由布 大崩谷
- GPS
- 04:50
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 966m
- 下り
- 961m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
共同装備 |
ダブルロープ(50m×2本)
イボイノ
カム
|
---|
感想
久しぶりに大崩谷へ。
地震後の一昨年前、偵察に行ってみましたが落石が酷くてF1の手前で撤退。
それ以来の大崩谷です。
砂防ダムはすべて完成していて、最上部には白い擁壁が。
ダムの根元を斜めに登りダムの裏側へ出ると、大崩谷が目の前に飛び込んできます。
中央部のガレ場を真っ直ぐ登りF1へ。
記憶を頼りにF1を探しますが見当たりません。
崩れたか埋まったかで消えてしまったF1付近のガレ場を登りF2へ。
近くに寄るまではF2も埋まってしまったかのように見えましたが、F2はなんとか残っていました。
離れて眺めてみると滝の下部には土砂や岩が堆積していて元の高さほどはなさそう。
右岸側も見た目凹凸がたくさんあって普通に登れそうな感じなので、まずはそこを登ってみることに。。
最近よく思うのは、見た目易しそうで取り付くと難しいタイプ、それは逆層の登りです。
階段状にみえる岩壁に取りつくと、自分側に岩が向いてるため足場も不安定だし手がかりも滑る。
しかもひび割れた岩が中に入り込んでて、カムを入れるも落下には耐えられなさそうな感じ。。
登った先も行けるか分からないので、とりあえず少し登って覗いてみると、上部は斜岩でホールドには乏しそう。
右岸側は落下距離も伸びるため、ここで諦めF2正面をトライしてみることに。
正面は落下距離は少なくて済みそうですが、中間支点がないため7mくらいは登らないといけない。
しかも上部はよく分からず登ってその先に行けるかどうか。。
2、3m登ったところで左岸側を見ると、堆積した土砂を登って巻けそうな感じ。
巻ければこっちが易しそうということで、とりあえず上部を見るために登ってみることにしました。
砂防ダムの基部のように堆積した土砂はF2に沿って左岸上部に伸びています。
そこを登りあがると、更に土砂や岩が積み重なって上部に伸びているため、上の方はどうなっているのか分かりません。
奥の方へ回り込んで登れば傾斜が緩い箇所を登れそうなので、とりあえずイボイノを打って進んでみます。
こんな時に問題なのが、登ってみたけどF2上部へ降りることができないケース。
沢を巻く場合、大抵の場合は立木があるためそこから懸垂できますが、ガレ場の場合はそれが無い。。
最悪、クライムダウンを想定しながら左岸上部を上っていくと、壁の基部が谷の中央まで続いているのが見えました。一安心。
ホッと息をつくのも束の間、陽が当たった崖の上部からカラカラと石が降ってくるため、ビレイポイントを壁の基部に取り後続に声を掛けます。
途中、いきなりビュンと音がして頭くらいの岩が落ちていくのを眺めながら、ここは何度も来るとこじゃないなと思いながら足早に左岸基部を進み、眺めていて比較的安全そうだった右岸側へと抜けました。
あとはひたすらガレ場登りです。
ある程度は締まっていたのでそこから上の落石はあまり無かったですが、安全地帯に出るまでは油断できません。
小石が少ない斜面を選びながらひたすら高度を上げ、最後は左にトラバースして大崩谷を抜けました。
帰りは塚原登山道から下山。
初めてのルートでしたが、意外にテープがしっかりと巻かれていて分かりやすく、歩きやすい登山道でした♪
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する