富士山 試登 3回目
コースタイム
6:30 八王子駅に集まる
8:10 スバルライン入り口 着
9:40 ゲートオープン 発
10:10(頃?) 5合目みやげ物やパーキング 着
10:48 みやげ物や前 発
11:15 さとう小屋 着
11:50 さとう小屋 発
13:00 7合目花小屋 着 (アイゼン・ハーネス・ガチャ類を身に付ける)
13:15 発
13:45 赤い鳥居 通過 (付近に雪は少ない)
14:15 雪訓開始 (7〜8合目の間 吉田大沢)
16:05 下山開始
17:00 さとう小屋 着
20:30〜 就寝
11月27日(日)
3:00 起床
5:35 さとう小屋 発 (ハーネス・ガチャ類を身に付けて)
6:45 7合目花小屋 着 (アイゼンを付ける)
7:05 発
7:35 赤の鳥居 通過
8:10 8合目太子館 着
8:20 発
9:23 本八合 着
10:55 山頂 着
11:35 発
13:18 東洋館 着
13:25 発
13:55 7合目花小屋 着
14:10 花小屋のすぐ横の岩稜でハーケン打ち始める(ロープ練習の準備)
14:50 練習やめて下山スタート
15:30 さとう小屋 着
さとう小屋 発
みやげ物屋パーキング 着
天候 | 快晴、風弱し。山頂付近で時折突風あり。この時期にしては絶好の山頂アタック日和。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年11月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
7合目以上は夏道上に積雪がありアイゼンの必要性あり。岩とのミックスで歩き難いがア イゼ ン歩行の訓練には都合が良い積雪状態。 8合目以上のルートは硬雪で埋まっており、歩き安い。 頂上直下、最後の岩稜帯の直上ルート(急斜面 30°ぐらい)の積雪状態(今回は硬雪で アイゼ ンのツアッケが2/3ほど刺さり具合が良い)が悪い場合(ブルーアイス及びブラックアイ スの状 態)はFIX及び懸垂下降の必要性あり。 他のルート上の凍結(氷状態)は気温が上がり溶けた水が凍結している状態で、ルート上 全面凍 結の個所はない。 最も注意する点は下山時の突風に対する耐風姿勢のとり方。背中からの突風に対してつま ずかな い事。 |
ファイル |
非公開
1744.xls
計画書
(更新時刻:2010/07/28 08:54) |
写真
感想
11月26・27で富士山に行って来ました。
初日に雪トレを行い、二日目は登頂しました。
これは1月厳冬期の登頂を目指す為のトレーニングの一環です。
メンバーは
Tさん、タッキー、okapiさん、カトアキさん、ヒトミワさん、ken、他会1名の7名で
した。
以下感想です。
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今回の目的は『登頂』よりもシーズン初めの『雪訓』という位置付け。
初日に雪訓を行い、二日目は雪上歩行のトレーニングの為に登頂という計画。
Tリーダー「雪訓で一番大事なのは歩行訓練!」
「滑落停止を練習するより、まずは絶対に転ばない事!!」
「万が一滑落したら滑る前に止める事!!滑り出したら終わりと思え!!!」
転ばないのも技術と言う。ナルホド。
やはり基本は体力です。
さて、初日の雪訓の場所
積雪がまだ少ないので五合目では雪訓出来ず結局七合目まで登って雪訓を実施。
・上下に登下降
・斜めに登下降&方向転換
・段差のある斜面をトラバース
・滑落停止
・アイゼン無しで雪上歩行
少ない積雪ではあったが一通り訓練をした。
今回の収穫は正しい滑落停止の姿勢を知った事。
脇を絞める、腕は伸ばさない等今までも判ってはいたが
『ブレードを肩で押さえる』は目からウロコ。結果として脇は閉まり、腕は伸びない。
雪トレを終了して五合目のテン場へ戻る。
今回の一番の名言がこの夜生まれた。
気温も大分下がってきたが酒のせいでテント内はヒートアップ!
その時TKDリーダーの発した一言
「女性に不自由した事が無い」!
続いて
「二股していた」!!
さらに
「食事を作るのが面倒なので結婚した」!!!
さすがに大先輩である。大変勉強になりました。
二日目は登頂の予定。
昨晩テントの外からもの凄い風の音がしていた。
夜中に聞く風の音って、なにか大きな生き物に思えてくる。(ちょっと詩的!)
しかし起きてみればほぼ無風。絶好のアタック日和。
頂上付近で気温が下がるが(−10℃くらい)それでも冬の富士山としてはまだまだ暖か
い。
アイスバーンになった頂上直下を体験したかったがまだ凍っていなかった。
しかし感覚として「この斜面にさらに雪がついて全面凍ったら怖いな」と思った。
実際に九合目辺りでの滑落事故が多いらしい。
「登る事は簡単だが下降が難しい」と聞いた。
それは下降時にどうしても恐怖感が生まれるかららしい。
我々パーティーは状況次第ではアイスハーケンを打ち、安全にビレイを取ってから行くで
あろう。
他の山岳会では冬の富士登頂は雪トレの内というところもあるらしいが、
自分にとっては間違いなく『本番』
技術的に難しい岩稜帯のクライミングではないが、
未経験の厳冬の寒さ(−20〜30℃)とアイゼンの効きにくいブルーアイスを想像する
と正直に言って緊張する。
当日の風と雪の状態次第なのでアレコレ考えてもしょうがない。
一月の本番まで各自で体力&対寒トレーニングをしておこう。
10月に登頂した時は雪は少なかったが強風が吹いていて結構厳しい山行だった。
それから一ヶ月経ったのでより厳しい富士山を体験できると期待していたが
前回よりは積雪はあったものの(それでも少ない)風が弱かった分、体力的には比較的楽
に感じた。
しかし溶岩上のアイゼン歩行にかなり神経を集中していたせいか精神的には非常に疲れ
た。
最後に今回遭難騒ぎを起した輩がいた。
それも下山後の高速道路で!!
詳しくはメンバーに聞いてください。また新しい伝説が生まれた♪
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