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Yamareco

記録ID: 176721
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山滑走
道東・知床

南斜里岳

2012年03月23日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:18
距離
13.2km
登り
1,007m
下り
1,004m
天候 晴れのち曇り、のち雪
過去天気図(気象庁) 2012年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
南斜里岳直下はアイゼンが必要です。スノーシューではちょっときついと思います。

海別岳の林道は除雪が入りました。T字路まで入れます。地図上に写真マークしてあります。
車窓からの斜里岳は小さな笠雲がかかっている
2012年03月23日 07:24撮影 by  DSC-TX5, SONY
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3/23 7:24
車窓からの斜里岳は小さな笠雲がかかっている
根北峠、1人
2012年03月23日 08:12撮影 by  DSC-TX5, SONY
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根北峠、1人
長い平坦な疎林帯を抜け、やっと開けた場所。南斜里と東斜里が見える。
2012年03月23日 09:01撮影 by  DSC-TX5, SONY
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長い平坦な疎林帯を抜け、やっと開けた場所。南斜里と東斜里が見える。
パノラマ
2012年03月23日 09:01撮影 by  DSC-TX5, SONY
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パノラマ
標高を落とさないようにトラバース、南斜面はカリカリ
2012年03月23日 09:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
3/23 9:03
標高を落とさないようにトラバース、南斜面はカリカリ
パンケニワナイ川の沢底より、正面に東斜里岳
2012年03月23日 09:12撮影 by  DSC-TX5, SONY
3/23 9:12
パンケニワナイ川の沢底より、正面に東斜里岳
東斜里の稜線越しに海別岳が
2012年03月23日 09:40撮影 by  DSC-TX5, SONY
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東斜里の稜線越しに海別岳が
標津山地 一番右が俣落岳、クテクンベツ、ソーキソップと続くのだがどれか判らない。続く武佐と尖峰は良く判る。
2012年03月23日 09:45撮影 by  DSC-TX5, SONY
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標津山地 一番右が俣落岳、クテクンベツ、ソーキソップと続くのだがどれか判らない。続く武佐と尖峰は良く判る。
小海別まで見えてきた。
2012年03月23日 09:46撮影 by  DSC-TX5, SONY
3/23 9:46
小海別まで見えてきた。
海別から標津山地、俣落岳まで。
2012年03月23日 09:46撮影 by  DSC-TX5, SONY
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海別から標津山地、俣落岳まで。
東斜里岳と左に斜里本峰と思っていたが、本峰はまだ奥。
2012年03月23日 09:47撮影 by  DSC-TX5, SONY
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3/23 9:47
東斜里岳と左に斜里本峰と思っていたが、本峰はまだ奥。
東斜里と1278凸の登り、広い回廊のようになっている。
2012年03月23日 09:47撮影 by  DSC-TX5, SONY
3/23 9:47
東斜里と1278凸の登り、広い回廊のようになっている。
海別岳と小海別。上空に怪しい雲。左奥にオホーツク海の流氷が見えたのだが、写真では?
2012年03月23日 09:57撮影 by  DSC-TX5, SONY
3/23 9:57
海別岳と小海別。上空に怪しい雲。左奥にオホーツク海の流氷が見えたのだが、写真では?
標津山地、左奥に根室海峡と少ないが流氷が見えたのだが、写真では?
2012年03月23日 09:57撮影 by  DSC-TX5, SONY
3/23 9:57
標津山地、左奥に根室海峡と少ないが流氷が見えたのだが、写真では?
今日初出動、秘密兵器、テレマーク汎用スキーアイゼン アイゼくん。どれだけ効いているのか実感が無かったが、着けているのが気にならない位自然に前進、登れる。ただ、平坦地で刺さらないと高下駄状態になる。
2012年03月23日 09:57撮影 by  DSC-TX5, SONY
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今日初出動、秘密兵器、テレマーク汎用スキーアイゼン アイゼくん。どれだけ効いているのか実感が無かったが、着けているのが気にならない位自然に前進、登れる。ただ、平坦地で刺さらないと高下駄状態になる。
東斜里の左奥に斜里岳本峰か?と思ったが、なんか変。こんなに高い凸がいっぱい立っていたか?
2012年03月23日 10:26撮影 by  DSC-TX5, SONY
3/23 10:26
東斜里の左奥に斜里岳本峰か?と思ったが、なんか変。こんなに高い凸がいっぱい立っていたか?
標津山地の西の山塊、サマッケヌプリ山から標津岳、更に右奥に養老牛と西別が重なっているようだが・・・。
2012年03月23日 10:26撮影 by  DSC-TX5, SONY
3/23 10:26
標津山地の西の山塊、サマッケヌプリ山から標津岳、更に右奥に養老牛と西別が重なっているようだが・・・。
標津山地、東の山塊
2012年03月23日 10:26撮影 by  DSC-TX5, SONY
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標津山地、東の山塊
海別岳の左の沖に流氷
2012年03月23日 10:26撮影 by  DSC-TX5, SONY
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海別岳の左の沖に流氷
標津山地、東の山塊から西の山塊、間は結構低く空いている。
2012年03月23日 10:26撮影 by  DSC-TX5, SONY
3/23 10:26
標津山地、東の山塊から西の山塊、間は結構低く空いている。
正面の1278m凸の向こうに南斜里岳、から東斜里まで。本峰は?
2012年03月23日 10:27撮影 by  DSC-TX5, SONY
3/23 10:27
正面の1278m凸の向こうに南斜里岳、から東斜里まで。本峰は?
白い湖面が見えるが、屈斜路湖と思っていたが、摩周湖らしい。
2012年03月23日 10:45撮影 by  DSC-TX5, SONY
3/23 10:45
白い湖面が見えるが、屈斜路湖と思っていたが、摩周湖らしい。
白く輝いているのが斜里岳本峰
2012年03月23日 10:53撮影 by  DSC-TX5, SONY
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白く輝いているのが斜里岳本峰
摩周湖と摩周岳が見える
2012年03月23日 10:53撮影 by  DSC-TX5, SONY
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摩周湖と摩周岳が見える
