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Yamareco

記録ID: 178940
全員に公開
山滑走
磐梯・吾妻・安達太良

ぶなが美しい博士山

2012年03月29日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:01
距離
13.6km
登り
1,315m
下り
1,315m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

琵琶首(駐車場所) 7:46
 ↓
林道(1150m付近)  9:25
 ↓
1476mピーク    10:20〜10:25
 ↓
博士山(1482m)   10:40〜10:43
 ↓
1476mよりドロップ 11:19
 ↓
林道(900m)    11:54
 ↓
 ↓約3km 標高差220m登る
 ↓
林道(1120m)再ドロップ 13:11
 ↓
琵琶首駐車スペース   14:04

行動時間  6時間42分 14.7km
天候 絶好の好天
過去天気図(気象庁) 2012年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
琵琶首の除雪してある駐車スペースは3台ほど。
コース状況/
危険箇所等
林道より下の部分(標高900m付近) より下は沢が割れていて危険な状態。
それ以外は雪は安定しています。

舟鼻トンネルの開通により冬季でも会津田島から昭和村が近くなりました。
2012年03月30日 20:56撮影 by  Canon PowerShot D10, Canon
3/30 20:56
舟鼻トンネルの開通により冬季でも会津田島から昭和村が近くなりました。
会津田島は雪はないのにこの通りドッサリ雪があります(厳冬期はFFスタットレスじゃ登れないかも)
2012年03月30日 20:56撮影 by  Canon PowerShot D10, Canon
3/30 20:56
会津田島は雪はないのにこの通りドッサリ雪があります(厳冬期はFFスタットレスじゃ登れないかも)
琵琶首から登ります
2012年03月30日 20:57撮影 by  Canon PowerShot D10, Canon
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3/30 20:57
琵琶首から登ります
振り返って見た・・
2012年03月30日 20:57撮影 by  Canon PowerShot D10, Canon
3/30 20:57
振り返って見た・・
3枚目の写真の尾根を正面から登ります
2012年03月30日 20:57撮影 by  Canon PowerShot D10, Canon
3/30 20:57
3枚目の写真の尾根を正面から登ります
一部狭い部分がありますがシールを付けたままで行けます
2012年03月30日 20:57撮影 by  Canon PowerShot D10, Canon
3/30 20:57
一部狭い部分がありますがシールを付けたままで行けます
けっこう斜面が急ですが、ゆっくりとジグを切って登ります
2012年03月30日 20:57撮影 by  Canon PowerShot D10, Canon
3/30 20:57
けっこう斜面が急ですが、ゆっくりとジグを切って登ります
2012年03月30日 20:57撮影 by  Canon PowerShot D10, Canon
3/30 20:57
林道に出ました
ここはクルマが通れそうに見えますが、ほとんど廃道状態と推測。
2012年03月30日 20:58撮影 by  Canon PowerShot D10, Canon
3/30 20:58
林道に出ました
ここはクルマが通れそうに見えますが、ほとんど廃道状態と推測。
だんだん疎林になってきます
2012年03月30日 20:58撮影 by  Canon PowerShot D10, Canon
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3/30 20:58
だんだん疎林になってきます
ウサギ? それにしても大きすぎる。
2012年03月30日 20:58撮影 by  Canon PowerShot D10, Canon
3/30 20:58
ウサギ? それにしても大きすぎる。
2012年03月30日 20:58撮影 by  Canon PowerShot D10, Canon
3/30 20:58
同じ木 大きいです。
2012年03月30日 20:59撮影 by  Canon PowerShot D10, Canon
3/30 20:59
同じ木 大きいです。
ぶな いい感じです。
2012年03月30日 21:00撮影 by  Canon PowerShot D10, Canon
