今年も五竜岳、鹿島槍の大展望【遠見尾根〜大遠見山まで】

2019年03月02日(土) [日帰り]

• GPS: 05:29
• 距離: 8.2km
• 登り: 706m
• 下り: 810m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:51
• 休憩: 1:31
• 合計: 5:22

9:04 スタート地点
10:06 10:18 小遠見山
10:39 10:39 中遠見山
11:18 12:16 大遠見山
12:59 13:00 中遠見山
13:18 13:38 小遠見山
14:26 白馬五竜アルプス平

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

エイブル白馬五竜スキー場の無料駐車場を利用（8時前に到着で第1駐車場は満車に近かったです）
五竜テレキャビン　8:15〜運行開始　往復1800円
アルプス第1ペアリフト　片道400円（下りは利用不可）

コース状況／危険箇所等

スノーシューでなくてもアイゼンで登れましたが、トレースを外れると踏み抜くところがあります。
雪庇には近づかないように注意。
大遠見山周辺はクラストしている箇所もあります。

その他周辺情報

日帰り温泉：白馬ハイランドホテル（白馬姫川温泉　天神の湯）700円
おまけ　夕食：安曇野市　穂の香（各種定食）

写真

3/2 8:31

スキー場のゴンドラとリフト利用で、十数分で1600mのアルプス平へ

3/2 8:52

リフトを降りると早くもこの絶景

3/2 9:04

地蔵の頭は巻いて登山道へ

3/2 9:05

まずは尾根に向かって樹林帯の急登

3/2 9:05

先行者がけっこういます

3/2 9:12

上部の樹々には霧氷の花

3/2 9:17

北側には唐松岳へと伸びる八方尾根と白馬三山
あちらの尾根は大勢の人で混雑しているんだろうなあ

3/2 9:25

尾根を小遠見山へと登って行きます
左の頂点が小遠見山

3/2 9:32

霧氷がきれい

3/2 9:43

どっしりとした男性的な五竜岳が見えてきました

3/2 9:43

朝のうちなので雪も締まっていて歩きやすい

3/2 9:54

鹿島槍ヶ岳も見えてきました
手前に五竜岳へと長く伸びる遠見尾根

3/2 10:06

小遠見山に到着
看板通り360度の大展望

3/2 10:06

鹿島槍ヶ岳から八峰キレットを挟んで五竜岳への稜線

3/2 10:18

あちらは緩やかに登っていく八方尾根

3/2 10:20

遠見尾根を五竜岳に向かって歩いていきましょう
アップダウンもそれほどなくて快適な尾根歩き

3/2 10:36

迫力ある鹿島槍ヶ岳北壁と左奥には爺ヶ岳

3/2 10:44

平家の落人が隠れていたというカクネ里雪渓

3/2 10:47

さらに尾根を進みます
五竜岳が近くなってきた

3/2 10:57

武田菱がカッコイイ

3/2 10:59

豪雪地帯だけあって雪庇も発達
気をつけて通過します

3/2 11:04

この短い急登を上がれば大遠見山まではあと少し

3/2 11:19

大遠見山から見た鹿島槍ヶ岳
南峰も見えてきて双耳峰になりました

3/2 11:25

ますます迫力を増した五竜岳

3/2 12:13

武田菱アップ

3/2 11:47

この絶景を前にお昼にします

3/2 12:22

名残り惜しいですが、来た道を戻ります

3/2 12:14

遠くには妙高山、火打山

3/2 12:25

影の多くなってきて、朝とは雰囲気が違う鹿島槍ヶ岳

3/2 12:35

中遠見山、小遠見山と小さな登り返し

3/2 12:58

中遠見山のケルンから五竜岳を振り返る

3/2 13:38

今回も絶景をありがとう
次はテントで朝のモルゲンロートを見てみたい（きっと素晴らしいに違いない）

3/2 13:39

小遠見山から戻る道は踏み跡がたくさん

3/2 13:58

午後は白馬三山の山肌の陰影が綺麗

3/2 13:59

地蔵の頭とアルプス平の建物が見えてきました

3/2 14:21

最後はゲレンデの中を通ってゴンドラ駅へと向かいます
ゲレンデを横切るのがけっこう怖い

3/2 18:48

帰りが遅くなったので、安曇野にある食事処「穂の香」で夕食
中信といえば山賊焼
ご飯は一人前ずつ釜炊きで副菜もこれだけ付いて1000円以下は安い！またお邪魔します

撮影機器：

PENTAX K-5 ペンタックス

Xperia X Compact SO-02J docomo SONY

感想

ken_poplar

昨年の3月の積雪期に歩いた遠見尾根。1年ぶりの再訪です。
唐松岳と甲乙つけがたくどちらに行こうか迷いましたが、先週の谷川岳がものすごい混雑だったので、静かな雪山歩きがしたいと思って遠見尾根をチョイス。
昨年は欲張って唐松岳とのペアで訪れたため、その日のうちに八方池山荘に移動せねばならず、ゆっくりとすることができませんでしたが、今年は時間を気にせず思う存分景色を眺めることができました。（さすがに風が冷たくて2時間も3時間も立ち止まっていることはできませんでしたが…）

今回も素晴らしい晴天に恵まれて、鹿島槍ヶ岳の迫力ある北壁とカクネ里雪渓、そして武田菱のくっきりと浮き上がったカッコイイ五竜岳を堪能することができました。
ゴンドラとリフトを使い、アップダウンも少なく割合手軽に北アルプスの絶景を眺めることができる遠見尾根。本当に人が少ないのが不思議です。

近年外国人に人気の白馬、山でもスキー場でも温泉でも外国の方を見かけました。白馬は山を降りてからも温泉、グルメ、アウトドアショップ巡りといろいろ楽しめて、いつも時間を忘れてしまいます。

全国的に雪が少なく、白馬周辺も例年に比べると雪不足ということですが、さすがの北アルプス北部の山々、まだまだ雪山が楽しめます。