ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 171736
全員に公開
雪山ハイキング
赤目・倶留尊高原

小雨の三峰山(日本三百名山)・室生寺

2012年02月25日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 三重県 奈良県
 - 拍手
GPS
03:50
距離
8.7km
登り
770m
下り
768m

コースタイム

08:10「みつえ青少年旅行村」駐車場
08:40林道交差点08:50
10:10三峰山山頂10:20
10:55新道峠
11:25林道登山口分岐
12:00駐車場
   歩行時間3時間30分

天候 霧雨後、小雨
過去天気図(気象庁) 2012年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道369号線から「みつえ青少年旅行村」を目指す
旅行村の手前、左側に三峰山「不動滝コース」登山口の標識あり
付近にも道路脇に数台の駐車スペースあり
「みつえ青少年旅行村」にも広い駐車場が幾つかあり
無料で停められました
コース状況/
危険箇所等
橋を渡って、しばらく舗装された緩やかな林道歩き
通行止めの看板の右側に橋、登山口あり
現在「不動滝コース」は通行不能
杉や檜の造林帯の中をいきなりジグザグの急坂
登山道は木段が付けられ、良く整備され、標識も要所に

林道交差点の手前にトイレ、休憩所あり
交差点を渡り、ひと登りした登山道脇に真新しい展望台あり
地元特産の木材を使って建てられた木の香も清々しい二階建ての展望台
風雨がしっかりしのげて避難小屋として使えそう
展望があったら、と思うと残念

北斜面で、陽の差し込まない造林帯では
尾根に近づくにつれ日陰に凍結個所、雪で歩きにくくなり
お地蔵様のある尾根に出る前に、アイゼン装着
稜線上はアイゼンなしでも大丈夫ですが
新道峠からの下り、途中までは着けていて安心でした

次の日登る「俱留尊山」の登山道の下見を兼ねて「お亀の湯」に
とろりとした肌の感じになる、不思議な泉質の温泉でした
絶対、登山口を見落としません
旅行村の手前
道路脇にある大きな看板
2012年02月25日 08:14撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/25 8:14
絶対、登山口を見落としません
旅行村の手前
道路脇にある大きな看板
「不動滝ルート」は
通行できません
2012年02月25日 08:22撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/25 8:22
「不動滝ルート」は
通行できません
通行止めの表示の右横の木橋
登り尾ルート登山口です
2012年02月25日 08:22撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/25 8:22
通行止めの表示の右横の木橋
登り尾ルート登山口です
急坂ですが
木段が付けられ、整備されています
2012年02月25日 08:37撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/25 8:37
急坂ですが
木段が付けられ、整備されています
立派なトイレですね
別荘かと思いました
2012年02月25日 08:43撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/25 8:43
立派なトイレですね
別荘かと思いました
すぐそばにも
二階建ての真新しい展望台
2012年02月25日 08:52撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/25 8:52
すぐそばにも
二階建ての真新しい展望台
「みつえ森林組合の家」
道理で特産の木材がふんだんに
使われている訳です
2012年02月25日 08:53撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/25 8:53
「みつえ森林組合の家」
道理で特産の木材がふんだんに
使われている訳です
再び、きつい登りに
2012年02月25日 09:14撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/25 9:14
再び、きつい登りに
ようやくお地蔵様のある尾根に
合流しました
この尾根の直下が結構凍結していました
2012年02月25日 09:32撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/25 9:32
ようやくお地蔵様のある尾根に
合流しました
この尾根の直下が結構凍結していました
根明け
まさに木のぬくもりを感じます
こんなに周りの雪が融けるのですから
春ですね♪
2012年02月25日 10:06撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
2/25 10:06
根明け
まさに木のぬくもりを感じます
こんなに周りの雪が融けるのですから
春ですね♪
この案内板の写真をせめて晴れた日の
記憶としましょう
2012年02月25日 10:09撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/25 10:09
この案内板の写真をせめて晴れた日の
記憶としましょう
写真をお願いできる人もなく
珍しくセルフで…
2012年02月25日 10:13撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
8
2/25 10:13
写真をお願いできる人もなく
珍しくセルフで…
林道から振り返った
新道峠登山口
2012年02月25日 11:21撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/25 11:21
林道から振り返った
新道峠登山口
橋のない対岸の案内板
2012年02月25日 11:49撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/25 11:49
橋のない対岸の案内板
えぐられた道路
だいぶ石など片付けられているのでしょうが
鉄砲水の凄さが伺えます
2012年02月25日 11:50撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/25 11:50
えぐられた道路
だいぶ石など片付けられているのでしょうが
鉄砲水の凄さが伺えます
振り返った
決壊場所
2012年02月25日 11:52撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/25 11:52
振り返った
決壊場所
旅行村まで戻ってきました
可愛らしい水車小屋
2012年02月25日 11:55撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
2/25 11:55
旅行村まで戻ってきました
可愛らしい水車小屋
赤い太鼓橋を渡ると
室生寺
2012年02月25日 13:38撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/25 13:38
赤い太鼓橋を渡ると
室生寺
杉の古木
寺の古さがしのばれます
2012年02月25日 13:39撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/25 13:39
杉の古木
寺の古さがしのばれます
橋の上から
2012年02月25日 13:39撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2
2/25 13:39
橋の上から
「女人高野」の文字が
女性の立ち入りを禁ずる神社・仏閣の
歴史を物語ります
2012年02月25日 13:40撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/25 13:40
「女人高野」の文字が
女性の立ち入りを禁ずる神社・仏閣の
歴史を物語ります
あまりにも有名な石段
石段を踏みしめる幸せ!
2012年02月25日 13:46撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
2/25 13:46
あまりにも有名な石段
石段を踏みしめる幸せ!
素晴らしい五重塔です
華やかさを感じる塔です
2012年02月25日 13:53撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2
2/25 13:53
素晴らしい五重塔です
華やかさを感じる塔です
撮影機器:

