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Yamareco

記録ID: 1739981
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八幡平・岩手山・秋田駒

岩手山 焼走りからBCスキーで

2019年02月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:24
距離
10.2km
登り
1,466m
下り
1,465m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:08
休憩
0:09
合計
9:17
8:11
8:12
89
9:41
9:41
235
13:36
13:37
91
15:08
15:08
6
15:14
15:20
55
16:15
16:16
0
16:16
ゴール地点
天候 晴れ予報で実際に晴れましたが、午前から風が強くなりました。
過去天気図(気象庁) 2019年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
樹林帯の夏道より焼走りの上を歩くほうが快適です。でも岩が出始めています。
岩手山SAから。左下に溶岩噴出口が見えます。
2019年02月24日 06:04撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/24 6:04
岩手山SAから。左下に溶岩噴出口が見えます。
スタート後、焼走りからの岩手山
2019年02月24日 07:24撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
2/24 7:24
スタート後、焼走りからの岩手山
滑走跡は3日前のoyamaさんのものかな?
2019年02月24日 07:54撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/24 7:54
滑走跡は3日前のoyamaさんのものかな?
快適な道です。
2019年02月24日 07:54撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
2/24 7:54
快適な道です。
煩わしい樹林帯もそろそろ終わりだと思います。
2019年02月24日 09:03撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/24 9:03
煩わしい樹林帯もそろそろ終わりだと思います。
第1噴出口
2019年02月24日 09:17撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/24 9:17
第1噴出口
登っている人多数。初めて見る光景です。
2019年02月24日 09:17撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/24 9:17
登っている人多数。初めて見る光景です。
早池峰山
2019年02月24日 09:20撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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早池峰山
姫神山
2019年02月24日 09:20撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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姫神山
第1噴出口からの焼走り
2019年02月24日 09:20撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/24 9:20
第1噴出口からの焼走り
昨年1月に撤退した時の2本の松で小休止。
2019年02月24日 09:47撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/24 9:47
昨年1月に撤退した時の2本の松で小休止。
前写真の上部でスキーを担ぎ、アイゼンとピッケルに。
2019年02月24日 10:48撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
4
2/24 10:48
前写真の上部でスキーを担ぎ、アイゼンとピッケルに。
外輪山はまだまだ先。しかも強風です。
2019年02月24日 11:09撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/24 11:09
外輪山はまだまだ先。しかも強風です。
シュカブラの段差がすごい。30cmくらいありそう。
2019年02月24日 11:58撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/24 11:58
シュカブラの段差がすごい。30cmくらいありそう。
スキーを担いでいるのできついっス。
2019年02月24日 11:59撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/24 11:59
スキーを担いでいるのできついっス。
ずーっと「どこから外輪山に出ればよいのか?」を考えてきたけど、ここを降りてきた人たちがいたのでこのラインを進むことに。
2019年02月24日 13:08撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/24 13:08
ずーっと「どこから外輪山に出ればよいのか?」を考えてきたけど、ここを降りてきた人たちがいたのでこのラインを進むことに。
外輪山に出て頂上が見えました。
2019年02月24日 13:23撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/24 13:23
外輪山に出て頂上が見えました。
12月22日以来の頂上
2019年02月24日 13:31撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/24 13:31
12月22日以来の頂上
風強し
2019年02月24日 13:31撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/24 13:31
風強し
三ツ石山方向
2019年02月24日 13:33撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/24 13:33
三ツ石山方向
平笠不動小屋、赤倉岳方向。下倉スキー場も見えます。
2019年02月24日 13:33撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/24 13:33
平笠不動小屋、赤倉岳方向。下倉スキー場も見えます。
黒倉岳、秋田駒ヶ岳方向
2019年02月24日 13:33撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/24 13:33
黒倉岳、秋田駒ヶ岳方向
和賀岳を見たかったのですが…、残念。
2019年02月24日 13:33撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/24 13:33
和賀岳を見たかったのですが…、残念。
八甲田山は見えないようでした。
2019年02月24日 13:34撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/24 13:34
八甲田山は見えないようでした。
最後にもう一枚。強風による雪が映っています。
2019年02月24日 13:37撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/24 13:37
最後にもう一枚。強風による雪が映っています。
外輪山に登ったとき、下降ポイント近くのお地蔵さんの足下に目印の石を置いた。間違うことなく下降ポイントに来ることができた。この雪壁を三点支持で慎重に下る。緊張。
2019年02月24日 13:47撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/24 13:47
外輪山に登ったとき、下降ポイント近くのお地蔵さんの足下に目印の石を置いた。間違うことなく下降ポイントに来ることができた。この雪壁を三点支持で慎重に下る。緊張。
岩稜帯に戻りました。デポしたスキーが見えました。
2019年02月24日 13:57撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/24 13:57
岩稜帯に戻りました。デポしたスキーが見えました。
強風に飛ばされなくてよかった。
2019年02月24日 13:58撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
2/24 13:58
強風に飛ばされなくてよかった。
スキーを抱え50mほど下り、雪のある地点に来た。不安定なポイントでなんとか滑走準備を終了。いよいよ滑走だ。 (矢印が外輪山とつながるライン)
1
スキーを抱え50mほど下り、雪のある地点に来た。不安定なポイントでなんとか滑走準備を終了。いよいよ滑走だ。 (矢印が外輪山とつながるライン)
岩手山の影に覆われ、斜面の凹凸がわからない。慎重に滑りました。
2019年02月24日 14:52撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/24 14:52
岩手山の影に覆われ、斜面の凹凸がわからない。慎重に滑りました。

