵まれて素晴らしい眺めです☆　(来し方を振り返る)

1/8 14:04

07. すぐそばに見えて遥か彼方な河口方面を望む。清砂大橋そのものも、渡るのにかなり時間がかかります。この壮大さを以て、西葛西のインド人の皆様は荒川を「日本のガンジス川」と呼んでいるとか。なるほど、奥秩父はヒマラヤか……(笑)。

1/8 14:11

08. 写真を撮りながらではありますが、10分以上かかってようやく清砂大橋を渡り終え、前回歩いた湾岸・若洲からの赤線とつながりました。0kmポストは既に訪れていますので、いざ上流へ前進！

1/8 14:16

09. 砂町水辺公園を行く。
しばらく雨のないカラッカラ天気のため、ついに埃が舞い上がって地表付近の空が茶色く見えるのはトホホですが、仕方ないです。この眺めなら御の字。

1/8 14:18

10. 荒川源流の石。
突然現れて「これから源流に行くぜ……」とテンションが上がりました。この公園を整備した際、江東区が大滝村 (→秩父市) から寄贈を受けたとのことです。

1/8 14:22

11. 道中どこかしらに菜の花でも咲き始めているだろう、と期待していたところ、葛西橋の手前で見事に咲いていました♪

1/8 14:25

12. 眩しいですね♪

1/8 14:25

13. まさに春の色☆

1/8 14:27

14. マクロレンズを持参しておいて良かった♪

1/8 14:45

15. 旧中川につながる荒川ロックゲート (船の閘門) は展望台を兼ねており、大喜びで一登りしました。

1/8 14:43

16. 河口方向を望む。このスケール感、多摩川遡行では体験できない圧倒的なものがあります。

1/8 14:46

17. 上流方向を望む。都営新宿線の電車が通過中です。高尾山と線路がつながっているとは思えません (笑)。

1/8 14:54

18. 東大島駅周辺は、都心に出るのが至便なニュータウンになっています。

1/8 15:03

19. 大島小松川公園。一面ソメイヨシノが埋め尽くしており（小松川千本桜）、春はさぞかし大賑わいなことでしょう。

1/8 15:10

20. たまに橋が現れるのを眺めながら、淡々と遡行を続けます。これは首都高7号線の荒川大橋。

1/8 15:19

21. 総武線の平井駅が近づき、下町な風景の奥にスカイツリーが迫って来ました。

1/8 15:25

22. 総武線の鉄橋を渡ってきた緩行線の電車。

1/8 15:28

23. 総武線鉄橋をくぐり、沈む夕陽を横目に先を急ぎます。

1/8 15:31

24. をを、これがラジオの交通情報でしばしば出て来る「かつしかハープ橋」！

1/8 15:53

25. 京成押上線は、相互乗り入れの関係で百花繚乱な車両が行き交いますが、個人的な大当たり・京成3400系キターッ！　(初代空港特急AE系の下回りとクーラーを使って通勤電車化。成田空港初期の辛酸の歴史を今に伝える生き証人です)

1/8 16:10

26. さらにスタコラ進むと、東武鐘ヶ淵駅への道標が現れ、自転車道から堤防の道に上がると、ちょうど東武と荒川が並行する場所に出て来ました。

1/8 16:12

27. というわけで、暮れゆくスカイツリーをバックに行き交う東武電車を……と思ったら、やって来たのは東急5000系でした (苦笑)。消えゆく昭和の名車・8500系だったら最高の感動でしたが……。

1/8 16:15

28. 東武10030系は安定の素晴らしさ♪　金八先生的な風景にもベストマッチです。

1/8 16:14

29. 露出を切り詰めて、スカイツリー麗しの夕景！

1/8 16:23

30. 先ほどの東急5000系に続いてやって来た半蔵門線からの急行は……メトロ8000系。当たりが出ないなぁ〜。東武の特急が来なかったのが痛い (待っていてもどんどん暗くなるだけですので諦めました)。

1/8 16:28

31. 暮れ〜なずむ街のぉ〜光と影の中〜♪　
東武の首都圏ゾーン随一の鄙びた雰囲気を誇る堀切駅に着きました。金八先生のロケで使われた中学校の建物がすぐ後ろに見えます。

1/8 16:30

32. 荒川の堤防が出入口な堀切駅東口。
今日はここで終わりにして、そのまま目の前のホームから乗れば、田園都市線経由でラクに帰宅出来るのですが、目の前右側には堀切橋が見えていますので、もう少々歩きます。
しかしここから先、堤防の道には歩道が全くなく、堀切橋にダイレクトに出ることは出来ません (滝汗)。

1/8 16:36

33. というわけで、堀切橋をくぐって京成線の北側に出て来ました。ちょうど、3400系の上野行き特急キターッ♪
堀切橋から先、はるか房総の先端・野島崎までMy赤線が延びていますが、立体交差してしまったため、まだ赤線はつながっていません。もう少々歩きます。

1/8 16:39

34. 次回はここから、さて何処まで遡行しようか？
ゴーンさんの屋敷を右に眺めつつ、堤防の階段を下ります。

1/8 16:39

35. 黄昏れてゆく金八先生的風景。(露出を切り詰め撮影)

1/8 16:48

36. 平成満30周年の日に眺める、昭和遺産的な街並み。

1/8 16:51

37. 京成関屋駅＝東武牛田駅にゴールイン！　北千住〜野島崎のMy赤線ともここでつながりました♪

1/8 16:54

38. 千住周辺は都心から近く交通至便な割には地価が安いため、最近は再開発ラッシュでどんどん風景が変わりつつありますが、こんな昭和の駅前風景もいつまでも残って欲しいものです。