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ぶな いい感じです。
左側は雪庇です
2012年03月30日 21:00撮影 by  Canon PowerShot D10, Canon
3/30 21:00
左側は雪庇です
1476mピークより
大荒れだったらここまでで十分だろうな・・
2012年03月30日 21:00撮影 by  Canon PowerShot D10, Canon
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3/30 21:00
1476mピークより
大荒れだったらここまでで十分だろうな・・
2012年03月30日 21:00撮影 by  Canon PowerShot D10, Canon
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3/30 21:00
飯豊が見えます
2012年03月30日 20:43撮影 by  Canon PowerShot D10, Canon
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3/30 20:43
飯豊が見えます
ちょっと右側は吾妻連峰と安達太良山
2012年03月30日 20:49撮影 by  Canon PowerShot D10, Canon
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3/30 20:49
ちょっと右側は吾妻連峰と安達太良山
2012年03月30日 20:55撮影 by  Canon PowerShot D10, Canon
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3/30 20:55
2012年03月30日 20:55撮影 by  Canon PowerShot D10, Canon
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雪庇の上を行動しました いちばん高いところが博士山です。
2012年03月29日 18:07撮影 by  Canon PowerShot D10, Canon
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3/29 18:07
雪庇の上を行動しました いちばん高いところが博士山です。
ようやく滑れます
2012年03月30日 21:01撮影 by  Canon PowerShot D10, Canon
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ようやく滑れます
急斜面にドロップしました
2012年03月30日 21:01撮影 by  Canon PowerShot D10, Canon
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急斜面にドロップしました
滑走は緊張のあまり、ほとんど写真を撮ってません。
2012年03月30日 21:02撮影 by  Canon PowerShot D10, Canon
3/30 21:02
滑走は緊張のあまり、ほとんど写真を撮ってません。
下の方は沢が割れておりコース取りに苦労しました。 ここは渡渉しました。
2012年03月30日 21:02撮影 by  Canon PowerShot D10, Canon
3/30 21:02
下の方は沢が割れておりコース取りに苦労しました。 ここは渡渉しました。
はあ疲れた 滑走は緊張しっぱなし。
2012年03月30日 21:02撮影 by  Canon PowerShot D10, Canon
3/30 21:02
はあ疲れた 滑走は緊張しっぱなし。
今回のレンタカー デミオ(24時間スタットレス車で10000円)
2012年03月30日 21:02撮影 by  Canon PowerShot D10, Canon
3/30 21:02
今回のレンタカー デミオ(24時間スタットレス車で10000円)
会津田島駅で食事 ここの2階です(16:00まで)
2012年03月30日 21:02撮影 by  Canon PowerShot D10, Canon
3/30 21:02
会津田島駅で食事 ここの2階です(16:00まで)
駅舎の右の山は二岐山 登ってみたいな〜
2012年03月30日 21:03撮影 by  Canon PowerShot D10, Canon
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3/30 21:03
駅舎の右の山は二岐山 登ってみたいな〜
撮影機器:

