記録ID: 1774758
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積雪期ピークハント/縦走
甲信越
越後駒ケ岳(駒の湯~小倉山~駒の小屋~山頂 往復)
2019年05月18日(土) 〜
2019年05月19日(日)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,686m
- 下り
- 1,673m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 6:15
2日目
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 6:27
登り:鎖場上から小倉山への登りは急傾斜の雪道で、夏道を確認しながら、雪の状態を想像しながら登ったので手こずった。
降り:管理人さんの助言で、小倉山から鎖場上への下りは、シャーベット状の急傾斜の雪道をアイゼンを効かせながら慎重に降りた。
降り:管理人さんの助言で、小倉山から鎖場上への下りは、シャーベット状の急傾斜の雪道をアイゼンを効かせながら慎重に降りた。
天候 | 【5月18日(土)】駒の湯>小倉山>駒の小屋 午前晴れ時々曇り、午後薄曇り時々晴れ 南寄りの強い風やや強い。特に、小倉山から駒の小屋までの稜線で時よりやや強い風吹く。 【5月19日(日)】駒の小屋>山頂>駒の小屋>小倉山>駒の湯 朝方、風が小屋の窓に吹きつけたので、やや強い風を予想していたが、比較的風弱くスムーズに進めた。 (参考)気象庁【小出】 5月18日(土)09時 気温摂氏22.3度 北北西の風 風速0.8m/s 5月18日(土)12時 気温摂氏26.7度 南西の風 風速3.7m/s 5月18日(土)15時 気温摂氏25.8度 南の風 風速3.2m/s 5月18日(土)18時 気温摂氏24.2度 南南東の風 風速1.7m/s 5月18日(土)21時 気温摂氏19.8度 北の風 風速1.0m/s 5月19日(日)00時 気温摂氏18.0度 西の風 風速1.0m/s 5月19日(日)03時 気温摂氏16.7度 東の風 風速1.3m/s 5月19日(日)06時 気温摂氏15.8度 東の風 風速0.8m/s 5月19日(日)09時 気温摂氏22.9度 東北東の風 風速1.4m/s 5月19日(日)12時 気温摂氏26.4度 南西の風 風速2.8m/s 5月19日(日)15時 気温摂氏27.8度 南南西の風 風速3.4m/s (参考)新潟県新潟市(5月18日(金)) 日の出時刻 04:32 日の入時刻 18:50 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
自転車
04:34 恵比寿駅発【電車で】 05:02 池袋駅 発(乗換時間10分) 05:23 赤羽駅 発(13分) 07:12 高崎駅 発(17分) 08:28 水上駅 発(11分) 09:38 八色駅 着 09:50 八色駅 発【自転車で】 10:20 小出IC 通過 11:11 上折立 通過 11:43 駒の湯 着 (登山) 【5月19日(日)】 13:08 駒の湯 発【自転車で】 14:05 小出駅 着【電車で】 14:25 小出駅 発 15:53 水上駅 発(乗換時間7分) 17:04 沼田駅 発(55分) 17:59 高崎駅 発(9分) 19:45 赤羽駅 発(3分) 20:04 新宿駅 着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【山のグレーディング】4B 【全行程の休憩ポイントなど】 ●646m、916m、鎖場上、小倉山、前駒、駒の小屋、山頂が休憩ポイントになる。 ●駒の小屋に、トイレ、水場がある。 【駒の湯~鎖場上】 登山口に登山ポストがある。登山口から50m程度進むと、渓谷を渡る吊り橋がある。橋を渡ると、すぐに尾根に取りつき急斜面を登っていく。標高646m、標高916mに稜線の平坦部がある。平坦部に複数の倒木があり、絶好の休憩ポイントになる。さらに進むと、勾配が徐々にきつくなり、標高1180m付近にある鎖場に取りつく。登山口から鎖場までの区間はところどころ残雪あるが、基本的に夏道。 【鎖場上〜小倉山】 鎖場を登り切って少し進むと本格的な雪道がはじまる。