樽前山
- GPS
- 03:14
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 734m
- 下り
- 732m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今日は久しぶりの遅活。近場でとりあえず晴れそうな支笏湖界隈へ車を走らす。
漁か紋別かと考えながら走らせるが、時間が遅いこともあってどこも満員御礼だし湖の方が晴れている。という事で静かそうな樽前に向かうことにした。
1度は厳冬期の樽前に登って白いドームを見てみたいと思っていた。冬の樽前と言えばカチコチ氷山という印象で、今まで敬遠してきたが羊蹄先生に鍛えられた今なら大丈夫だろう。
ゲート前には北大なんとかスキー部(コンちゃんとは違う部らしいが名前を忘れてしまった…)4名とヒュッテの管理人さんらしき人がいた。先行は1名らしい。
準備ができたので先に出発し黙々とひたすら車道を歩いていく。車道歩きは明るいと先が見えてしまうので暗闇の方が短く感じた。
5合目ゲートを過ぎた辺りで下からモービルの音が聞こえたので道を空けると、学生4名が牽引されて追い越していった。リーダーらしき男の子が申し訳なさそうにスイマセンと言っていた。しかし自分はお声掛け頂いても丁重にお断りするつもりだったので気にせずに(笑)
7合目に着くと学生くん達が出発準備をしていた。たまたま引っ張ってもらったらしい。珍しい経験だったと嬉しそうだった。若い彼らの笑顔が眩しく感じたオジサンでした。
予想通り雪はとても少ないので夏道に沿って藪を交わしていく。森林限界を超えた途端に雪はなくなり硬くなる。スキーで山頂までダイレクトに上がるのは無理なので夏道に沿ってトラバースしていく。ますます硬いシュカブラなってきたので爪を履いて真っ直ぐ登るが迷ったが、氷化しておらずシールは効くのでわずかな雪を拾いながら高度を上げていく。
東山分岐に近づくと雪が多くなったので分岐には行かないで、なるべく山頂下の尾根に取り付くようにルートを取る。
ここで下の方に先行者が見えたが板を脱いで滑走準備をしていた。ここまで来て撤退とは時間的な制約だったのだろうか!? ペコリして山頂へ向う。
念願の白いドームが見えると嬉しかった。稜線上にも雪があったのでピークまで板のまま到着。青空だったら外輪ウォークでもと思っていたが、樽前にしたら弱風だがそこそこの風だし曇りなのでここで終了。
滑走は硬いシュカブラスキーだけどガリガリではないので大した事はない。それより所々にチョコチップが見え隠れしていたので細心の注意が必要だ…がEPで直登していた学生くん達に挨拶してターンしたあとガリッと嫌な感触。短いが楽しい沢を落として無事7合目へ。板を見ると軽くやられていた…まぁ山スキーなんでしょうがないさ。5合目までは完全自動運転だが、ここからは斜度が足りないのでヒールフリーでゲートへ帰還。
2組しか会わずに静かな山スキーを楽しめ、最後までガスることなく念願の白いドームを見る事ができて良かった。
雪が溶けたらまたフッタルしに来ることになるだろう。今年も頑張ろうっと!
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