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記録ID: 1736806
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無雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰

駒頭山

2010年11月27日(土) [日帰り]
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ちゃってぃ その他1人
GPS
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距離
8.0km
登り
654m
下り
654m
過去天気図(気象庁) 2010年11月の天気図
アクセス

感想

2010年11月27日、この日は花巻にある駒頭山へ行ってきました。

駒頭山…標高は1000m以下、有名な温泉街・スキー場付近に登山口があり…と書くと完全に「里山」の部類なのですが、これがなかなかどうして…。
非常に奥深く、藪っぽかったり、登山道や林道が崩落して通行できなくなったり、
濃厚な熊臭がぷんぷんしていたり…と、安易な登山者を寄せ付けない山であります。

ガタガタのダート林道を走ること30分。
ようやく林道終点となり、登山口へ到着しました。
いや〜、長かったなぁ! なんだか山に登る前から「やりきった感」が湧いてきました(笑

さっそく準備をして出発します。
あ、本日は熊鈴をそれぞれ装備して万全の体勢で挑みます(笑
もうね、登山口から熊臭がぷんぷんします。冬眠前のごちそうにされたくないので〜。

登山道はのっけからけっこうな急角度で登っていきます。
ハァハァ…、体が温まらないうちにコレはキクなぁ〜。
しかもあまり人が歩いた形跡がないので、路面はほとんど落ち葉で埋まっています。
木の根と相まって滑るんですよね、こういうの。

やがて木々の間からピークが見えてきます。
あれが駒頭山? いやいや、さにあらず。
あれは駒頭山の前衛のピークです。

少しずつ高度を稼いでいくと、周囲の山々の間から岩手山が見えるようになりました。手前にポコッと見える山は…男助山でしょうかね?
道なりだと結構遠く感じる雫石ですが、直線距離だと近いんですね。

尾根に出ます。
なだらかな山容かと思いきや、尾根の向こう側はストンと落ち込んでおり気を抜くと転げ落ちかねません。
横に枝を張り出している灌木に突き飛ばされないように注意が必要です。

この尾根筋からは花巻の町並みや、早池峰の山々の姿を望むことができます。
はっきり言って、全行程中ここが一番景色が良いので、思う存分眺めを楽しんでおいて下さい(笑

登山開始から50分、松倉山方面への縦走路との分岐点に到着です。
この分岐点から松倉山方面へ少し行ったところには展望所があるようですが、とりあえず先に駒頭山の山頂を踏み、その後に行ってみたいと思います。

分岐点から駒頭山へと向かう道は、先ほどまでとはうってかわってなだらかな林間道となります。途中からは植生も変わり、立派なブナ林が現れます。ブナ林好きにはたまらないでしょうな。ブナ林にはつきものの「ヤツ」の痕跡も、あちこちに見て取れます。

唐突に山頂に着きました。
遠望が利かないのですぐ側に行くまで、山頂標識に気が付きませんでした。

ガイドブックなどで知ってはいましたが、山頂からの展望はまったくありません。
こういう場合は、さっさと記念撮影などを済ませ、とっとと下山するに限ります。

下山は往路を戻りますが、まだ時間にも体力にも余裕があるので松倉山分岐から展望所まで行ってみることにしました。

展望所まで来てみましたが…うーん、そんなに展望が良いわけでもないなぁ(笑
微妙に藪に埋もれているし…。
それでも、今さっき登ってきた駒頭山の姿を見ることができますし
花巻方面を遠望することもできますし、うっすらと鳥海山かな?と思われるシルエットを見ることもできました。
松倉分岐より片道10分。
展望所に立ち寄る価値があるかどうかはその人次第?(^^;

落ち葉なのでもっと滑るかと思っていた下りも、それほど苦労せず
松倉分岐からは30分で下山。予想より楽な山でした♪

というわけで、駒頭山松倉コースでしたが、このルートの肝はなんといっても林道が通行できるか否か、それに尽きると思われます(笑
林道を終点まで入ってしまえば、あとは林間の散歩登山が楽しめます。

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