早戸大滝雪道ハイキング、大滝新道ちょっぴりかじってみました(^^;

2012年02月20日(月) [日帰り]

• GPS: 05:48
• 距離: 11.7km
• 登り: 1,017m
• 下り: 1,022m

コースタイム

07:04早戸川林道三日月橋
07:53魚止橋
08:10伝道
08:24造林小屋
09:34早戸大滝
09:35大滝新道取り付き
09:49大滝新道入り口
　　　(大滝の落ち口です)
10:19大滝新道稜線手前
　　　　ここでUターン
10:40早戸大滝
11:32カニの横ばい
11:49造林小屋
12:12魚止橋
12:21丹沢観光センター
12:48三日月橋

天候

快晴　

アクセス

利用交通機関：

自家用車

県道64号線→宮が瀬ダムやまびこ大橋→虹の大橋→早戸川林道
→三日月橋

コース状況／危険箇所等

★ 三日月橋〜魚止め橋
三日月橋手前100メートルくらいから雪道。
路面カチカチに固まっております。
三日月橋から先は4駆の車高の高い車でないとシンドイ。
スタッドレスの普通車の私は、三日月橋手前の路肩に駐車。
チェーン巻けばいけると思いますが、底を擦りそうなので無理せず、ここから歩きました。
丹沢観光センターの少し先のユーターン場所までは車の轍がありました。
そこから魚止め橋まで車の轍なし。無雪期なら魚止め橋までいけそうです。

★ 魚止め橋〜伝道は未舗装路で崩落箇所もあり、車は入れません。
魚止め橋の袂にショートカットがあります。5分くらい近道です。
★ 伝道〜丸木橋
丸木橋のある沢への下りは急勾配のザレ場です。
トラロープにつかまって下ってください。
★ 丸木橋〜雷平
距離は短いですがカニの横ばいが1ヶ所あります。
トラロープにしっかりつかまらないと通過不可能。
怖い方は、上に巻き道があります。
ここで手袋下の沢に落としました。
引き返してかろうじて回収(^^;
★ 大滝新道核心部
早戸大滝の右岸が取り付きです。
う〜ん、これはかなりの急登です。トラロープがありますが、
ロープと木につかまりながら、四つんばいでよじ登ります。
上の滝の落ち口までトラロープの連続です。
ここにもカニの横ばいのような危険な隘路が続きます
これが終わると早戸大滝の落ち口で、もう一安心です。

今日は踏みあとが心細くなってきたので、稜線一歩手前でUターン。
次回の楽しみに(^0^)

追記、沢を何度も渡るのでアイゼン必要です。
岩が凍っているので滑ります

写真

2/20 6:52

07:00三日月橋路肩に駐車。
ここから先は車高のある車ででないと底擦ります。
ここから先は日陰なので積雪多いです

2/20 6:57

う〜ん、スタッドレスの私の車では身動き取れそうもありません、この雪です(^^;

2/20 7:04

07:04　朝焼けです。いい天気ですよ、今日も。

2/20 7:22

07;22　ズーッと雪道です。車、下に置いてきてよかった(^^)

2/20 7:51

07:22丹沢観光センター少し上の方はもう車も無理。4駆のジープも手前で引き返しました。
もう、テクテクと歩くしかないですねえ。
足跡だけです。

2/20 7:53

07:52魚止橋　無雪期なら車はここまで入れるようです。橋の先からは未舗装路になります。

2/20 7:52

魚止橋の堰堤

2/20 7:56

7:56　神奈川県警も通行止め。
土砂崩れとか、落石で車の通行は物理的に不可。

2/20 7:59

07:59更に進むと木にマーキングテープ?
えっ(^^;

2/20 7:59

な〜んだ、橋のたもとにショートカッツト(^^;
帰りは近道しようっと(^0^)

2/20 8:09

08;09落石、がけ崩れ、折れた木々等、、やっぱり車は通れません

2/20 8:10

08:10伝道到着

2/20 8:10

その昔は車はここまで入れたようですねえ(^^;

2/20 8:11

08:11案内板後を右側に登って行きます。

2/20 8:24

08:24造林小屋到着

2/20 8:24

08:24雷平まで15分??

2/20 8:26

08:26しばらくこんな道が続きます

2/20 8:28

08:28　ところどころ、桟橋がでてきます。
よそ見してはだめですよ

2/20 8:31

08:31　滑ったら下は(^^;

2/20 8:37

08:21最初の丸木橋はこのザレた急斜面を下ります。
　　　トラロープにつかまってくださいね。

2/20 8:37

08:37　木の下の丸木橋を右岸に渡ります

2/20 8:41

08:41アイゼン必携ですよ、、落ちたら登山即中止です(^^;登山どころではありません(^^;

2/20 8:44

08:44本日一番の難所、カニの横ばい。
トラロープに両手でつかまらないと渡れません。
手前に上に登る巻き道があります。
巻き道入り口はブルーのリボンが目印です

2/20 8:49

剣岳のカニの横ばいよりこっちのほうがはるかに危ない(^^;ホントですよ。
、

2/20 8:55

08:55　だんだん近づいてきたかな、大滝(^0^)

2/20 9:01

スリル満点です、これは(^0^)

2/20 9:02

09:02　雷平到着
前方に白馬尾根が見えます。

2/20 9:11

09:11いい雰囲気になってきました(^0^)

2/20 9:13

09:13見上げると、心洗われるような青空です(^0^)

