ぶなが美しい博士山
- GPS
- 07:01
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,315m
- 下り
- 1,315m
コースタイム
↓
林道(1150m付近) 9:25
↓
1476mピーク 10:20〜10:25
↓
博士山(1482m) 10:40〜10:43
↓
1476mよりドロップ 11:19
↓
林道(900m) 11:54
↓
↓約3km 標高差220m登る
↓
林道(1120m)再ドロップ 13:11
↓
琵琶首駐車スペース 14:04
行動時間 6時間42分 14.7km
天候 | 絶好の好天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道より下の部分(標高900m付近) より下は沢が割れていて危険な状態。 それ以外は雪は安定しています。 |
写真
感想
まえから行きたかった 博士山
kj0819さんの記録http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-176847.html
参考にしましたがチョッと急斜面を滑りたくなりコースを変えてみました。
最高にいい条件に恵まれ、最高の山スキーでした。 何と言っても「ぶなの美しさ」です 動物の足跡もたくさんありました。
たぶんウサギを狙うオオタカも飛んでいるはず(高く上空から見ていただろうか)
初めて冬季のぶなを見ましたが、美しさは無雪期とはずいぶん違いました。
木々に雪が張り付いてさらに美しく、登るのに疲れるとぶなを眺めながらゆっくり登りました。 ところどころ急斜面があったり狭い場所がありますが、雪が締まっているためか崩れる感じはなかったです。
1476mピークに着くと飯豊や吾妻連峰、日光などの山並み。 尾瀬方面も一望できましたが、山が多すぎてさっぱり分からず、広域地図を持っていかなかったのが悔やまれる。
目の前に博士山が見える。 しかし、その稜線上に雪庇が邪魔をして恐怖降ら覚えるが、去年雪庇を上を歩いたことがあり、「行ける」と判断した。
予想通り雪庇の上はシュカブラみたいな、そんなデコボコが多かったが雪が柔らかく簡単に崩れた。 シールもよく効き歩きやすかったです。
念願の博士山頂上 しかし、山頂標識は雪の下で何もなかった。 GPSで判断するしかないが間違いなく山頂。
天気がいいので山頂には行けると思っていたが、問題は帰りだろうと。
初めは雪庇の部分の登り返しであまり雪庇の端の方に寄らないでクリア
1476mピークでシールを剥がし、登るときにチェックしていた急斜面にターゲットにした jk0819さんはそのまま尾根を行っているようだが・・。
急斜面なのでゆっくり滑る 林道までは標高差500m。 後半は両側から崖が迫っておりこんなところで雪崩にあったら逃げ道がない。 傾斜が緩やかになり沢が割れそうだったが、「あと200mで林道」とGPSに表示され安心した。
林道歩行のために再びシールを貼る
予想外に林道は3kmある しかも、平坦ではなく3kmで220mを登ること。
林道は舗装路かとおもったら車道の真ん中に木が生えていたり廃道状態・・ 幅の広い登山道のようだ。 デブリはほとんどなかったので多少楽。
湿った雪でスキーが重い 結構体力が要る 1時間ほど歩きようやく、再びドロップする沢のところまで戻って来た。
クルマに戻るには登りに使った近くの沢を滑るしかない でも心配は「沢が割れていないか」 である。
安心なのは尾根だが、通りたくない 狭い部分を歩いて通過できるわけがないし、結構登り返しが多かったから。 その都度板を外してツボ足で歩く気になれない(相当に踏み抜きそう)
正直、林道3kmを歩いてもう嫌になっていた。 GPSでクルマに戻れる沢だと確認してドロップした。
初めは沢は安定していたが、下るにつれデコボコが多くなり明らかにスノーブリッジも薄くなっている。
滑りにくいし転ぶと雪が割れる心配があるのでゆっくり滑る。 そうは言っても、徐々に不吉な音・・ 沢が流れる音が聞こえる「ああ 沢が割れ始めたな」 予想はしていたが。 もう景色など楽しむ余裕はない。
滑りやすそうな部分を拾い沢に遠ざからず近づかずの距離を保つ。
初めは右側の斜面を滑っていたが、どう見ても左側の方が滑りやすそう(クルマは左側にある) あまり下ると左側に行けなくなるので見極めていたが、いつの間にか幅が1mくらいの沢になっていた。
どう渡るか・・ 思いついたのは板を外し渡渉すること。 やはり簡単ではなく、板を外した途端に足がズボッと潜り雪が崩れた。
1mではなく2mほど渡渉するハメになった。 適当に木を利用して対岸の雪壁を登る あちゃちゃ。。 やっぱりこんなものか。
デコボコも激しいが、階段登高で登ったりする。 暫くすると古いスキーのトレースがあった はあ戻ることができた!!
ふいに広い農地に飛び出た。 登頂した以上に嬉しい瞬間だった。
終ってみて、博士山 素晴らしい山でした。
山スキーは北アルプス・白馬を豪快に滑るイメージでしょうが、地味に雪山散策に使うのもいいのではないのでしょうか。
出発前から分かっていたが、ワックスを自宅に忘れた。
滑らなくなったら「無理やり滑るか歩けばいいや」と思っていたが、とてもスキーなしでの行動は無理! ツボ足の歩行は体力を消耗するだけです。
幸い滑り終わるまで問題なく滑るれましたが、忘れ物には注意しましょう。
舟鼻トンネル貫通式
http://www.pref.fukushima.jp/minami-aizu/kensetsu/toppiku/2gouTNkanntuu/kanntuu.html
コメント
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滑られた辺りの北斜面はかなりおいしそうだなあ、と思ってました。登り返す根性が無くてぼくは断念したのですが、見事な記録です。
林道を目安に登り返すのはやはりよさそうですね。
Kj0819さん こんばんは。
博士山は素晴らしかったです kj0819さんの記録がなければもっと苦労したでしょう!
改めてブログを拝読しましたが、林道は200mほど登り返すと書いてありましたね(汗)
天気が良かったので、そのまま引き返えすのが惜しくなり地形図から滑走できそうだと沢にドロップしました。
下手クソな滑走ではチョロチョロしか滑れませんでしたが、とてもいいコースでした。
今季はもう無理ですが来シーズン是非滑ってみてください。 いいコースがあれば参考にさせてください。
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