感想

 昨年1月に初めて挑戦し、強風で撤退。好天予報を見ていつものように深夜に自宅発、駐車場には数台の車が。第1噴出口までは予想通りで、そこから上部が厳しいところです。風強く、雪面もシールやスキーアイゼンが効かなくなってきたので、本望ではないがスキーを担ぐことに。登っても登っても上部岩稜との距離感が縮まりません。大雪面下部3分の1はスキーアイゼンの効かないサラサラ雪、中部は段差の深いシュカブラ、上部はザラメが氷化した雪壁と岩場のミックスといったところでしょうか。スキーが風に飛ばされないよう安心できるデポ地も見つからず。外輪山への出口は下降した方々のラインを使い、ようやく外輪〜頂上へと達しました。

 目印の石を置いていたお地蔵さんを確認し、外輪から下降ポイントへ。雪壁を慎重に下降しスキーデポ地へ。さらにスキーを抱えて雪のある滑走ポイントへ下る際に強風に煽られ転倒。スキーを手放しはしませんでしたが、左手首を打撲し時計表面に擦過痕が。安定した地点がなく滑走準備もスキーを落とさないよう気を遣いました。ようやくスタートしましたが、転倒やトラブルのないよう確実に。シュカブラ段差帯が多かったこともあり、大斜面を滑ったという感慨はなし。灌木帯ではスキーがはずれ、なぜか左後ろの2本のピンが前に移動してステップイン=スキーロックができない。左スキーだけかかとの上がるウォークモードでなんとか戻りました。

 頂上まで行き、大斜面をスキーで滑るという目標は達成しましたが、スキーを楽しむというより「アドベンチャー・スキー」というのが率直な印象でした。「厳しいルート」と聞いていましたが、体力面はもちろん、テクニカルな面でもその通りと思いました。今度登るとしたらコンディションにもよるけど、噴出口少し上までスキー、その上は、軽量荷物・ダブルアックス・アイゼンかなぁ〜と思いました。覚悟はしてたけど、なかなかの経験でした。

2019.02.27  動画を追加しました。ダラダラと長いので、適宜ご覧ください。

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コメント

行けましたね。
スキーで行く冬の焼走りは心技体を鍛える修行の場でしかないですよね。
しかも風の強い日の岩手山はもう泣くしかないですね。
しかしながら、登頂おめでとうございます。もはや残雪期に突入の山ですが、残りシーズン頑張っていきましょう。
2019/2/25 20:29
ボロボロでした
 スキーでもう少し上まで行けると思ったのですが、なかなか進まず結構下から担ぐことになりきつい登りとなりました。おまけに上に行くほど斜面角度が立ってくるではありませんか。「oyamaさん、何度もよく登るなぁ〜」と思いましたよ。G3ionもいろんな現象が出て100%の満足と言えない感じですが、うまく付き合っていきます。
 いろいろ参考にさせていただきました。ありがとうございます。八甲田でカッチンコしたいですね。
2019/2/25 23:32
21番の写真に!
ちょうど中心部に義久さんと歩いて居ました!
そこから見上げる山頂にmametan さん居たのね〜
焼走り直登お疲れ様でした。
私もいつかは焼走り直登してみたいです。
2019/2/26 7:48
山頂から見えましたよ(ホンマかいな?)
 読ませていただいてすぐに 7番=大斜面を登る人たち の写真中だと思ったのですが、山頂から屏風尾根を写した中にお二人がいたのですね。レコを拝見しましたが、岩稜帯をロープ確保をしながら進む山行に驚きと新鮮さを感じました。予定ではさらに山頂直登を果たすおつもりだったんですね。険悪で名高い洞ケ沢の写真まであり、むさぶるように読ませていただきました。
 岩手の深山に鍛えられた岳人たるお二人に“アッパレ”です。私は“喝ッ!”でした。そちらの山域にも出没しますので、カッチンコした時にはお話聞かせてください。  
2019/2/26 21:39
一度は
こんばんは。 僕も一度は滑ってみたい岩手山ですが、
岩が露出していますね
滑走面は痛みませんでしたか?
これから更に露出が多くなるんでしょうか?教えてください。
2019/2/28 20:04
パッショーネ kidachi さんへ
 せっかくなのでなるべく高い所から滑ろうと思い、滑れるぎりぎりの高さからスタートしました。1890mくらいだと思います。動画を見るとわかりますが、小石はスタート後もしばらくありました。滑走面には傷がつきましたが、思ったほどではありませんでした。シールもちゃんと付くと思います。雪が溶ければさらに出てくると思います。スタート地点から灌木帯までは、小石・固い雪・シュカブラ段差帯でとても滑りにくく、八甲田とは異なり、滑りを楽しむという感じではありませんでした。第1噴出口から下の灌木帯の滑りは大変です。kidachiさんの滑りレコも期待しています。
2019/2/28 22:41
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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