冬の称名滝
- GPS
- 06:15
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 783m
- 下り
- 775m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
基本的に道路を歩くので特に危険個所はないが、称名平休憩所を過ぎた称名滝探勝路は雪崩による片斜面になっている箇所が多く、降雪後や時間帯によっては危険度が増す。今回は崩れることはなかったが、間隔を開けて通過した。 |
その他周辺情報 | ホテル森の風立山 |
写真
感想
2016年2月にIMPグループハイクとして行った冬の称名滝に、3年ぶりに行こうと提案し、donaさんとkoueiさんが乗ってきた。前回は総勢8人の賑やかパーティーだったが、今回は山スキーヤーのみの少数精鋭組だ。
閉鎖中の藤橋ゲート前からシール歩行開始。桂台までの道路除雪はまだ始まっていない。スノーシューのトレースは最初の発電所前で終わり、ノートレースの雪面を10分先頭交代でドンドン進む。スノーシェッドの出入口で分かる積雪量は1mかそこらで、前回の半分くらい。
桂台で小休止だけで、滞りなくレストハウスのある称名平に着いて2度目の小休止。出発時曇りだったが、予想外の青空に変わって大展望の期待が高まる。核心部に備えてヘルメットも被り気を引き締めて最後の1ピッチへ。でもこれまでの積雪状況から予想された通りに、片流れ斜面のデブリは大したことなく、スムーズに通過、展望台前の対岸に渡る橋の前に達した。1m幅の橋に1mの雪が乗っている上を少し緊張して渡り、最後は展望台に上がる雪の壁。階段のある筈の場所を意識してルートを取り、深雪急斜面を突破する。
凍てつく壁を縫って四段の滝は轟々と水を落としている。この景色を僕は5回くらい見ているが、初めてのお二人には青空バックの良い状況で見てもらえて良かった。撮影会の後、日当たりの悪い滝前は寒いのでレストハウス前へ戻って大休止のランチタイム。打って変わってポカポカの日差しの下、楽しく美味しいひと時となりました。
そして帰りはスキーの機動力発揮。上部は大半高速ボブスレー。スノーシェッドで板を外す場面、桂台近くの登り返し登行もあり、旧クムジュンより下では歩きが増え、最後はカンジキに荒らされたトレース上の歩きになったが、それでも登り3時間の区間を45分で戻って来た。
「厳冬期の称名滝」なんて魅力的な・・・ニシデンさんから案が出された時から、是非この目で見てみたいと思っていました。
天気予報は微妙でガスガスかも・・・とあまり期待せずに出発しましたが、予想外の好天に恵まれて滝の展望はバッチリ!落差日本一はやっぱり迫力ありますね。
駐車場から先の林道は雪崩跡だらけで、気温が上がる前に通過しないと危なそうでした。私の都合で出発早めてもらったけど、結果良かった気がしました。
退屈だと覚悟していた林道は新雪ふかふかでラッセルも楽しく、青空の下でのんびりランチは久しぶりで、koueiさんとも色々お話できて良かったです。
お2人共ありがとうございました。
IMP新年会の第一弾である医王山は都合により参加できなかったので、第二弾である称名滝鑑賞ツアーに参加させていただいた。天気は曇りがちで、近くまで来て滝が少し見れたらいい方かなと思っていたが、どんどん青空が広がり、素晴らしい観光となった。ニシデンさん計画ありがとうございます。
待ち合わせのゲートに着くとすでに皆さん支度されていて、挨拶して急いで支度する。ツボ足トレースがあったがラッセルもしたかったので新しくトレースを伸ばすと発電所で途切れていた。関係者の方だったようだ。そこからはトレースはなく皆さんで10分を目安に切りのいいところで回す。フカフカなのでそれほど脚に負担はかからなく、景色を楽しみながら歩いた。
実は夏の時期にまだ通ったことがなく、見るものすべてが初めてだった。これが夏の時期にも来ていたらもう少し感慨深いものになったかなと思ったが、それでも圧巻の景色だった。称名平休憩所で小休止し、今回の核心である片斜面の通過に備えた。今年は雪が少なく、まだ時期も早いので雪崩はなかったけど、急斜面というより壁の下の樹林帯で、ポツンと無木立の明らかに雪崩の走路と思われるところが何か所かあったので、時期によっては危険なところだと思った。
無事核心部を通過し、展望台で滝を鑑賞した。夏の時期は遠くの方からしか見たことがなかったので迫力がすごかった。そこでシールをはがし、休憩所まで滑走してから大休止となった。ポカポカ陽気の中、皆さんで持ち寄った食材を分け合ったりして楽しく過ごした。久しぶりに雪山でゆっくり過ごしたので新鮮な気持ちだった。ドナさんとは昨年の新年会以来でその時は人数も多くあまり話すことはなかったので、今回いろいろお話をさせていただくと、共通の話題もあり、山の世界は狭いなあと感じた。
帰りはトレースがあるので早かった。桂台ゲートから急激に雪が重くなったのは驚いた。最後は斜度が緩いのでちょっときつかったが前日ワックスをかけてきたのでそれなりに走ったので腕が疲れてきたころに無事ゲートに帰還。ドナさんは用事があるのでひと足先に帰宅され、ニシデンさんと温泉に向かいゆっくり汗を流した。
天気にも恵まれ最高の滝見となりました。ニシデンさん、ドナさん、また今後も山スキーに同行させてください!
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