雪道のはじまる地点に雪解け水が流れるところがあり、ここで水を補給する(自己責任で)。所々夏道がある一方、基本的には急傾斜の雪道になる。越後駒ケ岳は初めてなので、夏道を探しながら登った。数が少なく頼りにならないが、所々に赤、ピンクのリボンがある。 駒の小屋の管理人さんの話では、過去にこの区間で滑落事故が発生しているらしい。谷に滑落してしまうと徒歩での救助は困難で、県警ヘリを要請するらしい。 【小倉山〜駒の小屋】 小倉山から一旦標高を下げて、登り返すことになる。前駒までは比較的傾斜は緩やかで、アイゼンなくとも登ることができる。ただし、前駒から駒の小屋までの傾斜は急である。この区間、所々夏道出ているところもあるが、ほぼ雪道。また、道に迷わないように、竹の枝に赤のリボンが結ばれたものが数十メートルおきに刺さっている。 【駒の小屋〜山頂】 地図を見ると、駒の小屋から夏道は一旦山頂の稜線の南側に登り、稜線上を北に辿って頂に至るものと思われる。この季節、稜線に若干雪庇のようなものが残っているので、駒の小屋から直接山頂を目指すコースを辿る。竹の枝に赤のリボンが結ばれたものが数十メートルおきに刺さっている道に迷うことはない。この区間、基本的に雪道であるが、山頂部は残雪なく、ベンチにも腰掛けられる。 |
その他周辺情報 | 【駒の湯山荘】 営業時間:08:00〜16:00 料金:500円 |
写真
小出IC、道の駅ゆのたにを辿り、湯之谷中学前の吉田交差点を左折、国道352号を進み、シルバーライン入口との分岐に至る。シルバーラインは二輪車進入禁止。このまま直進して、駒の湯登山口を目指す。
国道352号と駒の湯への林道の分岐点。冬季間、国道352号はここで通行止め。駒の小屋の管理人さんに話では、この分岐点から銀山平までの間に数か所雪崩が発生する箇所があり、例年6月下旬まで通行止めらしい。
登る途中に、越後駒ケ岳山頂稜線南側を見上げる。地図によれば夏道はこの南側稜線に登り、北上して頂に至るようだが、この時期、雪庇が残っているので、駒の小屋から雪面を急傾斜を辿り直接山頂に向かうルートをとるらしい。
撮影機器:
装備
個人装備 |
自転車:クロスバイク Giant Glide
登山靴:Sirio 711 26.0cm
12本爪アイゼン
チェーンスパイク(使用せず)
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備考 | 駒の小屋の管理人さんは、この季節アイゼンはつけないが、ピッケルは持つと言っていた。急傾斜の雪面はもしものためにピッケルを持参したほうが良い。 |
感想
●駒の小屋登山口からの登りは思っていたより急傾斜であった。今回初めての越後駒ケ岳登山であったので、特に、鎖場上から小倉山までのコースを探しながらの上り下りに難儀した。
●小屋の管理人さんは、雪質が緩むこの時期、アイゼンは装着せず、ピッケルを持参して登り降りしているらしい。今後に大変参考になるアドバイスをいただいた。
●次回ぜひ雪のない季節に一度登りたい。
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コメント
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初めましてasarenと申します。
登山口に自転車がデポしてありましたが、hakodateさんのでしたか。
自転車で駅から移動ご苦労様です。前日の越後駒ヶ岳の様子が参考になりました。また両日とも晴れ良かったですね。
小倉山直下の残雪は、アイゼンを持ってこなかったので怖い思いをしました。(下りはピッケルを使い恐る恐る下りました)
コメントありがとうございます。
GPV気象予報では曇りの予想でしたが、両日とも日中、風がそれほど強くなく、晴れ間が出てよかったです。
写真は撮りませんでしたが、月齢では5月19日(日)6時が満月で、夜中薄曇りの中、月明かりで山頂付近全体がぼんやりと白んで見えました。越後駒ケ岳は、日中の登山を楽しむだけでなく、駒の小屋に泊まられて、夜空を楽しまれることもお勧めです。
私も、次回この季節に駒の湯からのコースを登るときには、アイゼン、ピッケルを持参したいと思いました。
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