上州武尊山【暴風＆ホワイトアウトのため剣ヶ峰で撤退】

2019年02月23日(土) [日帰り]

• GPS: 01:19
• 距離: 1.5km
• 登り: 197m
• 下り: 196m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:10
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:10

8:33 川場スキー場ゲレンデトップ
9:05 9:05 剣ヶ峰山
9:15 9:15 撤退判断
9:21 9:21 剣ヶ峰山
9:43 川場スキー場ゲレンデトップ

天候

曇りのち暴風＆ホワイトアウト

アクセス

利用交通機関：

自家用車

川場スキー場センターの立体駐車場6F（有料）を予約しました。
大混雑する前だったので他の無料エリアでも駐車できますが、東京朝発の場合だとこの有料予約駐車場が便利かもしれません。

コース状況／危険箇所等

2月23日の状況としては、トレースはついていて、ラッセルは必要がない状態でした

その他周辺情報

川場温泉センター・いこいの湯
※入浴料は正式には消費税込みで432円ですが端数キリで430円だそうです！細かいところですが、面白いです。食事もできます。素朴な雰囲気で私は気に入りました！

写真

2/23 0:14

こんばんは〜
今回は私のとって初めて仮眠場所として健康ランドを使用してみます！沼田ICから車で数分の所に沼田健康ランドがあります。沼田城のすぐ近くです。

2/23 0:18

素泊まりだと2100円です。カプセルが空いていたので、せっかくなので3100円でカプセル宿泊に全員しました。

2/23 0:20

なんか昭和の雰囲気が漂う沼田健康ランドです！

2/23 0:26

男湯の先にリラックスルームがあります。なんか神社のお札のようにいろんな内容が呪文のように貼られていて頭に入ってきません！

2/23 1:26

カプセル内部はこんな感じです。通常のカプセルホテルとはちょっと雰囲気が違います

2/23 1:27

2段目が空いてます！酔っていると登るのがなかなか大変です。お休みなさい〜

2/23 5:33

5時起床で、ちょっとお風呂に入り6時前に出発です。出発前に川場スキー場での入山報告書に記入をしてもらってます。記入する箇所が多くて記入が大変です。

2/23 7:00

川場スキー場にすんなり到着です！雪もぜんぜん道にはありませんでした。有料予約で6Fの駐車場です。朝イチでガラス器だったので下の無料駐車場でも問題なかったですが、朝東京発だと、大混雑するので有料駐車場が便利かと思います。

2/23 7:23

リフト券販売が7時半からなので、しばし待ちます。ここで入山報告書に記載をしてもよかったです。

2/23 7:54

登山者は左側の桜川エクスプレスに乗車します。スノボー天国ですね〜。我々は逆に場違いみたいで目立ちます

2/23 8:00

こちらが桜川エクスプレスですね！

2/23 8:00

ICリフトチケットをかざさなくても通過するだけでゲートが開きます！なんてハイテクなスキー場なのでしょうか〜

2/23 8:08

次は2本目にリフトです！左側のリフトに乗車します。リフトの先が雲に覆われている…

2/23 8:08

みんなの背中が『七人の侍』（見たことないけど）風だなと思いました。（ム

2/23 8:09

頑張るぞ！という覇気を感じます！

2/23 8:27

長〜いリフトでゲレンデトップに到着です。フード付きのリフトで助かりました。かなり風がありました。

2/23 8:33

ゲレンデトップから稜線までまずは登ります。薄いトレースはついてました。一応コンパスで方向を定めて稜線を目指します。

2/23 8:36

稜線に到着です！さあ、山頂までいけるのか？？

2/23 8:38

まずは剣ヶ峰を目指します。先が見えません！

2/23 8:43

剣ヶ峰下部の鞍部から登ります。左側を巻きながら登ります。我々が本日のトップとなりました。

2/23 8:43

最後尾から振り返ると、なにも見えません！かなり状況が悪いです。ホワイトアウト状態です

2/23 8:48

降雪がなかったようでトレースは残っていました。頑張って登ると一旦平になります。

2/23 8:53

1名アイゼンが外れてしまったので、履きなおします。その際に後続のお二人に先に行っていただきました。

2/23 8:54

この先はアイゼンが外れることはNGなのでしっかり装着してもらいます。

2/23 8:56

まずは剣ヶ峰を目指します。

2/23 8:59

この先に本当は立派な剣ヶ峰が見えるはずですが見えないです

2/23 9:01

祠が目印となります。先行されているお二人の先が剣ヶ峰ですね

2/23 9:04

剣ヶ峰に到着です。歩きだして30分で到着です。ここまでは風はなんとかいけそうかなあという風速10m超えぐらいだっと思いますが、剣ヶ峰到着してから風の質ががらっと変わりました。

