茅ノ木沢の頭・鍋割山(1274)

2012年03月03日(土) [日帰り]

天候

3割晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

小田原駅⇒新松田⇒寄(やどろぎ)バス停→雨山峠→鍋割山→栗の木洞→寄バス停⇒新松田駅⇒新宿駅

コース状況／危険箇所等

道の状況は　積雪=ほぼ全工程有り　登り道=4本以上アイゼン必帯　寄(ヤドロギ)本沢の中ではトレース見落とし注意　寄コシバ沢(分岐)〜雨山峠間の沢沿いトラバース的な登山雪道には一部崩あり要慎重　雨山峠〜鍋割山間は鎖場ある注意路だがトレース遵守　新雪後はTOPは多少苦労歩き覚悟　　下り道=◎
登山ポスト　○(あった)

写真

3/4 7:17

寄(やどろぎ)バス停から稲郷・寄大橋・雨山峠に向かう長い道のり。

3/4 7:57

寄大橋方面を脇にして進むとビジタセンター(登山届)。

3/4 8:10

ようやく雨山峠・鍋割峠への登山道入り口。

3/4 8:26

タカノス沢を右手にこえた辺りから眼前の視野が広がる。

3/4 8:30

沢流れを数度わたりながらこの後右岸にわたり沢を進むことになる。

3/4 8:56

沢沿いの路跡不明なため右岸の尾根に取り付くこととしてトラバス気味にも直登。

3/4 9:01

沢から30分でようやく尾根の突き出しに到着。

3/4 9:12

沢から40分で寄コシバ沢/鍋割峠(沢直進)と雨山峠への分岐へ。

3/4 9:29

落ちても心配ないが崩壊路が出始める。鎖があるので使わなくても安心感。この後、軽アイゼンを
着用。

3/4 9:43

何本もの枝沢を脇にして時に高巻きしながら寄沢本流を進む。

3/4 10:04

沢幅も狭まり気持ちの良い露岩のゴルジュ帯がしばらく続く。

3/4 10:00

天気が良い夏にはもう一度訪ねたい場所。

3/4 10:04

寄沢を高播きして雨山峠への最後の登り。

3/4 10:08

頭に描いていた風情とおなじ雨山峠。気分が落ち着く瞬間。

3/4 11:42

樹々の隙間から弁当沢ノ頭(1288)と其の奥に棚沢ノ頭・不動ノ峰(1614)が頭を隠しながらも伺える。

3/4 10:48

鎖場の続くピークを超えてくる。

3/4 10:55

ひっそりとした茅ノ木棚沢ノ頭(1108)。

3/4 11:20

鍋割峠。寄コシバ沢の沢風が強く冷気を吹き込んでくる。

3/4 11:44

右側奥に塔ノ岳(1490)、続く左が丹沢山(1567)

3/4 11:45

鍋割山への最後の詰めは日差しの眩しい林の中をいく。

3/4 11:54

鍋割山(1272)直下の開けた斜面。

3/4 12:09

別名の名を三の萱(かや)。いつもの通りの山頂とうどん屋さん。檪

3/4 13:20

後沢乗越を超えて栗の木洞(908)

3/4 13:33

開けた櫟(くぬぎ)山。木を楽しむと書いて櫟とはいかに。晴れると足柄の里と相模灘が一望できるという。

3/4 14:11

真西にそのうち伺う予定のシタンゴ山を望む。宮路山との間を通る33号鉄塔が目印だ。

撮影機器：

CX4 リコー

感想

santoukou

寄沢奥部の地形は地図読みに最適ということが
なるほどと思ったのもつかのま、沢から寄コシバ沢
への尾根越しの取っ付き場所が不明瞭で結局東面を
少しトラバス気味に直登することとした。
雨山峠への沢筋歩きは特にゴルジュ部分は歩行部分
だけが沢水で露岩の歩行路となっていて気持ちの
よいものであった。
雨山峠からの鍋割峠までのアップダウンのある、
あるいは鎖場はある意味このコースのハイライト
かもしれない。さほどの危険な箇所はない。
むしろ登りは枝沢への迷い込み、逆コースの場合の
沢からの高巻き路取付点の見失いには注意を要する
といえる。時間に余裕を持った行動が基本となろう。