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ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒

八幡平

2011年07月31日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
6.9km
登り
394m
下り
201m
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車

感想

7月31日、登山部の面々を連れて八幡平は茶臼口に出撃しました。

茶臼口には9時に到着。
…なに、このガス…。
おかしいなぁ…晴れ予報だったのに…。
今年は晴れ予報でもガスに見舞われる事が多いような気がするんですが…。

まぁ、もしかしたらそのうち晴れるでしょう、ということで歩き始めます。
登山口からすぐの急坂を上り詰めていく時、本来なら御在所沼とかが綺麗に見えるはずなんですが残念ながら今日は乳白色のガスで視界ゼロ。

1時間かけて茶臼山荘までやってきました。
…1時間!? 時間かかりすぎじゃね???
なんか先行きに一抹の不安を覚えますが…とりあえず茶臼山頂に立ち寄って行きましょう。
どうせガスガスでしょうけど。

はい! 真っ白け!
うん、わかってはいたんだ。
まぁ、一応山頂を踏んだってことで…。
少しでも景色を想像してもらおうと、こっちには岩手山が…こっちには沼が…と
身ぶり手振りを交えて景色の説明をしますが…伝わるかなぁ(^^;

何も見えない茶臼山頂ですが、変顔写真を撮ったりしていたのでだいぶ長く滞在しました。
ガスだろうがなんだろうが、楽しみを見つけてしまうあたりが素晴らしい。
私は最近、あまりにも登山回数が増えたため、ちょっと条件が悪いと「はいガス、なにも見えん、撤収!」とものすごーく淡泊になっていたような気がします。
若い子達を見習って反省しないと…と思わせられる場面でした。
しかし…これでまた時間が押し押しになった気がします…。

茶臼山荘まで戻り、今度は黒谷地湿原へ向けて歩いていきます。
道は土道から石ころ道へと変わりゆるやかに下っていきます。
高い木の上にピンクテープが付いているのを見つけ、「冬はあのへんまで雪が積もるんだよ〜」などと教えながら進みます。

黒谷地湿原に到着しました。出発から2時間が経過していました。
うーん、予想はしていましたが2時間ですか…。時間かかりすぎです。
なんにせよ急かすのも無粋というもの。
心ゆくまで湿原の花々を愛でて、近くの泉で美味しいわき水を堪能し、持ってきたスイーツをいただきます。

我々がお菓子を堪能している横の木に、ホシガラスも食事をしにやってきました。
最初は1羽だったのがどんどん増えていき、最終的には5羽のホシガラスがやってきて 鳴くわ暴れる?わの大騒ぎをしはじめました。じゃれているのか、縄張り争いなのか?
ホシガラスはよく見ますが、一時にこんなにたくさんの個体を見るのは初めてのことでした。

黒谷地を出発すると、源太森への登り返しとなります。
この付近、以前は洗掘が進みだいぶ荒れていたのですが、木道などの整備が進み今ではだいぶ歩きやすくなりました。
それでも先日からの雨であちこちから岩が流れ落ちていました。
崩壊は今も進んでいるようですが、根本的な解決方法って無いんでしょうね…。

安比岳方面への分岐を過ぎると、少し開けた場所に出ます。
ここではエゾツツジなどが咲いていました。
景色としても安比方面が雲海チックな感じで見えていたので「行程中眺望ゼロ」という事態は避けられました。
山部の面々も「これはこれで珍しい景色だから嬉しい」と言ってくれましたし。

安比岳方面への分岐を過ぎ、最後の一登りをすると源太森に着きます。
ここは八幡平三大展望所の一つだそうですが、残念ながらガスに巻かれて景色は今ひとつ。(ちなみに、残りの二つは茶臼山頂ともっこ岳山頂だったかな?)
なんとな〜く見える八幡沼なんぞを眺めてすぐに出発します。

八幡沼付近の湿原は八幡平を代表する景観ですよね。
珍しい花や、湿原の植物群に感動していただけたようです。
しかし、山初心者の皆さん、思ったより高山植物に関心が高いですね。

八幡沼を見渡せる休憩所でランチにします。
例によって写真は撮り忘れましたが、本日は枝豆があったりスイカがあったりと豪華!
もちろん泡の出る例のヤツも完備しております。
下界で食べても美味しいモノのオンパレード。

満腹になると、なんだかもうここで全ての日程を終了したかのような気分になりましたが、八幡平に初めて来たという人もいるので一応山頂には行っておきましょう。
もともと眺望に乏しい山頂ですし、今日の天気では眺望はのぞめないでしょうが…。

予想通り眺望は無し。
それでも登頂は登頂なので記念写真を☆
我が登山部は、これでようやく2座目を踏んだことになります。
うーん、半年で2座かぁ(^^;

予定通よりだいぶ時間が押していたため、ここからは少し駆け足気味に。
アスピーテライン山頂駐車場まで降りて登山終了となりました。
第一回登山の早池峰山の時に比べると、みんなに余裕が伺えます。
楽に歩けるのに高山の醍醐味を味わえる八幡平、皆さんにも気に入っていただけたようでした。

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