南斜里岳と斜里岳本峰
2012年03月23日 10:55撮影 by  DSC-TX5, SONY
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南斜里岳と斜里岳本峰
一番奥が斜里岳本峰
2012年03月23日 11:10撮影 by  DSC-TX5, SONY
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一番奥が斜里岳本峰
斜里岳と東斜里岳
2012年03月23日 11:12撮影 by  DSC-TX5, SONY
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斜里岳と東斜里岳
南斜里岳の登り、ここから借りてきたアイゼン装着
2012年03月23日 11:16撮影 by  DSC-TX5, SONY
3/23 11:16
南斜里岳の登り、ここから借りてきたアイゼン装着
はっきりと斜里岳本峰が判るようになる。右奥に青いオホーツク海
2012年03月23日 11:19撮影 by  DSC-TX5, SONY
3/23 11:19
はっきりと斜里岳本峰が判るようになる。右奥に青いオホーツク海
南斜里岳への急登
2012年03月23日 11:19撮影 by  DSC-TX5, SONY
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南斜里岳への急登
南斜里岳への急登、さすがにアイゼンが無いときついかも
2012年03月23日 11:22撮影 by  DSC-TX5, SONY
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南斜里岳への急登、さすがにアイゼンが無いときついかも
岩を越えると緩斜面
2012年03月23日 11:33撮影 by  DSC-TX5, SONY
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岩を越えると緩斜面
もうすぐ南斜里山頂
2012年03月23日 11:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
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もうすぐ南斜里山頂
山頂三角点と右奥、斜里岳本峰です。
2012年03月23日 11:38撮影 by  DSC-TX5, SONY
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山頂三角点と右奥、斜里岳本峰です。
真ん中斜里岳と左、東斜里岳
2012年03月23日 11:38撮影 by  DSC-TX5, SONY
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真ん中斜里岳と左、東斜里岳
東斜里から雲の中の海別
2012年03月23日 11:38撮影 by  DSC-TX5, SONY
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東斜里から雲の中の海別
根北峠方面。
2012年03月23日 11:39撮影 by  DSC-TX5, SONY
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根北峠方面。
標津山地東側も雲が
2012年03月23日 11:39撮影 by  DSC-TX5, SONY
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標津山地東側も雲が
標津山地西側と摩周方面も雲が
2012年03月23日 11:39撮影 by  DSC-TX5, SONY
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標津山地西側と摩周方面も雲が
屈斜路湖が微かに。藻琴山は?
2012年03月23日 11:39撮影 by  DSC-TX5, SONY
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屈斜路湖が微かに。藻琴山は?
ここより高いが名前が無い尾根上の凸
2012年03月23日 11:39撮影 by  DSC-TX5, SONY
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ここより高いが名前が無い尾根上の凸
斜里岳と東斜里岳
2012年03月23日 11:41撮影 by  DSC-TX5, SONY
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斜里岳と東斜里岳
斜里岳と東斜里
2012年03月23日 11:43撮影 by  DSC-TX5, SONY
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斜里岳と東斜里
南斜里よりパノラマ
2012年03月23日 11:44撮影 by  DSC-TX5, SONY
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南斜里よりパノラマ
降りたら晴れてきたが、北風が急に強くなってきた
2012年03月23日 11:55撮影 by  DSC-TX5, SONY
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3/23 11:55
降りたら晴れてきたが、北風が急に強くなってきた
降りてきてパノラマ
2012年03月23日 12:02撮影 by  DSC-TX5, SONY
3/23 12:02
降りてきてパノラマ
南斜里岳
2012年03月23日 12:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
3/23 12:03
南斜里岳
南斜里岳
2012年03月23日 12:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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南斜里岳
ここまで来た相棒たちと南斜里岳
2012年03月23日 12:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
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3/23 12:07
ここまで来た相棒たちと南斜里岳
ややオープンバーン
2012年03月23日 12:47撮影 by  DSC-TX5, SONY
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ややオープンバーン
2012年03月23日 13:22撮影 by  DSC-TX5, SONY
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路上で鷹と出会う
2012年03月23日 13:41撮影 by  DSC-TX5, SONY
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路上で鷹と出会う
クマタカ?オオタカか?
2012年03月23日 13:42撮影 by  DSC-TX5, SONY
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クマタカ?オオタカか?
海別への道はT字路まで除雪が入った。これでやっと通常ルートに。
2012年03月23日 14:06撮影 by  DSC-TX5, SONY
3/23 14:06
海別への道はT字路まで除雪が入った。これでやっと通常ルートに。

