羊蹄山 (京極)
- GPS
- 04:11
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,518m
- 下り
- 1,514m
コースタイム
天候 | THE DAY |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
樹林外の沢筋は吹き溜まりが発達している。一部クラックあり。 森の雪は素晴らしい。良い一日を。 |
写真
感想
二人仲良く、今日も元気に羊蹄山。
暗闇を切り裂き、森の中の行進だ。前日のトレースが山頂へ続いている。次第にガスが濃くなり雪も硬くなった。アイゼン履いたら、足を上げようワン・ツー・スリー。
山頂に着くと白いガスが晴れていく。新しい朝のご挨拶だ。んーマンダム。サンキュー太陽、ありがとう。今日も大好きコッペパン。
雪崩れそうな雪質に警戒しながら、パウダーに食らいつく。旨い。今年の恵方は東北東。羊蹄京極に良いことありそうです。
今日も元気に羊蹄へ。
コンちゃんと知り合って2年ほど経つが2人でコンビを組むのは初めてだ。ともすれば親子ほどの年齢差だがコンちゃんの方が山スキーの先輩だし、何度も熱い戦いを共に乗り越えてきたので”心配ないさ〜”
今日の核心部は雪崩だ。23〜24日にかけて確実に弱層ができており、中1日なので気を抜けない。
前日のトレースに沿って癒しの森を抜けて行く。途中から右に左に平行移動して一向に高度が上がらないので、ここからは僕達のトレースを刻む。
1200までは危険箇所全く無し。しかしこの辺りから雪の付きが少なくなり、沢に逃げたくたるが、1300辺りから薄いスラブがピシピシ切れ始め、沢の中は雪庇が自然崩壊しておりクラックも複数あり不安定要素しかない。
潔く尾根直登宣言をした我々は1450で爪を履き板を担いで実直に尾根を上がる。1800からは完全に硬くなったのでトラバースで山頂へ。
山頂は穏やかでのんびりモグモグタイムをしていると一気に視界が広がり、間違って晴れた。羊蹄先生からのご褒美だろうか。
さぁ帰りも気は抜けない。まずはガリガリバーンに耐えて滑っていく。雪が乗ってきたら尾根へ向かうが、登ってくる時の尾根はカチカチハイマツ祭りなのでこんな所を滑れるかなぁと憂鬱だった。しかしコンちゃんが尾根の右端の薄く雪が乗ってる雪崩ても問題無いギリギリを狙ってラインを刻んでくれたので以外と楽しかった。
青空に映える沢筋が見え、手招きしてくる。一瞬板の先がそちらを向くが僕達の答えはNo‼森まで戻ればパラダイス銀河でフッカフカをブっ飛ばして無事下山。
下山では30人くらいとスライドした。ここも段々と勢力が増してきた気がする…
やはり羊蹄先生は通り一遍でやっていてはピークを獲らせてくれず、その日その時に的確な判断で行動しないといけない事を学んだ。今日はスタート前から良いイメージが描けず、久しぶり緊張を強いられる山行だったが大変勉強になりました。
thanks to コンちゃん。
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