檜新宮参道・しかり場
- GPS
- 05:59
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,046m
- 下り
- 1,042m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
そろそろ谷峠あたりにも飽きてきたところなので、まだ薮地獄かも知れませんがしかり場分岐を狙って行ってきました。檜新宮参道か導水管ルートかは行って現地を見て考えることにします。
前日は激薮でも激パウでもなく激ネム・・・4時にアラームで目覚めますが、まだ眠いのでもうポンポン山で冬キノコでもしようかと葛藤しながら何とか起床(笑)
この時期はスキー場も営業しているので、スキージャム勝山と一里野温泉スキー場に向かう車がかなり多いです。国道157を石川県に向かって谷トンネルを目指す車はレアです。途中の取立山の駐車地はすでに満杯。この天気ですから行くしかないでしょう。ポンポン山にしなくてよかったと思いました。
しかしそこから現地まではさらに1時間ほど車を走らせないといけません。おいの水谷、谷トンネル、旧国道取付、太田谷、有形山・・・と途中の誘惑を振り切って(笑)、何とか県道岩間線のゲート前まで来ました。そういや一里野温泉スキー場のゲレンデが道路をまたがって温泉天龍まで拡張されています。ここに来るには一度温泉天龍に向かって、そこから右に入って行くことになります。
さて駐車地には他に誰もいません。ノートレースか〜と思ったらよく踏まれたワカンの跡が。う、意外と檜新宮参道か導水管に行く通な人がいるのか?と、さすが北陸〜と感心しながらトレースを外してシール歩行します。雪が固くて沈まないので。
いつもはもう片斜面地獄になっている道も、このサスペンス小説ならぬ少雪で何の問題もありません。といって油断して落ちたらかなりやばいので気は抜かないように。
ところがそのトレースは県道の途中であっさり終わってました。そういや以前ここで小学生がワカン歩行遠足?をしていたところに遭遇して、引率の先生が「あれが(変態)山スキーだよ」と教えていた記憶が蘇ります。そうでした。以前は私も結構変態山行を繰り返していましたが、最近はすっかり一般的になり、ちょっとキノコ好きで毎日九頭竜まいたけ食ってジンジャーエールばっかり飲んでる元変態山スキーヤーといったところでしょうか。やっぱり変ですね(汗)
さて変態の趣向の変遷はどうでもよくて、そうそうトレースがなくなってそこから激ラッセル・・・全然沈まないのでそのまま順調に進みます。やっぱりさすが北陸でも変態という形容詞がつく面々はもうすでに割れてますからね。猛烈にハードな山行を繰り返す超人軍団か、山行のスタートとレコのアップが異常に遅いけど文章がやたら長い人か、えっと・・・お尻の穴が炎上しないように本題に戻りましょう。
で結局、導水管ルートは薮が濃いのでパスして檜新宮サンドラいや参道の登山口に到着しました。雪はやはり少なく、登山口の階段がそのままで急峻です。無理やりそれをシールで直登し、固い斜面を九十九折登山道に沿って登ります。ほどなくして鉄塔に到着。しばらく植林地を歩きそこからはブナ林を歩きます。
標高900m弱くらいからは固い雪もパウダーに変わります。登山道の刈り払いはすばらしくワイドな?斜面で帰りが楽しみです。薮好きなら。
九十九折が終わればブナ林と植林地が交互にやってきます。やはりまだ薮は多めですが、密林ではないのでまあ許容範囲の薮でしょうか。もちろん一般的ではなく「多少の薮はOK!」という人に限定されるとは思いますが・・・。
最近谷峠あたりで甘んじていたのでこのルートですら長く感じます。慣れって怖い・・・ここから日帰りで百四丈滝に行ってた頃が懐かしいですが、なるべく薮を避けて迷路のように歩き登ります。
檜新宮の前には尾根沿いを歩きますがその手前の急斜面を九十九折で登ってクリアすればもう少しです。でも地味に長く、尾根沿いもところどころ薮が濃くて苦労します。ああ長かった。ここのCTは3時間半と某lさん(小文字のLね)が「盛りすぎじゃ?」と疑問を呈されていたコース、それ以上にかかって檜新宮に到着です。
