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Yamareco

記録ID: 1702378
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

六甲山系[芦屋→ロックガーデン→風吹岩→最高峰→有馬]

2018年12月24日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:55
距離
14.5km
登り
1,101m
下り
743m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:06
休憩
0:49
合計
4:55
10:19
9
10:28
10:33
8
10:59
11:04
8
11:28
11:30
4
11:34
11:39
12
11:51
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32
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12:24
13
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4
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34
13:16
13:26
5
13:31
13:40
5
13:45
13:46
62
14:48
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5
14:53
14:54
5
14:59
15:02
1
15:08
15:14
0
15:14
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
コース状況/
危険箇所等
魚屋道およびその周辺において近年降雨による土砂崩れが頻発していますが、良く整備されているため全体的には快適に歩く事が出来ます。
JR芦屋駅を降りて西側の川へ向かい、川の西側の道を北上して山へ向かいます。料金や時間の都合上この駅からスタートしていますが、阪急の芦屋川駅で降りた方が圧倒的に近いです。
JR芦屋駅を降りて西側の川へ向かい、川の西側の道を北上して山へ向かいます。料金や時間の都合上この駅からスタートしていますが、阪急の芦屋川駅で降りた方が圧倒的に近いです。
住宅街を抜け、舗装道の斜面を登り続けると茶屋が見えてきます。正面に見える建物の中を通り抜けて進みます。
住宅街を抜け、舗装道の斜面を登り続けると茶屋が見えてきます。正面に見える建物の中を通り抜けて進みます。
茶屋→高座の滝の道中には、まだ綺麗な紅葉が残っていました。
茶屋→高座の滝の道中には、まだ綺麗な紅葉が残っていました。
高座の滝です。ここから写真左手の小橋を渡り、本格的に入山していきます。
高座の滝です。ここから写真左手の小橋を渡り、本格的に入山していきます。
すぐに、ロックガーデンの入口が見えます。写真の通り、岩場に作られた階段を登っていきます。この入り口の左手側に谷へと降りていく道がありますが、そちらは『地獄谷』ルートの入口になっています。(十数か所の滝を高巻きつつ谷を遡行する中級者向けコースらしいです)
すぐに、ロックガーデンの入口が見えます。写真の通り、岩場に作られた階段を登っていきます。この入り口の左手側に谷へと降りていく道がありますが、そちらは『地獄谷』ルートの入口になっています。(十数か所の滝を高巻きつつ谷を遡行する中級者向けコースらしいです)
ロックガーデンは多くの登山客が利用する王道コースの1つですが、序盤は急な岩場登りや高度を感じられる場所があったりします。一気に高度を稼いでいくので、今回のように有馬まで行く場合はペース配分に注意する必要があります。急ぐと後半がかなり辛いです。
ロックガーデンは多くの登山客が利用する王道コースの1つですが、序盤は急な岩場登りや高度を感じられる場所があったりします。一気に高度を稼いでいくので、今回のように有馬まで行く場合はペース配分に注意する必要があります。急ぐと後半がかなり辛いです。
降雨による水の流れで長年かけて土地が抉られた、自然の造形を楽しめる場所もあります。
降雨による水の流れで長年かけて土地が抉られた、自然の造形を楽しめる場所もあります。
2つの鉄塔を潜り抜け、高度を稼いでいくと、なだらかな尾根筋になった頃に景色の良い広場に出ます。(茶屋跡地)ここからは大阪平野を一望する事ができます。写真左手に見える2つの鉄塔は当ルートで通って来た鉄塔です。2つの鉄塔の間に別の稜線のピークが見えますが、これは城山です。入山前に通行した住宅地に城山へ向かう分岐があります。写真右下には露岩地帯が見えますが、これは1つ南側にある尾根筋を通る『中央尾根』ルートです。1つ目の鉄塔から分岐する道よりアクセスできます。
2つの鉄塔を潜り抜け、高度を稼いでいくと、なだらかな尾根筋になった頃に景色の良い広場に出ます。(茶屋跡地)ここからは大阪平野を一望する事ができます。写真左手に見える2つの鉄塔は当ルートで通って来た鉄塔です。2つの鉄塔の間に別の稜線のピークが見えますが、これは城山です。入山前に通行した住宅地に城山へ向かう分岐があります。写真右下には露岩地帯が見えますが、これは1つ南側にある尾根筋を通る『中央尾根』ルートです。1つ目の鉄塔から分岐する道よりアクセスできます。
