さすらいの雪山ハンターが行く〜モルゲン狙いの常念岳、敗退〜

2019年03月09日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 20.1km
• 登り: 2,010m
• 下り: 2,010m

コースタイム

日帰り

• 山行: 13:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 13:00

1:20 須砂渡ゲート
2:00 2:00 高瀬川線No.63
8:57 8:57 前常念岳
13:45 13:45 高瀬川線No.63
14:20 14:20 須砂渡ゲート
14:20 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

須砂度ゲート手前の駐車スペースを利用。

コース状況／危険箇所等

ルート前半、鉄塔を過ぎて最初の笹原を越えると本格的な雪道に。
稜線のクラスト斜面手前まではアイゼンなしでいけました。

写真

3/9 5:47

1:20須砂度ゲートを出発して一直線に延びる東尾根を登ること4時間半。東の空が明るくなってきた。樹林帯のテント場付近。

3/9 5:59

前日までの降雪で木々もたっぷり雪を抱いてました。
下山時は落雪に注意。

3/9 6:03

もうすぐ樹林帯突破、と同時に前常念岳が姿を見せた。

3/9 6:03

富士山南アルプスもクッキリ

3/9 6:04

東の空が灼けてきた。

3/9 6:05

静かにその時を待ちます。

3/9 6:06

来ました、素晴らしい朝

3/9 6:08

前常念岳、ほんのりピンクに色づきました。

3/9 6:10

この時点では9:30には山頂に立っていると確信してました。

3/9 6:11

仕事終わって寝ないで運転して、そのまま出発した甲斐がありました。

3/9 6:11

3/9 6:13

3/9 6:13

隣の横通岳かなあ

3/9 6:16

ピンクからアンバーへ。

3/9 6:18

前常念岳から本峰への稜線も見えてきた。
前日稜線テント泊された方のトレースがありましたが、風の強い部分はトレースがかき消されて深いところでは膝くらい。
先頭でトレースをつける事になり、これが響いた。

3/9 6:25

東尾根から見る前常念岳は立派なピーク

3/9 6:26

朝の色は堪りません。

3/9 6:42

3/9 6:47

この辺りから雪質が目まぐるしく変化します。斜度の緩いところはモフモフ。
斜度があり日陰部分はクラスト。日向部分はサラサラのパウダー。

3/9 6:50

3/9 7:18

アイゼン＆ワカンとストックで進軍します。

3/9 7:19

岩峰のピークまでアイゼン＆ワカンで行きました。クラスト部分は蹴り込んで。
岩峰のピークでワカンを外してアイゼン＆ピッケルとストックに。

3/9 7:36

この日はとにかくシュカブラが多彩な表情を魅せてくれました。
ただシュカブラが上手く撮れなくて、ごめんなさい。勉強します。

3/9 7:36

踏むのがもったいないけど踏ませていただきます。

3/9 8:14

顔を出したのは燕岳ですかね。

3/9 8:14

頸城山塊もいずれ訪れたいです。
秋の雨飾山がいいな。

3/9 8:34

常念岳のピーク、見えてきた。

3/9 8:34

3/9 8:35

鹿島槍ヶ岳の手前に先週登った爺ケ岳

3/9 8:46

3/9 8:47

燕岳、針ノ木岳

3/9 8:47

蓮華岳、餓鬼岳、鹿島槍ヶ岳

3/9 8:57

美しいシュカブラの先に

3/9 8:58

ついに穂高連峰が

3/9 8:58

御嶽山、蝶槍、乗鞍岳

3/9 9:07

この稜線は猛烈な風でした

3/9 9:14

下山に要する時間とここまでの体力の消耗＆エネルギー残量を考慮して、残念ですが引き返すことに。

3/9 9:14

前穂高岳と北尾根

3/9 9:14

奥穂高岳と涸沢岳

3/9 9:14

涸沢岳と北穂高岳

3/9 9:15

御嶽山と乗鞍岳

3/9 9:15

頸城山塊の山々

3/9 9:15

後立山連峰は真っ白け。

3/9 9:19

3/9 9:21

雪庇から巻き上げられる雪煙

3/9 9:30

前常念岳直下の石室はこんな感じ。
この前にテント泊して来冬来ようかな。

3/9 9:31

東尾根の稜線

3/9 10:05

3/9 11:09

また来ます

3/9 11:09

3/9 11:09

蓼科山と八ヶ岳連峰

3/9 11:09

浅間山

3/9 11:24

ナイトハイクした樹林帯、素晴らしい森でした。
標高が高いところではアイゼン団子ができて歩きにくかったですが、その後団子ができなくなりスタコラ下りれました。

3/9 11:30

3/9 14:06

林道から前常念岳と東尾根。

撮影機器：

PENTAX K-70 ボディ ペンタックス

感想

hastler1208

先週の爺ケ岳に続いて北アルプス冬期限定ルート第二弾、常念岳東尾根。
初挑戦ではありましたが、モルゲン狙いで日帰り山行を試みました。

樹林帯でのナイトハイク中の睡魔にも打ち勝ち、何とか前常念岳のモルゲンロートに間に合いました。
あとは山頂を目指すのみだったのですが、その日の先頭だったこともあり森林限界から前常念岳までの雪の状態に手こずり前常念岳と常念岳の肩の中間で撤退を決断。
結果的には山頂を踏んでも日没ギリギリでの下山ができたかもしれませんが、初めてのルートでは無理は禁物。
私的に登山だけでなく温泉＆グルメも楽しむ山旅として完結させたいので日のあるうちに下山したいと言う事もあります。

それでも先週以上に空気の澄んだ絶好の晴天に恵まれて、どこにカメラを向けても絶景をいただいて北アルプスを満喫することができました。
また木曜日から金曜日朝にかけての降雪で樹林帯からノートレースも覚悟してましたが金曜日から3名の方が入山されてしっかりトレースが付けられていたことは本当に助かりました。ありがとうございました。

来冬は出発前にしっかり睡眠を取ってから日帰り再挑戦したいと思います。
テント泊も多いに魅力的だと思いましたけどね。

下山後は、ほりでーゆ四季の郷で温泉＆昼寝、その後最近お気に入りのみどり湖PAの白樺亭で山賊焼定食をガッツリいただきました。

ありがとうございました。