2/20 9:31

09:31大滝手前のここにも滝が

2/20 9:33

09:33完全に氷結

2/20 9:33

09:33　綺麗なお釜です。
帰りにここの写真撮る時、後に背中からこけました(^^;

2/20 9:34

09:34やっと到着しました、まぼろしの滝(^0^)
大滝に向かって左側の急斜面が大滝新道の取り付きです

2/20 9:35

09:35滝の落ち口。表面は凍り付いておりますが、裏側は水が流れております。

2/20 9:35

中段部は完全に氷結

2/20 9:35

今日は時間があるので大滝新道ちょっぴり探検してみます。これはかなりの急登ですよ。

2/20 9:39

急斜面30mくらい登ったあたりの一息ついたところからの大滝落ち口

2/20 9:39

ここまで登ってくると、また違うアングルが楽しめます

2/20 9:44

09:44　大滝新道マーキング

2/20 9:49

09:49大滝新道入り口のお皿到着。
すぐ右下は早戸大滝の落ち口部分です。

2/20 9:53

右下が大滝落ち口
大滝新道は左上に進みます。
こっちは踏みあと、前日のものらしきひとつだけ(^^;

2/20 9:54

09:54早戸大滝の落ち口、滝の上部は完全に氷結しています

2/20 9:54

氷結部アップ。氷の塊ですねえ、これは

2/20 10:06

大滝新道、上に進みます。もう少し上まで、、、

2/20 9:55

向こうに白馬尾根

2/20 10:19

10:19あと少しで稜線だと思いますが、今日はここで引き返します。

2/20 10:54

この岩の上に仰向けにひっくり返りましたが、
リュックがクッションになってと止りました(^^;油断大敵

2/20 10:54

隣の石の大きなツララ

2/20 11:22

11:22綺麗ですねえ

2/20 11:32

本日一番の難所に戻ってきました。今度は逆方面からパチリ。ホントに剣のカニの横ばいより危険ですよ、ここ

2/20 12:08

12:07伝道にて、三峰上空

2/20 12:11

12:11ここで魚止橋にショートカットします(^0^)

2/20 12:12

12:13橋の袂に出てきました。早い(^0^)

2/20 12:15

12:15　4駆のジープもここまでしか入れません。ユーターンの跡が、沢山。

2/20 12:21

12:21丹沢観光センター前。
朝からありましたが、イノシシか、熊か、鹿の撃たれた場所です。
こんな現場始めてみましたが、生々しいですねえ。

2/20 12:21

「ハンターのみなさんへ」の看板の真ん前です。
これもなんかの巡り合わせ?

これからは、誤射されないように、赤の目立つ服
の着用が無難ですねえ(^^;

2/20 12:48

12:48三日月橋に戻ってきました。
登山中、止めた車に落石がズーット心配でしたが、車は無事でした(^0^)

2/20 12:55

12:55　下山後、車の上にカメラ置いて、セルフで証拠写真。この後、アイゼンはずした途端転びました。
下はアイスバーンです。
本日10回以上転びましたが、最後が一番痛かった(^^;

2/20 13:17

13:17早戸川国際マス釣り場を林道からパチリ

2/20 13:18

こちらの人は格好いい

2/20 13:19

う〜ん、なかなかやるねえ

2/20 13:28

とても美しい。もう宮が瀬ダムの導入部か?

2/20 13:48

13:48宮が瀬ダムやまびこ大橋渡って帰路に着きました

撮影機器：

FinePix S4000 FUJIFILM

感想

たんたん豆

早戸大滝の氷漠を楽しみに行って来ました。
今日も誰一人会わず静かな山旅でした。

滝はほぼ凍って居りましたが、完全氷結一歩手前といったところ。
でも落差50mの立派な滝です。

大岩に隠れて一部見えないところもあるので、
「まぼろしの大滝」と言われるそうです。
一般の人はここまで観光気分ではしんどいでしょう。

ここまで白一色のなかをいいペースで登って来ました。
時間が余ったので、大滝新道登ってみることに。
取り付きは滝のすぐ右岸です。
これがいきなり岩の急斜面(^^;
一瞬躊躇しました。
しかもその上に雪が被っています。
滑ったらアウト(^^;
思い切って四つんばいで夢中で取り付きました。
木の根っことトラロープつかみながら、、、、

その先もトラロープの設置された危険箇所がしばらく続きます。
滝落ち口の手前部分のトラバース部分は、カニの横ばい状態でスリル満点。

滝の落ち口の大滝新道入り口のお皿の標識のところに来た時はほっとしました。
滝落ち口見物して、大滝新道を登ります・
今日は途中で引き返しましたが、落ち口から上は、さほど危険箇所はありませんでした。

下りは、駐車場まで、今日はよく転びました(^^;
10回以上雪に足捕られ、スッテンコロリ
一ヶ所は、綺麗なお釜の写真撮ろうとして、
後ずさりして一段下の沢に後ろ向きに転びました。
幸い、リュックがクッションになりストップ。
間一髪、水の一歩手前で助かりました。

最後は車に戻ってアイゼンはずした途端に滑って、、
これは痛かった。
路面はアイスバーン、(^^;
油断大敵です。

今日は歩行距離、いつもの登山の半分程でしたので、不完全燃焼(^^;
大滝新道そのまま突っ切り
蛭ヶ岳から市原新道下ってもよかったかなと反省しております。


早戸大滝、秋の紅葉時期に、
大滝新道、蛭が岳、市原新道で周回してみたいと思います。