感想

今回の計画の二つ目は「三峰山」。
この山も、霧氷が美しく見られ、イベントも開催されているようです。
昨日とは打って変わって霧雨、眺望なく霧氷もなく、
ただ黙々と歩き続けた印象が…

土曜日ですが、旅行村の駐車場に車を停めた時
先行車は一台もなく、心細い山歩きになりそうと思っていると
そこへ一台の車が到着、若いご夫婦でした。
どうやら私とは逆回りのコースを取ったらしく
新道峠から最後のきつい登りを登って来る稜線でお会いしました。
他に、登山者と山中でついぞ行き会うことはありませんでした。

「登り尾コース」の登りの方が歩きやすく感じました。
新道峠から下った造林帯の中の登山道の木段が老朽化していて、
急坂でぬかるんで崩れる恐れある箇所は、ちょっと緊張。

レインウェアを久々に着ました。
前回はいつお世話になったかを忘れるくらい久しぶりで
最近は天候に恵まれていたことに気がつきました。
単調な景色の上、視界も無く、気分は天候に左右されます。

黙々と薄暗い木立の中を歩いていると
浮かんでくる思い出は、辛かった場面ばかり。
なぜか、楽しかった記憶はどこを探しても見つからなくなっているのです。
辛い、苦しい、逃げ出したい、そんな思いを背負うので
尚更惨めになって来るのですが
遠くからその姿を眺めて、楽しんでいる自分が居ます。
これを自虐と呼ぶのかもしれません。

下りの舗装された林道歩きが結構長く、退屈に感じられました。
眺望があれば気分転換になりますが、周囲は深い谷川と杉林、単調な景色です。
これだけ舗装された林道があるのだから
車で登山口まで入れるのではと思いましたが
見事にその期待が裏切られたのは、旅行村まであと少しという場所。
急流に橋が流されたらしく、道路も中身が抉り取られていました。
なるほど、これでは歩行者しかこの林道を利用できないはず。
豪雨災害の爪跡の凄まじさを間近に見ました。

正午、雨は徐々に強まっていましたから
予定より早く下山できて一安心です。
午後はゆっくり何か出来そうです。

地図を見ていて、偶然「室生寺」が近いことを発見!
ナビで調べると30分ほどの距離です。
この際だから、是非訪ねてみたいと欲張って、室生寺へ。
昨日の道路状況を思い出すと心配でしたが、
栂坂峠から県道28号線を北上しました。

季節に加えてこの雨、境内は静まり返っていました。
寺を訪れるにはこんな雰囲気がぴったりかと…
至る所、石楠花の蕾が既に大きく膨らんでいます。
開花の頃は素晴らしいだろうと溜息が出ます。
寺の方にお聞きすると、4月末頃から見頃とのこと。
予想以上に早いのに驚きましたが、寺の周辺が陽だまりで暖かいのだそうです。
但し、その頃には今日のような静けさは望めず、
仏様をゆっくり拝顔することもできないそうです。
訪れることが出来た今日に感謝しながら寺を後にしました。
                     つづく

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1058人

コメント

こんばんわ。
昨春室生寺の石楠花が満開の頃に参拝いたしましたが、極楽浄土を思わせる眺めでした。
えらいこと人だらけの極楽でしたけど・・・ 。

長野からおいでになるのですね。
金剛・葛城でよい山行を、とお祈りさせてください。
 
ウチの3ニャンから、甘えん坊4ニャンへのご挨拶もよろしくお伝えくださいませ
2012/3/14 0:20
室生寺の石楠花見たいですね
neko-obabaさん おはようございます。
コメント有難うございます。

室生寺の受付の方がおっしゃっていた通りなのですね
蕾の膨らみ具合から、本当に素晴らしい花が全山を埋め尽くすのではないかと想像され、わくわくしましたが、人にも埋め尽くされるのですね

はるばる信州から大阪の名山にお邪魔させていただきます。
女性の一日二山のレコを見させていただきましたので、とても心強いです。男性のレコは拝見したのですが、どれくらいの時間がかかるのか見当がつかず、迷っていました。

お祈り下さるとの温かいお言葉有難うございます。
マイペースで山を楽しみながら、旅を楽しむ積りです
阪奈国道、恐いですが

我が家の甘ったれ代表の写真を昨年の「信越トレイル」のレコで最後に載せています。お暇なおりに見て下されば、嬉しいです
3ニャン様にもよろしく
2012/3/14 8:54
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

雪山ハイキング 大台ケ原・大杉谷・高見山 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5
雪山ハイキング 大台ケ原・大杉谷・高見山 [日帰り]
三峰山」
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
ハイキング 大台ケ原・大杉谷・高見山 [日帰り]
三峰山(登尾ルート〜不動滝ルート)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら