赤岳・横岳・硫黄岳

2019年02月09日(土) 〜 2019年02月10日(日)

コースタイム

1日目

• 山行: 6:50
• 休憩: 1:30
• 合計: 8:20

6:30 赤岳山荘
9:40 10:40 行者小屋
13:50 14:20 赤岳
14:50 展望荘

2日目

• 山行: 6:00
• 休憩: 2:10
• 合計: 8:10

7:30 展望荘
8:50 9:00 三又峰
9:30 9:40 横岳
10:20 10:40 硫黄岳山荘
11:10 11:30 硫黄岳
13:00 14:10 赤岳鉱泉
15:40 赤岳山荘

天候

9日強風ガス降雪　10日風快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

2/9 8:53

2/9 9:31

やっと稜線が見える。

2/9 10:01

2/9 11:06

行者小屋

2/9 11:49

2/9 13:18

このあたりで私は左足を攣る。

2/9 13:40

撤退も考えたが、どうにか収まったので山頂を目指す。

2/10 7:56

翌朝。

2/10 8:02

2/10 8:14

2/10 8:14

2/10 8:15

富士山

2/10 8:19

2/10 8:19

2/10 8:37

2/10 8:41

ここは積雪状態により雪崩が起きます。40年前に後輩と二人で歩いていたら雪面全体が動き出し、一瞬何が起きたかと思いました。雪崩と分かり岩場に急いで移り、難を逃れました。

2/10 9:19

赤岳と阿弥陀岳。

2/10 9:19

疲れた。

2/10 9:59

40年前の絹目出帽子。
最近はバラクーダというらしい。

2/10 10:03

露出補正前。

2/10 11:34

露出＋1

2/10 11:43

2/10 11:50

もうばてて動けません。腰も痛いし。

2/10 11:51

硫黄岳の爆裂火口。
今回も加藤文太郎が探し回った三角点確認は「ま、いっか。」ということでキャンセル。

2/10 12:34

アイゼンを外し、いざ赤岳鉱泉へ。

2/10 12:38

非常に歩きやすい道。

2/10 14:00

赤岳鉱泉の味噌ラーメン

2/10 14:13

凍ってしまったおいしい牛乳。

2/10 14:45

今どきは皆さん制動器で忙しそう。

2/10 16:06

美濃戸山荘に駐車していた陸上自衛隊の車両。

撮影機器：

LUMIX DMC-LX100 パナソニック

感想

borav64m

今回は昨年の4月に受けた距骨下関節固定化手術の成果と10月に第一腰椎圧迫骨折の回復具合の確認山行です。
本当は赤岳鉱泉でステーキを食べて、展望荘でバイキングをたらふく食べて、2泊でゆったりとした山行を考えたのですが、奥の赤岳山荘駐車場が混むということで深夜に赤岳山荘の駐車場に着くように東京を22時30分に出発しました。1時30分に到着して仮眠をしましたが、夏用シュラフで寝た先輩が寒い寒いというので、5時に起きて準備をして6時30分に出発しました。行者小屋でゆったりコーヒーを飲みアイゼンをつけ文三郎尾根から赤岳を越えて展望荘に入りました。
途中左足が攣ってもうだめかと思いましたが、だましだまし前進してしまいました。ただ、雪が少なくて全ての行程が厳しかったです。（単に足腰が弱まり、体力が落ちているだけ。）
展望荘では豚の足丸ごと生ハムになっていて、お姉さんが削いで夕食に提供してくれました。
ダイエットを中止して、たらふく食べてしまいました。
翌日は風は強いが快晴。
地蔵尾根を降りるのは勿体ないと硫黄岳へ。
西を巻くときは地獄。東を巻くときは天国。
グリが一面の横岳に下りは術後の右足には堪えました。
富士、奥秩父、南アルプス、御岳山、北アルプスと遠望でき、縦走してよかったと思いました。
しかし1年間ほぼ山歩きをしていなかった私にはきつかったです。
硫黄岳から下りに使った道はとても歩きやすく、赤岩の頭を少し降りたら樹林帯なので、アイゼンを外して、術後の足にやさしく快適でした。
初めて見た赤岳鉱泉はその大きさに驚きました。
ビーフシチューが頂けるものと期待してきましたが、メニューにはありませんでした。
話に聞くアイスキャンディーなるものも初めて見て、沢山の人がトップロープで遊んでいました。
しかしここまで来るなら東沢の乙女谷あたりをリードで登ったほうが練習になるのではと思いました。
若者たちの訓練を観ながら、よく無事に降りてこれたものだと先輩と二人、我々の体力の限界を改めて知る結果となりました。
足首もそうですが、第一腰椎圧迫骨折も悪化していなければいいのですが。
若い人たちは同じコースを日帰りでできるのに我々な一泊してもヘロヘロでした。
山中ではほぼ全員に抜かれましたが、最後は若者たちを20人ぐらいごぼう抜きにしました。
今回初めて赤岳山荘まで車で入ったので、一生懸命林道を歩いている人を抜き去ったのです。（笑）

コメント

fgackty

飛躍し過ぎです！
borav64mさん、こんばんは。

足と腰の状態が良くなったようですね。この時期に八ヶ岳なんてさすがです！身体の調子さえ良くなれば、borav64mさんにとっては別に普通なのでしょうけど。
それにしても、イモリ山から八ヶ岳とは飛躍し過ぎですよ！驚いてしまいました。素晴らしい山行でしたね。

それではまた😊

borav64m

Re: 飛躍し過ぎです！
医師からは徐々にと言われ、
私「背負う荷物１０キロは」
医師「・・・・」
私「５キロは」
医師「断定はできませんがそのぐらいなら」
私「ではしてはいけないことは」
医師「通勤時はコルセットをつけて、徐々に。激痛が起きたらもうおしまいですから」


今回はアイゼンはフラットにおけるようになりましたが、相変わらず右足は弱いですね。
左右の動きは固定化したはずなのにくねくね曲がりました。
何はともあれ体力が落ちたことは、山行全体のリスクを高めることが体感できました。
飛躍ではなく滑落しなかったことを先輩と二人で慰めあいました。
ちょっと徐々にの領域を逸脱したかな。（笑）
で今日は一日コルセットでグダグダしています。

ankota

素晴らしい回復
足や腰の術後にこのコースを歩けるとはさすがです。久し振りに山屋魂に火が点いたのではないですか。
私も昨年うん10年振りに冬の八ヶ岳の小屋に泊まりましたが、食事が豪勢なのにぶったまげました。昔の赤岳鉱泉小屋なんか、ひとつのテーブルに野沢菜漬けと豚モツを炒めたものを、大皿にドーンと乗せて終わりでした。
絹の目出帽、私も愛用していました。バイクに乗る時にも使ってましたが、さすがにもう行方不明です。
ご自愛下さい。

borav64m

Re: 素晴らしい回復
はい、私も４０年ほど前にわけあって夕食後に行者小屋に泊まりました。
その時三つの大皿に高さ１０センチぐらいに塩辛と小梅と野沢菜がてんこ盛り。
それでも暖かいご飯でうれしかったです。
何しろ当時は３月の奥多摩奥秩父全山縦走を冬季開放の小屋を当てにして歩きましたが、食料は米と八百屋で買った朝鮮漬け一束とタンパク質としての煮干しだけでしたから。
今回泊まった展望荘はお汁粉とコーヒーが飲み放題。
バイキングでは大きな大根の輪切りが入った豚の角煮と鶏肉のカレー煮が美味しかったです。