先の広場を出ると、すぐに風吹岩(447m)に到着します。行楽シーズンには此処は登山客の昼食場所として賑わい、餌を求めてイノシシもやってくる場所です。今回は時期もあって人は少なく、閑散としていました。
先の広場を出ると、すぐに風吹岩(447m)に到着します。行楽シーズンには此処は登山客の昼食場所として賑わい、餌を求めてイノシシもやってくる場所です。今回は時期もあって人は少なく、閑散としていました。
風吹岩における手元の温度計は約10℃(誤差が約-2℃のため)でした。じっとしていると寒いですが、歩き回る分には割と快適です。
風吹岩における手元の温度計は約10℃(誤差が約-2℃のため)でした。じっとしていると寒いですが、歩き回る分には割と快適です。
風吹岩から北に伸びる道へと進みます。とても広く、歩きやすい道です。最初は下りになり、標高が下がっていきます。此処からは進む道がハッキリしており、特筆すべき特徴も無いのでしばらく割愛します。
風吹岩から北に伸びる道へと進みます。とても広く、歩きやすい道です。最初は下りになり、標高が下がっていきます。此処からは進む道がハッキリしており、特筆すべき特徴も無いのでしばらく割愛します。
アップダウンが終わり、再び登りのみへと変化する頃(約430m)に、ゴルフ場のイノシシ除けのゲートがあります。ゴルフ場の南側と北側に、それぞれ2か所ずつゲートがあります。今は勝手に閉まるように改良されていますが、開けたら必ず締めるようにします。
アップダウンが終わり、再び登りのみへと変化する頃(約430m)に、ゴルフ場のイノシシ除けのゲートがあります。ゴルフ場の南側と北側に、それぞれ2か所ずつゲートがあります。今は勝手に閉まるように改良されていますが、開けたら必ず締めるようにします。
ゴルフ場ゲートを全て抜けるとすぐ、数年前に大雨による土砂崩れがあった現場を通ります。今はすっかり目立たなくなりましたが、道がじゃっかん左にうねっていて、コブのように膨らんでいるので一応見分けは付きます。(当時に写真を撮っていなかったため、記録は残っていませんでした。)
ゴルフ場ゲートを全て抜けるとすぐ、数年前に大雨による土砂崩れがあった現場を通ります。今はすっかり目立たなくなりましたが、道がじゃっかん左にうねっていて、コブのように膨らんでいるので一応見分けは付きます。(当時に写真を撮っていなかったため、記録は残っていませんでした。)
階段道を登り詰め、杉林の中を抜けてくると、雨ヶ峠(621m)に到着します。今回は写真奥に見える道へ進みます。左手側にも分岐があり、そちらは開放的な草原地帯を歩き、東おたふく山へと至るルートになります。最高峰へはそちらからもアクセスする事が出来ます。
階段道を登り詰め、杉林の中を抜けてくると、雨ヶ峠(621m)に到着します。今回は写真奥に見える道へ進みます。左手側にも分岐があり、そちらは開放的な草原地帯を歩き、東おたふく山へと至るルートになります。最高峰へはそちらからもアクセスする事が出来ます。
雨ヶ峠における手元の気温です。約8℃でした。この辺りから六甲山の北側の気候へと変化するため、じっとしているととても寒いです。
雨ヶ峠における手元の気温です。約8℃でした。この辺りから六甲山の北側の気候へと変化するため、じっとしているととても寒いです。
雨ヶ峠以北は延々と下りになります。この下りのエリアは冬季は冷え込みが厳しく、凍結してスリップの危険がある場合があります。途中、住吉道の分岐付近において視界が開けている場所があります。此処からは後で傍を通る砂防ダムが見えます。
雨ヶ峠以北は延々と下りになります。この下りのエリアは冬季は冷え込みが厳しく、凍結してスリップの危険がある場合があります。途中、住吉道の分岐付近において視界が開けている場所があります。此処からは後で傍を通る砂防ダムが見えます。
下り道を降り切ると広い谷歩きになります。この一帯は六甲山南側の気候になっており、先ほどまで寒かったのが嘘のように暖かさを感じるようになります。
下り道を降り切ると広い谷歩きになります。この一帯は六甲山南側の気候になっており、先ほどまで寒かったのが嘘のように暖かさを感じるようになります。
ここでも気温を記録しました。約11℃でした。風吹岩よりやや暖かいです。
ここでも気温を記録しました。約11℃でした。風吹岩よりやや暖かいです。
ダムを通り過ぎると、沢を渡って最高峰への最後の登りに入ります。ここは数年前の大雨によって一度流され、しばらくの間ダム工事の関係で橋が組まれていました。大雨以前とはかなり景色が変わっており、当時は写真左端にある空間が正規のルート入り口でした。
ダムを通り過ぎると、沢を渡って最高峰への最後の登りに入ります。ここは数年前の大雨によって一度流され、しばらくの間ダム工事の関係で橋が組まれていました。大雨以前とはかなり景色が変わっており、当時は写真左端にある空間が正規のルート入り口でした。
先の写真からすぐ先に、おそらく西日本豪雨の影響で崩落したであろう現場がありました。以前の此処は写真右側に背の高い雑草が生い茂り、鬱蒼とした狭い道でした。土砂で流されたため、却って広々としていました。
先の写真からすぐ先に、おそらく西日本豪雨の影響で崩落したであろう現場がありました。以前の此処は写真右側に背の高い雑草が生い茂り、鬱蒼とした狭い道でした。土砂で流されたため、却って広々としていました。
広い登坂を延々と登り詰めると、一軒茶屋に至ります。最高峰付近は年末頃からチラチラと雪が積もったりする事が多いですが、今年は暖冬傾向なのと、南部までなかなか雪雲が流れ込まない風向き傾向?なのとでまだ先になりそうです。
