蔵王山〜日光浴を楽しむモンスターと温泉と

2019年02月15日(金) [日帰り]

• GPS: 03:50
• 距離: 6.7km
• 登り: 366m
• 下り: 366m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:56
• 休憩: 0:52
• 合計: 3:48

9:18 地蔵山頂駅
9:20 9:25 蔵王地蔵尊
9:28 9:34 地蔵山頂駅
9:35 9:38 蔵王地蔵尊
10:12 10:13 地蔵山
10:33 10:33 ワサ小屋跡分岐
11:01 11:20 蔵王山
11:36 11:46 馬の背
11:55 11:55 馬の背分岐
12:02 12:07 熊野岳避難小屋
12:08 12:09 熊野十字路分岐
12:37 12:38 ワサ小屋跡分岐
12:49 12:50 地蔵山
13:06 地蔵山頂駅

天候

ガスガスのち晴れ！

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

阪急交通社「蔵王ロープウェイと雪上車ナイトクルーザーで行く 神秘の夜の樹氷観賞と 乳白色の天然温泉 蔵王温泉に泊まる」ツアー利用（32,900円）。少々お高いですが，冬のご褒美😊。

コース状況／危険箇所等

雪質はロープウェイ山頂駅付近は圧雪，地蔵山へ向かう樹氷群のエリアは新雪，地蔵山から熊野岳へはポールに従って行けば締まった雪でした。熊野岳への直登ルートは地蔵山側はクラストしたシュカブラと新雪の吹きだまり，馬の背側はワカンで膝上までの深い新雪エリアも。

どのルートも雪質が良く，アイゼンでもスノーシューでもワカンでも，あるいはつぼ足でもどれでも行けそうでしたが，これから先は気温が上がったり下がったりで状況は日々変化すると思います。

その他周辺情報

【蔵王の共同浴場】歩いて5分圏内に河原湯，上湯（かみゆ），下湯（しもゆ）の3つがありました。典型的な硫黄泉でpHは1.5程度。湯温は熱め。舐めると酸っぱく，キズがあるとピリピリします。利用料金200円ですが，蔵王に宿泊している場合は，宿で利用券をもらえます。全て湯船のみでカランはありません。

