【鈴鹿の廃村めぐり4】向山・アミダ峰・杉坂山

2019年04月05日(金) [日帰り]

• GPS: 03:21
• 距離: 9.8km
• 登り: 770m
• 下り: 778m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:04
• 休憩: 0:18
• 合計: 3:22

距離 9.8km 登り 786m 下り 779m

5:57 県道17号線の路肩
6:18 6:24 向之倉集落
7:01 向山
7:18 7:20 杉集落
7:29 7:34 杉坂峠
7:41 7:43 杉坂山
7:49 杉坂峠
8:02 8:05 アミダ峰
8:51 桃原集落
9:19 県道17号線の路肩

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　多賀町から県道17号線で河内風穴に向かいます。甲頭倉集落へ向かう林道との分岐に近い幅広い路肩にクルマを停めました。

コース状況／危険箇所等

　標識など一切ありません。GPS、地図・コンパスは必須です。
　いわゆるバリエーションルートなので、ルーファイが苦手な方は避けた方がいいと思います。

写真

4/5 6:00

　駐車地点の脇にシャガが咲いていました。

4/5 6:19

　向之倉集落。

4/5 6:19

　石垣。お城の石垣とは何か趣が異なる・・・。

4/5 6:21

　人家跡にスイセンの花が咲いていました。ここに暮らしていた方が植えたのでしょうか・・・。

4/5 6:22

　かつては立派な門があったと思うのですが、今は無残な状態に・・・。

4/5 6:22

　寂しい限り。

4/5 6:24

　やかんも落ちていました・・・。

4/5 6:29

　集落跡からちょっと森の中に入ったところに祠がありました。

4/5 6:34

　地形図に記載された破線のとおり、杉集落に向かって道が続いていました。
　決して歩きやすい道ではありませんが、想像以上に明瞭です。

4/5 6:42

　木々の間からアミダ峰が見えました。

4/5 6:50

　木々の間から霊仙山が見えました。

4/5 6:55

　杉の巨木を発見。

4/5 7:02

　向山山頂。山頂を示すものは見あたりませんでした。

4/5 7:07

　杉集落へ向かって気持ちのいい尾根道を進みます。座れそうな木を発見。
　最後は適当に見当をつけて杉集落へ。

4/5 7:20

　1ヶ月ぶりの杉集落。特に変わったところはなし。

4/5 7:22

　ワキガ？
　ワキガハタです・・・。

4/5 7:31

　滋賀県の天然記念物の杉坂峠のスギ。
　多賀大社のご神木だそうです。

4/5 7:32

　ご立派。

4/5 7:33

　説明板。

4/5 7:42

　寄り道して杉坂山へ。山頂を示すものは見当たらず・・・。

4/5 7:43

　景色も今ひとつ。

4/5 7:49

　再び杉坂峠に戻ってきました。

4/5 8:02

　645mピーク。ここがアミダ峰の山頂だと思うのですが、どこにも山頂を示すものはありません・・・。

4/5 8:04

4/5 8:10

　鉄塔。

4/5 8:15

　杉集落と桃原集落を結ぶ道の峠。

4/5 8:19

　桃原集落への道。いかにも古道といった感じです。

4/5 8:21

　木々の間から霊仙山。こんな天気の日は、もっと眺めのいいところに行くべきだったかな。

4/5 8:32

　気持ちのいい道でした。

4/5 8:46

　桃原集落。廃屋とケヤキ。

4/5 8:47

　これまで歩いてきた廃村の中で、桃原集落が最も保存状態がいいと思います。
　何軒か最近、手を入れたような家もありました。

4/5 8:50

　紅梅が満開。

4/5 8:51

　もう一枚。

4/5 8:52

　家から誰かが出てくるような気がするくらい、きれいな家が何軒もありました。

4/5 8:52

　白梅も満開。

4/5 8:54

　向こうの山はアミダ峰。

4/5 8:56

　神社。とてもよく整備されていました。

4/5 9:12

　歩行者専用の橋を渡って無事にゴール。

撮影機器：

NIKON D5600 NIKON CORPORATION

感想

kimiron

　鈴鹿の廃村めぐりの第4段。今回のターゲットは向之倉集落と桃原集落です。河内風穴へ向かう県道17号線から、地形図に記載された破線に沿って杉集落までぐるっと一周することにしました。
　二週間前に甲頭倉集落を歩いたときは天気がイマイチで、とても沈んだ気分でしたが、今日はぴーかん。寂しさの残る廃村ですが、今日は明るい気分で歩くことができました。

○向之倉集落〜向山〜杉集落
　舗装路のどんずまりから、適当に山に取り付きました。やや迷いましたが、スギ林の中にひっそりとたたずむ祠から掘割のようになった古道を歩きます。倒木や枯枝が多く歩きにくいですが、それほど悩まず歩くことができました。
　向山は何の変哲もないスギ林の中。山頂名を示すものは確認できませんでした。
　向山からしばらくは尾根道を進み、最後は適当に見当をつけて山を下りました。

○杉坂峠〜アミダ峰〜桃原集落
　杉坂峠から適当に取り付き、645mピークに。これがアミダ峰のはずですが、周辺もウロウロしましたが、山頂名を示すものは確認できず・・・。何の変哲もないスギ林の中で、休もうという気は起きず、すぐさま桃原集落へ下山。
　杉集落から桃原集落への道は、かつては生活路になっていたのでしょうか、しっかりとした古道でした（一部崩壊したところもあり）。
　桃原集落はこれまで歩いた廃村の中で、最も保存状態がよく、今も人が住んでいるよう。最近外回りを直した家もあったし、選挙公報の掲示板もありました。それだけ人の出入りがあるということかな。

山で出会った人：ゼロ人