感想

 遠音別に行くつもりで早起きするが、ちょっと寝坊。ライブカメラの斜里岳と羅臼岳は晴れている。小清水を越えると斜里岳は晴れているが、海別は雲の中。そして遠音別も見えない。ロングコースで晴れないと意味は無い。呆気なく中止し、根北峠へ。アイゼンを借りていたのでさっそく使える南斜里岳を目指す。準備をしていると斜里岳に雲がかかり、また下り坂と別の所を目指しかけたが、雲が消えてきたので慌てた戻り出発。風もなく日差しがある。スキーのトレースが凍りついて伸びている。雪はうっすらと被っているのみ。ルートファインディングの時間ロスが勿体ないので、何も考えず巨木の疎林帯のトレースを進み、ぶっ飛ばす。南斜里は途中で左に曲がり沢を越えなければならないので、途中から気をつけながら進むが、ラッキーな事に南斜里に向かっているようだ。疎林帯を抜け、広場に出て展望が開け、東斜里と南斜里がドンと聳える。トレースは沢を下っていたが、標高を落とすのが勿体ないので、そのままトラバース気味に斜面を降り、反対の尾根に取り付こうと進むが、対岸の斜面の登りに思ったより苦労する。大きくジグを切ってやっとこさ尾根上に出ると広い回廊のように上に続いている。振り返ると海別岳とオホーツク海の沖に霞んで流氷が。そして南には標津山地が連峰のように連なっている。特徴的な尖峰と武佐が見える。対岸の尾根には東斜里岳が聳えている。
 尾根上の雪はカリカリ、折角なので新兵器のアイゼくんを使ってみる。テレマークビンディング汎用のスキーアイゼンは、登りでもスキーを上げる必要が無く自然に歩ける。あまりにも自然過ぎて効き目が実感できない。が、全く滑らない。きっと効いてるのだろう。1278m凸を越えると平らになり、アイゼくんも刺さらないほど硬くなり、高下駄状態で進む。左奥に凍結した湖面が見え、屈斜路湖だと思っていたがどうやら摩周湖らしい。東斜里の奥にやっと斜里本峰が見えだすが、雲が多くなってくる。急斜面を前に借りてきたアイゼンを着け、ピッケルに変えて歩き出す。アイゼン歩行は初。とりあえず引っ掛けることだけをしないように注意し歩くが、意外と自然に歩ける。が、意外とふくらはぎに来る。風が無いのでそれほど注意することもなく、それほど危険な場所もなく、踏み抜きに多少苦戦しながら南斜里岳山頂に到着。高曇りだが斜里岳本峰も東斜里も良く見える。斜里岳は意外と高い凸が乱立している山だということに初めて気がついた。海別と標津山塊が良く見えないのは残念だが、斜里岳が見え、南斜里山頂に立てたということで満足。急斜面を降りると青空が出るが、北風が強くなってきた。アイゼンからスキーに変え、1278m凸に着くころには吹雪模様になり、シールを外し滑りだすが、滑りが全く駄目。何でこんなに下手糞になってしまったのだろう。重い雪とカリカリに苦戦しながら沢に下り、登りで見つけたオープンバーンに戻るが、慣れないアイゼン歩行のせいか飛ばし過ぎたせいか、左腿裏が攣り気味で攻めきれず。吹雪模様の対岸の尾根をトラバース気味に戻り、トレースに忠実に峠まで帰る。
 帰り峠の下りで大きな鷹に会う。路上の何かを捕ったらしい。オオタカ?クマタカ?写真ばかり撮って双眼鏡で見なかった。
 海別に行き、林道が除雪されているのを確認して、ウナベツ温泉へ。300円石鹸付無料ロッカー付き。洗い場5つの小さな浴場だが、久しぶりに入ったら良いお湯でした。網走経由で帰り、すごい久しぶりに止別駅でラーメンを食べた。原生花園にはガンの群れが来ていた。
 やっぱりアイゼンは必要だ。買おう。

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