深江〜魚屋道〜風吹岩〜ロックガーデン〜芦屋川【六甲、兵庫県】
otoh
体力度について
- GPS
- 02:25
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 464m
- 下り
- 420m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 1:58
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 2:20
深江駅 1338 ― 大日霊女神社 1340/41 ― 深江駅 1343 ― 赤鳥居 1351 ― 稲荷神社 1400 ― 魚屋道ハイキングコース入口 1407 ― 魚屋道と尾根道の分岐点(下部) 1414 ― 蛙岩 1430 ― 尾根道の分岐点(上部) 1435 ― 岡本・金鳥山方面合流 1445 ― 芦屋川方面との合流点 1451 ― 戻って、風吹岩 1452/1454 ― 中央山稜・ロックガーデン分岐点(上部) 1457 ― A懸垂岩 1513 ― 大きく巻く滝(6) 1520 ― 落石検知線 1541 ― 梅谷堰堤上の分岐点 1543 ―滝之茶屋 1546 ― 芦屋川駅 1602
● 行動時間 2:24
| 天候 | 晴れ、小雪 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス 自家用車
家 ＝ 深江駅 ― 魚屋道 ― 風吹岩 ― ロックガーデン ― 芦屋川 ＝ 家 ●登山口へのアクセス ○深江駅そばの魚屋道起点 ・阪神電鉄「深江駅」の海側、東側にある大日霊女神社に魚屋道を示す標示がある。もっぱら、ハイカーは、ここを起点として歩き始めるようだ。当方も今回ここを歩きの起点とした ○魚屋道のハイキングコース入口 ・JR甲南山手駅から西方で阪急神戸線下をくぐり稲荷神社西面の道を上っていく。さらに上りがきつくなり、やがて左手に甲南女子大学の入口を過ごす。昭内橋バス停の先、直進道路がなくなるあたりにハイキングコース入口がある ・阪急神戸線をくぐる辺りからは、魚屋道でもある （いずれも2019.1現在） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
○魚屋道（コース入口〜蛙岩〜風吹岩） ・とりたてての危険箇所はない。標示も多い ○ロックガーデン（風吹岩側中央山稜分岐点〜梅谷堰堤上の分岐）、地獄谷 ・標示は殆どない。踏み跡も所によっては複数見つかるので、方向性を見極めながら進むことを求められるところもある ・滝の部分は、上りの方が適しているようだ。下りでは、巻き道の処し方などが見極めにくかった |
| その他周辺情報 | ●買う、食べる ・深江駅の近傍には、コンビニ等が複数ある。駅前以外には、魚屋道沿いにはコンビニはないが、横道の至近範囲にもある ●日帰り温泉 ・甲南山手近傍には、いくつかの銭湯がある ・有馬まで行くならば、日帰り利用の出来る温泉もある （いずれも2019.1現在） |
写真
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魚屋道を示す標示はこの神社の脇に設置されています。道自体は深江浜から始まっていたと思われますが【深江の大日霊女（＝おおひるめ）神社脇にて】
こんな標示があります。魚屋道と同時に、震災後のこの地区の整備について触れられています【大日霊女神社〜魚屋道ハイキングコース入口】
JRをくぐって振り返っています。ここから上流側では高橋川が現れます。高橋川は、ここから国道2号線越えまでは暗きょとなっています【大日霊女神社〜魚屋道ハイキングコース入口】
中央山稜からロックガーデンへと向かいます。中央の標示の右手へと進む踏み跡に従います。そちら向きの案内標示はありません【風吹岩〜ロックガーデン〜芦屋川駅】
たぶん小便滝と思うのですが、なんとなく見た目が違うようにも感じます。かつては名札もあったはずですし【風吹岩〜ロックガーデン〜芦屋川駅】
感想
今年の登り始め。書き初め同様に、新年らしいコース選択を悩んでみた。しかし、それ以前の問題として、今日に至るまで登る機会がないほどに時間がない。それもあってか喉や鼻の調子も悪くなり、とにかくインフルエンザではない証明だけはしておいた方が良いだろうと、医者にも行きたくなる。そんな制約条件が優り、正月らしいも何もない山行きとなった。
深江駅そばにある“魚屋道”の標石は車の中からは何度も見てきたが、そこから歩こうとはあまり考えてこなかった。山歩きではなく街歩きになってしまうからだ。山の格好で神戸の街中を歩くのもどうかと思ってしまう。まぁ、甲南山手からは歩いているから魚屋道としては合格だろう、誰に叱られるわけでなし、くらいに思っていた。ところが、意外にも六甲山歩きの知人に聞くと、結構わざわざ深江から歩いている人が居ることがわかった。なんだか、そちらの方が正統派だ、といわれているような気にもなってしまう。
そんなわけで、この覇気のない登山コースで初歩きとなった。
深江駅からは一旦海側に出て、大日霊女神社の境内脇に建つ「魚屋道」と書かれた標石まで行く。今日はここが出発点だ。傍らには、魚屋道の歴史が記されている。江戸初期からの歴史ある道。
残念ながら、ここからハイキングコースの入口までには特筆すべき見物はない。強いていうと、よく目立つ赤鳥居があること、稲荷神社のように山登りに向かう人がよくお参りする神社があることだろうか。それらを横目に、ハイキングコース入口へ。ちなみにこの手前には、森北町どんぐりバスのバス停「昭内橋」があるので、利用できると便利だ。
ここからハイキングコースへ。今日は魚屋道本道を選び、急傾斜の細い涸れ沢に沿って登る。水無の流れが細くなり、目の前の空の割合が高くなってくると、大岩が見える。たどりつくと、それが蛙岩だ。
そこで会下山遺跡からの道と合流、その先では尾根道と合流、さらに岡本方面からとの合流と続く。道は六甲山表ルートメインラインにふさわしい道幅になる。
やがて風吹岩に。道取り悪く、風吹岩の西面、いわゆる裏側を通ってしまった。表に回り込み、岩に登る。上々の天気だ。大阪湾を越して遠くまでよく見える。ふと足下を見ると、おじさんが一人。この住人、猫たちにえさをやるところのようだ。風吹岩の猫たちが集まってきている。4匹もいる。
今日は寒い。早く帰ろう。帰りはロックガーデン経由を選ぶ。万物相を越えるところで外国人ばかり10名くらいの岩登り組と遭遇。そこからさらに下降していくと、なんと突然に小雪が舞い始めた。そのわずか数分後には、小雪どころか、視界を阻害するほどに降りかかる。まるで“ゲリラ降雪”といったところだ。幸いにも、降雪はそんな長時間に及ぶことはなく、ほどなく降り止んだ。
このコースは次々と滝を下降することになるのだが、もともと印は上りハイカー向けに付けられているようで、下降時に巻き道を探すのは一苦労だった。踏み跡を慎重に探し、時には間違いつつ下降を続けた。
ようやく検知線が見え、地獄谷も終わり。中央山稜からのコースと堰堤上で合流し、あとはなじみの滝道を芦屋川へと下った。
短いが天気同様にめまぐるしい周遊であった。
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