2/23 9:06

ひとまず剣ヶ峰を超えてちょっとした核心部である剣ヶ峰の下りに向かいます

2/23 9:07

トップのS祖土さんが下り始めます。

2/23 9:09

ここは問題なく下れます。

2/23 9:10

風が相当強いので、体が持っていかれないように皆さん慎重に下ります。

2/23 9:19

しかし、その先の細い尾根部分で風がおそらく風速30mに迫るぐらいに感じて、皆さんの歩く姿がふらつき始めたので、めちゃくちゃ早い決断だったかと思いますが、ここで撤退することをSLのS祖土さんと暴風の中で相談してリーダー判断で撤退する判断を下しました。このまま進んでいって登頂できても天気の回復が確約されないので安全第一で下山です。メンバーの雪山経験など、メンバー構成など全体的な観点からの決断でした。

2/23 9:32

樹林帯で続々と登ってくるパーティがいますので、避けて登ってもらいます。山岳警備隊の方たちも下山されてましたが、どうも先週及び前日に遭難があったようで捜索に出られていたようですが、警備隊の方たちも下山されてました。無事に発見されることをお祈りいたします。

2/23 9:42

水墨画の住人みたい。（む

2/23 9:54

ゲレンデトップに無事に帰還いたしました。1時間半くらいの登山でしたが、ご参加されたみなさんいかがでしたでしょうか。私としては明日の天候が良いのはわかっていたのでスライドも考えましたが、本日の予報もだんだん良くなってきていた（風だけが心配）ので、中止＆日曜スライドにする決断はできませんでした。このようにコンディション悪化で即下山することは雪山では当たり前のような感じで、雪山で予定通り登頂できる確率はとっても低いと皆さん今回の山行で認識していただければ、ここに来た意味はあると思います。暴風＆ホワイトアウトがどれだけ恐ろしいものか、リスク管理の点からもいい勉強になったかと思います。雪山なんてこんなもので、素晴らしいコンディションで歩けることが珍しいくらいです。

2/23 10:18

リフトで下山すると川場スキー場は晴れてました！やはり谷川エリアの稜線の天候というものは難しいものです。

2/23 11:14

早いですが、温泉に向かいます！寄ってみたかった川場温泉いこいの湯

2/23 11:14

まだ空いてます！なんか味わいのありそうな感じです！

2/23 11:16

定番の剥製です

2/23 11:17

なんとみそこんにゃくですね！3本で100円です！安いです

2/23 12:26

立派な道の駅です。川場田園プラザです。ここからシャトルバスで川場スキー場まで連れて行ってくれるそうです。車のタイヤに不安がある人のための措置です。

2/23 12:17

道の駅に寄ってみました！なんと本日はカワコンやっていたみたです！だから混んでたのでしょうか？大人のカワコンにはなんと告白タイムがないのです〜　自然な感じで告白をしろという感じでしょうか。さすが大人ですね〜

2/23 12:26

道の駅でのいつもの風景です。主婦のように買い込みます！イチゴが凄い甘いのです。川場ビールと谷川名物のもつ煮込みを購入。妻は今日の夜は岩登りに行っているので、本日はこれで簡単に夕食です！

2/23 12:29

私は小さくて細長いリンゴと飲むヨーグルトを買いました。（む

2/23 12:43

食事処あづまさんに寄りました。分厚い味噌カツで有名みたいです！

2/23 12:43

猫と盆栽〜

2/23 12:46

めちゃくちゃ不安定な位置！！大丈夫でしょうか。すべてシュールですね〜

2/23 12:54

ノンアルコールで乾杯！

2/23 13:18

田舎蕎麦と味噌カツセットです！こちらもすごい！

2/23 13:19

私はシンプルな味噌カツです！でも分厚いですね〜

2/23 19:52

関越道も事故などもなく空いておりました。
夕食は道の駅で購入した、もつ煮込みとキムチと川場ビールです！本日はあっという間の登山でしたが、こんなこともよくあることなので、観光気分に切り替えて楽しい一日でした！収穫は沼田健康ランドがなかなか使えるぞ！ということでした！末永く頑張って営業してください！！

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

D850 ボディ ニコン

感想

Minera

写真コメントでも記載をしましたが、暴風＆ホワイトアウトで早々に剣ヶ峰を下ったところで撤退判断しました。今までの経験上でも暴風＆ホワイトアウトは不確定要素が高く、参加されたメンバーの雪山経験ども考慮してSLの方と協議しての撤退判断となりました。私としては無事に下山できれば、また再チャレンジができるので早々の撤退でも残念だったなあという気持ちはありませんでした。