以前はここで土下座するのがマイブーム(死語)でしたが、いまはしっくり来ないニューピンクヘルメットで自滅、いや自撮りです。
ここで終わろうかと思いましたが、そういやこの先に行くと北部白山ビューを拝めてかつ百四丈滝の水流だけ望めるスポットがあるのでそこまでもう一息行くことにしました。ハライ谷の素晴らしいパウダー斜面はまだ薮斜面でしたが、そのピークでの眺めはやはり素晴らしく、北部白山はもとより笈ヶ岳、大笠山の勇姿を目の当たりにすることができます。
今日は快晴で無風なのでカップ麺食べながら無風でムフフ・・・と行きたかったのですが食事はアンパンのみ。シールを剥がしてパウダー斜面を滑って下山します。
雪はそれほど降ってませんが気温は低く維持されているので、雪質は最高です。年末の無駄に深い新雪と違って適度な深さと軽い雪で素晴らしい滑走〜薮が濃くなるまでは。北斜面の檜新宮参道とは言えやはり薮は多め、攻めることもできずにただ安全に、稀に豪快に滑って行きます。
とはいえ最近滑走距離が短いので少し滑ると足がパンパンになります。なのでちょっと滑っては休憩を繰り返します。どんどん標高を下げていつの間にか九十九折登山道に。ここは忠実に登山道を滑るのがいいのですが、ついついあえて藪の中を突いてショートカットします。薮スキーは正確なショートタートとスピードコントロールのいい練習になります。
登山口に戻れば登山ポストのある階段を直滑降で滑り、あとは林道を漕いで下山としました。この程度の距離で足パンパン気味ですが、徐々に慣らして行きましょう。薮スキーの練習もスキルアップにはいい環境だと思うようにして。
コメント
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気合いが足りません
・・・冗談は置いといて、遅ればせながら本年も宜しくお願いいたします。
momochanさんには、何だか会ってない気がしません。年末からの怒濤の北陸「奇行」を拝見するにつけ、もう白峰か勝山に引っ越せば良いのではないかと思いますけど。白峰の市営住宅空いてますし、信号のとこの土地も絶賛分譲中ですよ。
私が百四丈に行った時、周囲の山好きさんを誘ったんですが、全て断られました しかり場分岐まででも3時間半・・・とても行けん! と、判を押したような断り文句で。そこであの発言となったワケなのです。もしかすると「あんたとは一緒に行きたくないよ〜」に小麦粉をまぶして卵を絡め、パン粉を付けて油で揚げたら「3時間半・・・」になるのかもしれませんが、気付かないフリをしておくが吉です。
夏だと辛いばかりのハライ谷登山口〜しかり場分岐ですが、雪だと別世界、本当に美しいですね。私もスキーやっとけば良かったなあ・・・あー思い出しました、スキーはやってたんですが、上達しなかったんでした。永遠にスキー5回目状態
今シーズンもどうぞ安全に〜
こちらこそ〜本年もよろしくお願いします!
・・・ほんと、可能なら引っ越したいくらいですよ
年末年始のお休みに入ってからもう4000km以上車走らせて通い続けました(笑)
白峰の信号の分譲地はちょっと狙っていたのですが、結局お買い物するために下界に行くことになりそうなので、となると勝山市くらいでしょうか。あそこなら九頭竜まいたけ普通に売ってますし
メガ盛りCTの件はそういう背景があったのですね。ま、百四丈滝に日帰りという時点で一線を超えていると思いますし、誘って断られるのが当たり前なのかも知れませんね。
檜新宮参道は、笈ヶ岳を眺めながら歩き、しかり場分岐に来れば北部白山が圧巻です。護摩堂山や谷峠とは訳が違いました。
スキーはゲレンデに100回通えば山スキーを楽しく安全にできるのでは?と思っています。毎年10回で10年、いかがですか?
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