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Yamareco

記録ID: 172220
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雪山ハイキング
比良山系

坊村から武奈ヶ岳(比良山系の主峰を訪ねて その1)

2012年02月29日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:49
距離
8.6km
登り
1,004m
下り
993m
歩くペース
速い
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

葛川支所前駐車場10:01―10:08明王院前―11:40 846mピーク―12:45御殿山―13:44武奈ヶ岳頂上14:02―14:45御殿山―15:01 846mピーク―15:50葛川支所前駐車場
天候 小雪のち曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
名神高速京都東ICから湖西道路に入るルートはとてもスムースだったのですが、「ファミレスかマックでのんびり朝食」のつもりが高架道路だったので真野ICまで下りるに下りられず(土地勘が無いため)、それらしきものが見当たらない状況となってしまいました
コンビニとGSは真野ICを下りてすぐにありました

29日は、まさに「・・・トンネルを抜けるとそこは・・・」状態で、花折トンネルを抜けると積雪路面となりました
FF+冬用タイヤで困ることはありませんでしたが、坂を登れず困っているノーマルタイヤらしき車を見かけました

坊村の葛川支所と交番の間に駐車しました・・積雪のためどこに停めるのかわかりませんでしたが、基本的に登山者は交番寄りにとのことです
コース状況/
危険箇所等
登山道の雪質はかなり重たく、ボディブローのように脚に効いてきて距離・標高差以上に疲れを感じました

悪天候の平日なのでトレースは全く期待していなかったのですが、雪が止むのを待っていたおかげかトレースがあって助かりました・・遅いスタートだったので、重たい湿雪のラッセル&ルーファイとなっていたら登頂できなかった恐れもあり、先行者の滋賀大生の3人組さんに大拍手です