39. 本日のにゃんこ。短時間のうちに5にゃんを見かけるという超ディープ猫下町での出会いでした……(他の4にゃんには逃げられました ^^;)。

40. うちのにゃんこ雪丸君。
ノリノリで遊んでいるときなど、しっぽの先端が上を向くのが面白いです w

撮影機器：

EOS 7D Mark II CANON

EOS 5D Mark IV ボディ CANON

感想

ゆきまる@bobandou

My新年初レコが、山度ゼロな世界で大変恐れ入ります。
この年末年始、たまった仕事に追われてデスクワーク漬けとなっていたのですが、それはやはり健康には極めてよろしくないようで、腹の周りは不愉快、肩は凝り始める、足先が冷えるといった弊害が生じてきました。どこかで多少でも時間を確保して赤線延ばししなきと、ますます血の巡りが悪くなって、仕事の効率にも差しさわりかねません。何とか歩きたいが故のこじつけ・ 言い訳かも知れませんが……。

そこで、仕事が午前中に終わり、天気もやけに空が白っぽくなってしまったものの、まぁ悪くない……というタイミングが到来しましたので、荒川遡行の旅のうち、江東区・墨田区の右岸をスーツ姿で歩いて来ました。

また、前回のゴールである南砂町駅界隈が、再開発で全く面白みのない街になってしまっている中、前回最後に眺めて偉容に見とれてしまった清砂大橋を渡るのも、荒川遡行の旅の序幕として相応しいと思ったことから、スタート地点は左岸の西葛西駅としました。そして西葛西といえば、インド人が多く住むところとして最近有名ですので、インド食材店を訪ねてマサーラチャイの粉末とスパイシーなスナック菓子を買うという特別メニューも盛り込みました。あ、そういえば、今後葛西臨海公園に赤線を延ばす予備作業でもあります。

というわけで、実際に歩いた模様は、画像とコメントの通りですが、短時間ながらも歩いたことで、確実に赤線が伸びただけでなく、運動不足の緩和・新陳代謝の活発化で、歩行中はやたらとトイレに行きたくなり、何となくむくんでいた体が軽くなったほか、腹周りも帰宅後にスッキリしてやれやれです。

さて次は、堀切駅前からスタートすれば良いとして、どこまで歩くか……。
東武堀切駅前 (堀切橋)〜都営三田線の西高島平駅 (笹目橋)
西高島平駅〜JR川越線の南古谷駅
南古谷駅〜JR高崎線の行田駅
行田駅〜熊谷河原で花見〜寄居駅
といったプランで進めるのであれば上出来ですが、都内では赤羽岩淵または浮間舟渡、埼玉南部では秋ヶ瀬公園で区切るオプションも考えています。出たとこ勝負ですが……。

以上、海抜がメチャ低い低地レコではありますが、ご覧頂きありがとうございました。
カテゴリは、トレーニングと致します。

コメント

jikyoon

京成線も東武線も・・・
bobandouさん　こんばんは　

京成関屋駅＝東武牛田駅、先日久々に行くことがあって、
駅舎がきれいになっていてびっくり
もっともほとんど利用してないので、記憶は昭和なんですが
はるか昔の駅は、ぼろぼろの駅だった気がします。

馴染みのある風景は、見ていてとても和みます。
これから足立区の中洲に突入かしら？
ここも、小さな頃によく行き来した地域です。
荒川の向こうに、荒川遊園の観覧車が見えるかな？
（荒川遊園は、ただいまリニューアル工事中です）

次のレコを楽しみにしています。
遅れましたが、今年もよろしくお願いします。

ゆきまる@bobandou

＞jikyoonさま
こんばんは、コメントどうもありがとうございます！
こちらこそ、本年も宜しくお願い申し上げます m( )m
北関東・東武沿線系のレコを楽しみにしております……ということで、やはりもともとこの近辺、東武や京成に近いあたりに土地勘をお持ちでいらっしゃるのですね！

京成の関屋駅と東武の堀切駅は、撮り鉄 しやすい駅として私も度々訪れたことがあり、だからこそ今回もヤマレコに登場させたようなものですが (牛田駅はイマイチ撮りやすくない。笑)、確かに、今から10年以上前の関屋駅と牛田駅は本当に煤けた感じの昭和遺物という感じの駅でしたね〜。しかも「乗り換えついでにちょいと一杯」という客を狙った飲み屋も今よりは全然多く、全体としてボロいけれども肩肘一切張らない空間がそこにあった……と記憶しています 。
でも、最近東武はスカイツリーで、京成は空港輸送で結構儲かっていますので、各駅停車しか停まらない下町のボロい駅にも金をかける余裕が出来たのでしょう。また何と言ってもタワマンが増え始めて、沿線価値をもっと上げようとすれば、駅をイメチェンするのが手っ取り早いということになったのでしょうね……。

さて次回は、荒川と隅田川に挟まれた中州を進みますので、右も左も川がある風景を見下ろしながら進むとどんな景色だろうか……と、今からワクワクしています (私自身は荒川の中州には全く土地勘ゼロですので w )。とくに中州が細長い江北橋緑地とか、非常に川幅が広くなって遊水池のようになった岩淵水門のあたりとか・・・。荒川遊園は、手前に小台２丁目界隈の街並みや荒川商業高がジャマしなければ、観覧車も見えるかと予想しています。