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Yamareco

記録ID: 170760
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雪山ハイキング
甲斐駒・北岳

篠沢大滝(黒戸尾根南面水源・四丈ノ滝)

2012年02月18日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:10
距離
5.3km
登り
492m
下り
477m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

12:00林道ゲート-12:40林道終点12:45-13:23篠沢大滝14:08-14:37林道終点-15:08林道ゲート
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
桑ノ木沢林道ゲート手前 2台
コース状況/
危険箇所等
●林道ゲート〜林道終点
雪も少なく夏と同様に歩いていけます。
●林道終点〜篠沢大滝
夏は渡渉点で膝まで濡れますが、この時期は濡れずに渡ることができます。一部滑りやすい箇所があるので軽アイゼンくらいはあった方がいいのかもしれません。
●篠沢大滝
滝下に降りて行かれる場合にはアイゼン必須です。
桑ノ木沢林道ゲート
みんな各々の格好で。
2012年02月18日 12:00撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
2/18 12:00
桑ノ木沢林道ゲート
みんな各々の格好で。
猟犬が置き去りに
2012年02月18日 12:20撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
2/18 12:20
猟犬が置き去りに
さて篠沢大滝終点から砂防ダムを巻いていきます。
2012年02月18日 12:42撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
2/18 12:42
さて篠沢大滝終点から砂防ダムを巻いていきます。
majinaka以外はルートをミスって初っ端からどんどん上へ登って行ってしまっていたので呼び戻します。Loly先行時にはよくあること。
2012年02月18日 12:54撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
2/18 12:54
majinaka以外はルートをミスって初っ端からどんどん上へ登って行ってしまっていたので呼び戻します。Loly先行時にはよくあること。
慎重に下ります。まぁここは落ちても大したことないですが。
2012年02月18日 13:05撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
2/18 13:05
慎重に下ります。まぁここは落ちても大したことないですが。
渡渉点。夏は膝まで濡れましたが、この時期は濡れずに渡ることも可能です。
2012年02月18日 13:11撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
2/18 13:11
渡渉点。夏は膝まで濡れましたが、この時期は濡れずに渡ることも可能です。
前衛滝の右岸を巻いていきます。
2012年02月18日 13:18撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
2/18 13:18
前衛滝の右岸を巻いていきます。
滝前の氷柱。ここで油断していてちょっと滑落・・。みんなは装備ないので待機。
2012年02月18日 13:34撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
2/18 13:34
滝前の氷柱。ここで油断していてちょっと滑落・・。みんなは装備ないので待機。
篠沢大滝。落差50mです。夏の姿も美しく感動しましたが、冬の姿もこれまた素晴らしい。
2012年02月18日 13:35撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
2/18 13:35
篠沢大滝。落差50mです。夏の姿も美しく感動しましたが、冬の姿もこれまた素晴らしい。
因みにこれが夏の篠沢大滝です。
2012年02月22日 14:25撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
2/22 14:25
因みにこれが夏の篠沢大滝です。
篠沢大滝は沢登りの文献には四丈ノ滝とあり、ここから篠沢を遡行して黒戸山に出れるそうです。四丈ノ滝という名は、黒戸尾根五合目から見える七丈ノ滝に対応しているようです。
2012年02月18日 13:41撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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2/18 13:41
篠沢大滝は沢登りの文献には四丈ノ滝とあり、ここから篠沢を遡行して黒戸山に出れるそうです。四丈ノ滝という名は、黒戸尾根五合目から見える七丈ノ滝に対応しているようです。
うーん、これを何処から登るというのでしょうか。いつかは遡行してみたいものです。文献によると右岸を大巻きするようです。
2012年02月18日 13:44撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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2/18 13:44
うーん、これを何処から登るというのでしょうか。いつかは遡行してみたいものです。文献によると右岸を大巻きするようです。
氷柱の裏側から。怖いのですぐに出ます。
2012年02月18日 14:03撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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2/18 14:03
氷柱の裏側から。怖いのですぐに出ます。
いつきてもいい滝です。またいつか来ようと思いつつ、別れを告げます。
2012年02月18日 14:05撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
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2/18 14:05
いつきてもいい滝です。またいつか来ようと思いつつ、別れを告げます。
暗くなるまでにまだ時間があったので板敷渓谷に寄って行きました。こちらも完全とはいえませんが、それなりの氷瀑となっていました。
2012年02月18日 17:28撮影 by  FinePix F550EXR, FUJIFILM
2/18 17:28
暗くなるまでにまだ時間があったので板敷渓谷に寄って行きました。こちらも完全とはいえませんが、それなりの氷瀑となっていました。

感想

大学などの仲間8人での氷瀑行。第一の目的地は篠沢大滝としました。ここは昨年の9月にも訪れています。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-133831.html

桑ノ木沢林道ゲート前に車を停めて林道を2kmほど歩くと林道も終点となります。ここからは砂防ダムを巻くために、もう完全に整備はなされていないのではないかと思われる登山道を行きます。登山道へは林道終点手前右手の梯子を登って行きます。

篠沢の渡渉点は靴を脱がねばならないかもと不安でしたが、冬季は濡れずに渡ることができました。これ以降滑りやすい箇所がいくつかあるので慎重に登って行きます。

最後の急な登りを終えたところで突然大滝が姿を現しました。前回もそうでしたが、この瞬間は感動です。

篠沢は甲斐駒ヶ岳黒戸尾根南面の五合目から七合目にかけての岩場を水源としているようで、ここから黒戸尾根七合目までの標高差1500mを3km程度で登って行く非常に急な沢となっています。恐らくこの先にもたくさん滝はあるのでしょう。いつかは遡行してみたいものです。
篠沢大滝は沢登りの文献には四丈ノ滝とありますが、これは黒戸尾根五合目から見えるらしい七丈ノ滝に対応しているものと思われます。

さて、篠沢大滝をもっと間近で見ようと氷の上を進んで行きましたがここで上の氷柱が気になって目を逸らしてしまったときにまさかの滑落をしてしまいました。しかし滑落時は意外に冷静で、止まれるなーと思ったところでちゃんと止まることができました。そこで止まらなかったらそのまま20mくらい落ちてしまうところだったのですが。

篠沢大滝の滝下からの姿は迫力もあってよかったです。この滝は滝下からの方が滝の大きさを直に感じることができますので、是非降りてこられることをオススメします。因みに夏季に下りるのは難しいです。

さて、ここからまた元の場所にどう戻ろうかで悩みます。流石に滑落した箇所からは登りたくないです。というわけで、前衛滝の落口付近に登れそうな箇所があったので、そこから登って行くことにしました。下降時もこちらからの方が安全でしょうね。

篠沢大滝にみんなを連れてこられてよかったです。事前の妄想では雪が深くて途中で進めなくならないかどうか不安だったのです。結局そんなことは全くありませんでしたが。
篠沢大滝もいい感じに凍っていたし、篠沢大滝に向かう途中や展望地付近で氷柱群も見れたし個人的には大満足でした。

僕自身は初めての氷瀑行ということで雪道での運転や歩行に不安を感じていましたが意外とサクサク行けました。
眼前に現れた凍った篠沢大滝はとても壮大で感動しました。またの機会があったら別の氷瀑にも訪問してみたいと思います!

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