白銀の蔵王 (地蔵岳・熊野岳)

2012年03月11日(日) [日帰り]

• GPS: 02:45
• 距離: 4.6km
• 登り: 243m
• 下り: 237m

コースタイム

9:40ロープウェイ山頂駅-9:50地蔵岳-10:45熊野岳山頂100m手前-11:35地蔵岳-11:50ロープウェイ山頂駅

天候

午前:曇

アクセス

利用交通機関：

バス

仙台駅〜山形駅(片道900円)
山形駅〜蔵王温泉ターミナル(片道980円)

コース状況／危険箇所等

・熊野岳避難小屋からの熊野岳への稜線取り付き当たりまでは木材のポールあり。
・上記以降はケルン等の目印がない。稜線が広く、視界不良だと熊野岳ピークへのルートファインディングがむつかしい。

写真

お地蔵さんにお参り。視界不良だが取り敢えず、地蔵岳までは行こうかと。

地蔵岳。

木のポール伝いに行けるところまで行こうと進む。視界は20mほど。

だんだん、真っ白な世界に。ちょっとでも目印を目立たせようと、ポールに付いたエビの尻尾を払いながら進む。

熊野岳山頂100m手前(GPSのログで帰宅後知る)。マップ付きGPSでも無いとこれ以上は無理と引き返す。足あともすぐに消えていた。

エビの尻尾の塊

ポールのエビのしっぽ。

地蔵岳付近まで引き返すと晴れ間が出てきた(TwTlll)

やっと山肌を認識。

地蔵岳から山頂駅へ降りるころにはだんだん晴れ間が広がっていく

太陽が嬉しくてVサイン

樹氷モンスターは終わってました。

山頂駅より。せめて樹氷くらい残ってたらいい眺めだったろうに。

感想

haniwa333

2011年5月の残雪期、2012年1月の樹氷見学に続き、3度目の蔵王。今回は晴天での樹氷見学と積雪期の熊野岳登頂が目的。ちょうど3.11だったので神社に参詣して黙祷を捧げたいとも思っていました。結局何も叶うことは出来ず、山頂手前100m弱の地点で敗退。

今回は単独で、しかも登山者は後にも先にもいなかった。誰もいない白銀の世界にいると、感覚が研ぎ澄まされる気がする。もっと磨けば、ピークの存在感を感じ取れたかもしれない。といいつつ、熊野岳の稜線はだだっ広過ぎるし、ケルンくらいあってくれても。。。ガーミン買おうかな。。。

天気が午後好転していったのは誤算であった。太平洋上に低気圧が抜けて、次の低気圧が来るまでの好天だったのか。午前中行動がセオリーだが、天気図を読む技術が未だ未だ未熟。午後好転するのが分かっていたら、多少ツェルトで風を凌いでアタックチャンスを待つのも良かったのかもしれない。

今後も行けるチャンスのある山なので、来年は1,2月にまた再チャレンジしたい。