アイゼンを使用する雪質ではなく、トレースのおかげでワカンも使用しませんでした

登りでは樹上からの落雪(塊に襲われると結構痛い)、下りでは水滴攻撃にあい、暑くてもフードのあるアウターを脱げず、ザックカバーも必須でした

本日の条件では危険なところや迷いやすいところはありませんでした
葛川支所前駐車場で小雪舞う中、登山開始のタイミングを待ちます・・積雪は約20cmです
2012年02月29日 08:31撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2/29 8:31
葛川支所前駐車場で小雪舞う中、登山開始のタイミングを待ちます・・積雪は約20cmです
駐車場向かいの観光用トイレ
2012年02月29日 10:04撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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駐車場向かいの観光用トイレ
明王院前から登山道に入ります・・橋の右側にポストがあります
2012年02月29日 10:06撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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明王院前から登山道に入ります・・橋の右側にポストがあります
植林地の急登を行きます
2012年02月29日 10:19撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2/29 10:19
植林地の急登を行きます
樹上から落雪攻撃を何度も受けました
2012年02月29日 11:30撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2/29 11:30
樹上から落雪攻撃を何度も受けました
何と、シッカリとしたトレースがありました
2012年02月29日 10:39撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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何と、シッカリとしたトレースがありました
展望はほぼ諦めかけていたところ・・オヤッ!
2012年02月29日 12:18撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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2/29 12:18
展望はほぼ諦めかけていたところ・・オヤッ!
ガスが消えていく中で武奈ヶ岳が姿を現しました
2012年02月29日 12:40撮影 by  DSLR-A100, SONY
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ガスが消えていく中で武奈ヶ岳が姿を現しました
西南稜がハッキリ見えます
2012年02月29日 12:45撮影 by  DSLR-A100, SONY
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西南稜がハッキリ見えます
武奈ヶ岳〜コヤマノ岳〜シャクシコバノ頭 
5
武奈ヶ岳〜コヤマノ岳〜シャクシコバノ頭 
時々自分でラッセルしてみますが、労力は3倍以上かかる感じです
2012年02月29日 13:13撮影 by  DSLR-A100, SONY
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時々自分でラッセルしてみますが、労力は3倍以上かかる感じです
振り返ると明日登る予定の蓬莱山が見えてきました
2012年02月29日 13:24撮影 by  DSLR-A100, SONY
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振り返ると明日登る予定の蓬莱山が見えてきました
次第にガスが薄くなってきてラッキーです
2012年02月29日 13:35撮影 by  DSLR-A100, SONY
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2/29 13:35
次第にガスが薄くなってきてラッキーです
頂上近しのようです
2012年02月29日 13:42撮影 by  DSLR-A100, SONY
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頂上近しのようです
武奈ヶ岳頂上
2012年02月29日 13:44撮影 by  DSLR-A100, SONY
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武奈ヶ岳頂上
ブルースカイで素晴らしい展望
2012年02月29日 13:48撮影 by  DSLR-A100, SONY
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ブルースカイで素晴らしい展望
白山〜伊吹山方面
2012年02月29日 13:48撮影 by  DSLR-A100, SONY
2/29 13:48
白山〜伊吹山方面
山名がわかりませんが、越前方面でしょうか
2012年02月29日 13:48撮影 by  DSLR-A100, SONY
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山名がわかりませんが、越前方面でしょうか
白山っぽい感じですが、カシミールで確認したところ金糞岳でした
2012年02月29日 13:48撮影 by  DSLR-A100, SONY
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2/29 13:48
白山っぽい感じですが、カシミールで確認したところ金糞岳でした
伊吹山でしょうか
2012年02月29日 13:48撮影 by  DSLR-A100, SONY
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伊吹山でしょうか
霊仙山のよう
2012年02月29日 13:48撮影 by  DSLR-A100, SONY
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霊仙山のよう
琵琶湖を背景にした比良の山々が素晴らしい
2012年02月29日 13:49撮影 by  DSLR-A100, SONY
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2/29 13:49
琵琶湖を背景にした比良の山々が素晴らしい
明日の蓬莱山も楽しみです
2012年02月29日 14:04撮影 by  DSLR-A100, SONY
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2/29 14:04
明日の蓬莱山も楽しみです
limitの14時を過ぎて、後ろ髪を引かれるように西南稜を下山しました
2012年02月29日 14:04撮影 by  DSLR-A100, SONY
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2/29 14:04
limitの14時を過ぎて、後ろ髪を引かれるように西南稜を下山しました
下山後はくつき温泉で入浴・・設備の整った日帰り温泉でした
2012年02月29日 16:26撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2/29 16:26
下山後はくつき温泉で入浴・・設備の整った日帰り温泉でした

感想

年に数回、“自分へのご褒美休暇”を取りますが、人気のエリアや小屋でもゆったりと楽しめる貴重な平日連休です。(これがあるから仕事を続けられるという感じです)

今回は、当初は八ヶ岳か北信方面を考えていたのですが、南岸低気圧の通過で関東甲信越方面は荒れ模様となりそうです。

そこで、低気圧圏内から早朝には抜けてくれそうな、西日本方面へと向かうことにしました。選んだのは、比良山系の雄峰・武奈ヶ岳と蓬莱山です。関西圏の人気の山々で、二百名山、三百名山でもあります。

悪天候の平日でトレースは期待していなかったのですが、雪が小降りになるのを待って登山口へと向かうと、まさかのトレースがしっかりありました。早朝はかなり雪が降っていたので間違いなく今日のトレースで、さすが人気の山だと感心しました。

ただしトレースはあっても湿った重たい雪は歩きにくく、ガスの中なのでさらに足取りは鈍くなります。これで、もしノートレースでの踝〜膝ラッセル+ルーファイだったら、時間切れで登頂はできなかったかもしれません。先行された滋賀大生の方々に感謝感謝でした。

ところが、重い足取りながらも何とか御殿山が近づいてきた12時15分頃から、自分が登って来るのを待っててくれたが如く、みるみるガスが晴れていき、まさに“ご褒美”の大展望に出会えました。

武奈ヶ岳の西南稜は、上越国境の名峰・巻機山を思い起こさせるたおやかな稜線で、何よりのプレゼントをもらったようなスノトレでした。

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