広い登坂を延々と登り詰めると、一軒茶屋に至ります。最高峰付近は年末頃からチラチラと雪が積もったりする事が多いですが、今年は暖冬傾向なのと、南部までなかなか雪雲が流れ込まない風向き傾向?なのとでまだ先になりそうです。
この付近での気温です。約3℃でした。この日のこの時間帯の予想気温が約2℃だったので、概ね予想通りと思います。汗が冷えない内に着替えたのですが、やはりとても寒かったです。
この付近での気温です。約3℃でした。この日のこの時間帯の予想気温が約2℃だったので、概ね予想通りと思います。汗が冷えない内に着替えたのですが、やはりとても寒かったです。
最高峰です。今日は天気が良く視程も広かったため、良い景色を臨む事ができました。この最高峰は、以前は周囲を雑草や樹木が覆っていて眺望がなかったのですが、今では伐採されてスッキリと見渡せるようになっています。
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最高峰です。今日は天気が良く視程も広かったため、良い景色を臨む事ができました。この最高峰は、以前は周囲を雑草や樹木が覆っていて眺望がなかったのですが、今では伐採されてスッキリと見渡せるようになっています。
一軒茶屋から道路を挟んだ向かいの広場にある魚屋道の入口です。以前来た時は左側に大きな地図の案内板があったのですが、取り払われて簡易的な案内板に変わっていました。
一軒茶屋から道路を挟んだ向かいの広場にある魚屋道の入口です。以前来た時は左側に大きな地図の案内板があったのですが、取り払われて簡易的な案内板に変わっていました。
道が沢になっており、冬季は凍結して危険になっていたエリアです。此処もおそらく西日本豪雨による増水の影響か、地形が変わっていました。
道が沢になっており、冬季は凍結して危険になっていたエリアです。此処もおそらく西日本豪雨による増水の影響か、地形が変わっていました。
魚屋道は基本的に幅広で緩やかな登山道なのですが、現在は一部う回路が設けられています。このすぐ先で数年前に大雨によって大規模な崩落が起き、道が寸断されてしまったためです。
魚屋道は基本的に幅広で緩やかな登山道なのですが、現在は一部う回路が設けられています。このすぐ先で数年前に大雨によって大規模な崩落が起き、道が寸断されてしまったためです。
う回路が設けられる原因になった崩落場所のちょうど下あたりです。此処は本来、写真奥にかけて幅広の道がなだらかなヘアピンカーブになっていたのですが、崩落ですっかり埋まってしまいました。当時崩落してすぐにたまたま訪れたのですが、補修も何もされていない急斜面状態だったので、近くの木の根に掴まりながら慎重に滑り降りるように先の登山道に復帰した記憶があります。
う回路が設けられる原因になった崩落場所のちょうど下あたりです。此処は本来、写真奥にかけて幅広の道がなだらかなヘアピンカーブになっていたのですが、崩落ですっかり埋まってしまいました。当時崩落してすぐにたまたま訪れたのですが、補修も何もされていない急斜面状態だったので、近くの木の根に掴まりながら慎重に滑り降りるように先の登山道に復帰した記憶があります。
崩落場所の上部です。写真上方に柵が見えますが、道の内側に設けられている柵です。下からでも全体がハッキリみえるほどに、完全に道がなくなっている事が分かります。此処は実は3回ほど崩落が起きており、1回目の時点ではまだ辛うじて道が残っていて通行することが出来ました。2回目の時点で寸断されたため、う回路が設置されました。写真右下に新しい柵が転がっていますが、これは1回目の崩落の際に道の外側に設置された柵です。今では無残にも落ちてしまっています。
崩落場所の上部です。写真上方に柵が見えますが、道の内側に設けられている柵です。下からでも全体がハッキリみえるほどに、完全に道がなくなっている事が分かります。此処は実は3回ほど崩落が起きており、1回目の時点ではまだ辛うじて道が残っていて通行することが出来ました。2回目の時点で寸断されたため、う回路が設置されました。写真右下に新しい柵が転がっていますが、これは1回目の崩落の際に道の外側に設置された柵です。今では無残にも落ちてしまっています。
先の場所を抜けると、その先は特筆すべき点はありません。安全な道をのんびりと下り続けると、有馬温泉街に辿り着きました。(写真は魚屋道の北端) 山行は此処で終了です。
先の場所を抜けると、その先は特筆すべき点はありません。安全な道をのんびりと下り続けると、有馬温泉街に辿り着きました。(写真は魚屋道の北端) 山行は此処で終了です。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 ザック 行動食 飲料 地図(地形図) 計画書 予備電池 GPS 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

1年半以上ぶりに六甲山系の王道ルートを通りました。変わり映えのない場所がほどんどですが、やはり大雨によって随所に崩落が発生していました。六甲山系は大まかに南側と北側の2つの気候があり、このルートではそれが場所によって何度か入れ替わっていく特徴があります。そのため、冬季は特に体感温度の差が顕著になります。登り始めは暖かくても山頂付近は厳しい冷え込みになっている場合がありますので、低山だからと油断せず事前に現地の予想気温などを調べて服装管理を行うことを推奨します。

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