【山口餅屋】写真にも載せた上湯と下湯の間にあるお餅屋さん。お餅好きの方は是非どうぞ。

ファイル

Screenshot_20190214-224545.png

【後日参考用】当日の天気予報
（更新時刻：2019/02/17 16:12）

写真

2/14 13:47

何とか有休を死守して，平日のパックツアーで山形に参りました。

2/14 19:41

初日はパックに含まれている樹氷ライトアップツアーに参加。

2/14 20:33

ナイトクルーザー号という名の客室付ピステンでガタガタとナイトドライブ。

2/14 20:32

ライトアップされた綺麗な樹氷。モンスターというよりはクリスマスツリーな感じ。

2/14 20:48

こんな演出も。

2/14 17:56

夜は豪華な食事とお酒で同僚達と楽しい時を過ごしました。

2/15 8:27

翌日です。ブルースカイを信じて来たものの，何かがおかしい。

2/15 9:18

山頂に着いてみればブルースカイどころか真っ白け。

2/15 9:20

とりあえず蔵王地蔵尊へお参り。高さ2.34mのお地蔵さんはほとんど雪の中。何故かお賽銭箱だけは雪に埋まらない仕組み。

2/15 9:38

恐れていた風景が目の前に。白＋白＝映えないの図。

2/15 9:56

樹氷は見事ですけども，水墨画だってもう少し色があるはずだよなぁ，と。

2/15 10:05

ワカンの練習に目的をすり替えて心の平穏を保つ。エビ型シュカブラ地帯を直登。

2/15 10:10

360度真っ白な地蔵山に到着。

2/15 10:17

ここで天使降臨！ガスが晴れた瞬間の絶景。樹氷＆遠くに雁戸山。

2/15 10:18

声が出るほど嬉しかった一瞬見えた樹氷群。

2/15 10:23

まだガス優勢ですが，諦めず熊野岳に向かいます。

2/15 10:42

スノーシュー隊が前を行く。

2/15 11:01

私は直登し，一足先に蔵王連峰最高峰の熊野岳ゲット。

2/15 11:02

夏の風景を知らないので，このオブジェが何だか解りません。

2/15 11:15

南西方向の白銀の中丸山。

2/15 11:16

馬の背方向に直接降りてみました。シュカブラの先に刈田岳。

2/15 11:40

見てみたかった御釜です。爆裂火口の断層が美しい。

2/15 11:40

この先には賑わう刈田岳。この先は整地されているルートのようですのでここで引き返します。

2/15 12:00

陽を浴びる熊野岳避難小屋。

2/15 12:15

今度は避難小屋からのルートで本日2回目の熊野岳です。ずっと先には朝日岳。

2/15 12:16

これが蔵王山神社のお宮さんでしょうか。なめこみたいで可愛い。

2/15 12:17

雁戸山に繋がる雄大な尾根筋。

2/15 12:28

今日はワカンが大活躍。ズボズボ歩くって楽しい。

2/15 12:31

冬山の特権活用で，最短距離で地蔵山へ向かいます。

2/15 12:50

そこには朝見たものとは全く違う世界が。シュラカブラwith スノーモンスターズ。

2/15 12:53

モンスター♪

2/15 12:57

マシュマロマン♪

2/15 12:58

ロープウェイの周りに集う純白の巨人。

2/15 13:00

モンスター達もつかの間の日光浴を楽しんでいるよう。

2/15 13:03

山頂駅付近のモンスターエリアは大賑わいでした。

2/15 13:20

この素敵な風景を見ることが出来て心願成就。

2/15 13:21

モンスター回廊をゴンドラで下ります。

2/15 13:23

ロープウェイの眼下にも素晴らしい樹氷群。

2/15 13:57

樹氷と霧氷の共演。

2/15 15:05

無事下山です。麓から見るすっかり晴れ渡った山頂方面。もう少し粘れば良かったかな？

2/14 16:17

蔵王に来たからには外湯めぐりも外せません。3種の共同浴場を♨ハントします。

2/14 16:00

河原湯は湯船の底のスリットからお湯が湧くのが特徴とのこと。舐めると酸っぱい。

2/14 16:22

続いて足湯もある下湯（しもゆ）へ。

2/14 16:33

少し狭いですが，情緒があります。

2/16 10:08

最後は上湯（かみゆ）。

2/16 10:09

一番広いです。静かに入れば透明な湯でした。

2/16 10:22

誰も居ないので少し混ぜてみると乳白色に。硫黄泉といえばこれですね。

2/16 11:05

小腹が空いたのでお餅屋さんにふらふらっと。

2/16 13:19

山形駅ではがっつり大盛ラーメン＆Beerで〆。

2/16 15:39

白銀の世界に温泉。蔵王はやはり素晴らしい街でした。

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100M3 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー フリース(厚) ハードシェル(上下) タイツ ズボン(厚) 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着(ダウン上) ゲイター バラクラバ 毛帽子 冬靴 ザック アイゼン(12本爪) ワカン 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 時計 サングラス ゴーグル タオル ツェルト ストック カメラ スマホ

感想

napiee

この時期の蔵王では奇跡に近い晴れの天気予報に、青空バックのスノーモンスターの写真が撮れるかも！と期待値満点で行ってみましたが、到着時には曇りどころか目の前も見えないガスガス。その期待が見事に裏切られました。

反動でがっかり度MAXの中、最近ようやく仕入れた輪カンジキで遊んでみようと踏み跡のないルートを熊野岳を中心に行ったり来たり。クラストや急斜面、新雪の吹きだまりで、どんな風に歩くと楽で安全なのか、色々と試してみました。ワカンは急斜面でも比較的強いと聞いてましたが、実際に蹴り込めば予想以上に登れるので面白かったです。

そうこうしていると徐々にガスも取れ、ベールに包まれていた素晴らしい風景と圧巻のスノーモンスターの数々が目の前に登場。完全なブルースカイとは言えませんでしたが、景色に関してはアゲて落ちた後の諦めモードだっただけにとても感激。お日様を浴びるスノーモンスターを見る事が出来て良かったです。

他にも樹氷のナイトクルーズツアーや、素晴らしい泉質の共同浴場をハシゴし、美味しい料理とお酒も戴いて，束の間の冬のご褒美を頂戴いたしました。

コメント

yamanovo

モンスターいいね
スキー行ってた頃は、山は見向きもしなかったのに、観光ツアーですか(笑)
去年は福島のスノーモンスターを日帰り弾丸スキーツアーで狙ってたけど天気が難しいね。

napiee

Re: モンスターいいね
☺本当にそうですよね。蔵王に滑りに行っていた頃は、スキーを持たずにロープウェイに乗ってくる沢山の人達を見て、いったい何の人達なんだろう？と不思議に思っていましたからね。よもや自分がその一員になるとは思いもよらず。
それはともかく、ここの温泉は変わらず良かったですよ。雪も良かったのでスキーもしたかったなあ。下りのロープウェイから見えた横倉が私を呼んでました。