感想

まえから行きたかった 博士山
kj0819さんの記録http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-176847.html

参考にしましたがチョッと急斜面を滑りたくなりコースを変えてみました。
最高にいい条件に恵まれ、最高の山スキーでした。 何と言っても「ぶなの美しさ」です 動物の足跡もたくさんありました。
たぶんウサギを狙うオオタカも飛んでいるはず(高く上空から見ていただろうか)

初めて冬季のぶなを見ましたが、美しさは無雪期とはずいぶん違いました。
木々に雪が張り付いてさらに美しく、登るのに疲れるとぶなを眺めながらゆっくり登りました。 ところどころ急斜面があったり狭い場所がありますが、雪が締まっているためか崩れる感じはなかったです。

1476mピークに着くと飯豊や吾妻連峰、日光などの山並み。 尾瀬方面も一望できましたが、山が多すぎてさっぱり分からず、広域地図を持っていかなかったのが悔やまれる。
目の前に博士山が見える。 しかし、その稜線上に雪庇が邪魔をして恐怖降ら覚えるが、去年雪庇を上を歩いたことがあり、「行ける」と判断した。

予想通り雪庇の上はシュカブラみたいな、そんなデコボコが多かったが雪が柔らかく簡単に崩れた。 シールもよく効き歩きやすかったです。
念願の博士山頂上 しかし、山頂標識は雪の下で何もなかった。 GPSで判断するしかないが間違いなく山頂。

天気がいいので山頂には行けると思っていたが、問題は帰りだろうと。
初めは雪庇の部分の登り返しであまり雪庇の端の方に寄らないでクリア
1476mピークでシールを剥がし、登るときにチェックしていた急斜面にターゲットにした jk0819さんはそのまま尾根を行っているようだが・・。

急斜面なのでゆっくり滑る 林道までは標高差500m。 後半は両側から崖が迫っておりこんなところで雪崩にあったら逃げ道がない。 傾斜が緩やかになり沢が割れそうだったが、「あと200mで林道」とGPSに表示され安心した。

林道歩行のために再びシールを貼る
予想外に林道は3kmある しかも、平坦ではなく3kmで220mを登ること。
林道は舗装路かとおもったら車道の真ん中に木が生えていたり廃道状態・・ 幅の広い登山道のようだ。 デブリはほとんどなかったので多少楽。
湿った雪でスキーが重い 結構体力が要る 1時間ほど歩きようやく、再びドロップする沢のところまで戻って来た。

クルマに戻るには登りに使った近くの沢を滑るしかない でも心配は「沢が割れていないか」 である。
安心なのは尾根だが、通りたくない 狭い部分を歩いて通過できるわけがないし、結構登り返しが多かったから。 その都度板を外してツボ足で歩く気になれない(相当に踏み抜きそう)
正直、林道3kmを歩いてもう嫌になっていた。 GPSでクルマに戻れる沢だと確認してドロップした。
初めは沢は安定していたが、下るにつれデコボコが多くなり明らかにスノーブリッジも薄くなっている。
滑りにくいし転ぶと雪が割れる心配があるのでゆっくり滑る。 そうは言っても、徐々に不吉な音・・ 沢が流れる音が聞こえる「ああ 沢が割れ始めたな」 予想はしていたが。 もう景色など楽しむ余裕はない。

滑りやすそうな部分を拾い沢に遠ざからず近づかずの距離を保つ。
初めは右側の斜面を滑っていたが、どう見ても左側の方が滑りやすそう(クルマは左側にある) あまり下ると左側に行けなくなるので見極めていたが、いつの間にか幅が1mくらいの沢になっていた。
どう渡るか・・ 思いついたのは板を外し渡渉すること。 やはり簡単ではなく、板を外した途端に足がズボッと潜り雪が崩れた。
1mではなく2mほど渡渉するハメになった。 適当に木を利用して対岸の雪壁を登る あちゃちゃ。。 やっぱりこんなものか。

デコボコも激しいが、階段登高で登ったりする。 暫くすると古いスキーのトレースがあった はあ戻ることができた!!
ふいに広い農地に飛び出た。 登頂した以上に嬉しい瞬間だった。

終ってみて、博士山 素晴らしい山でした。
山スキーは北アルプス・白馬を豪快に滑るイメージでしょうが、地味に雪山散策に使うのもいいのではないのでしょうか。

出発前から分かっていたが、ワックスを自宅に忘れた。 
滑らなくなったら「無理やり滑るか歩けばいいや」と思っていたが、とてもスキーなしでの行動は無理! ツボ足の歩行は体力を消耗するだけです。
幸い滑り終わるまで問題なく滑るれましたが、忘れ物には注意しましょう。




舟鼻トンネル貫通式
http://www.pref.fukushima.jp/minami-aizu/kensetsu/toppiku/2gouTNkanntuu/kanntuu.html

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コメント

参考にして頂いたようで、どうもです。
滑られた辺りの北斜面はかなりおいしそうだなあ、と思ってました。登り返す根性が無くてぼくは断念したのですが、見事な記録です。
林道を目安に登り返すのはやはりよさそうですね。
2012/4/1 15:35
大変参考になりました
Kj0819さん  こんばんは。
博士山は素晴らしかったです kj0819さんの記録がなければもっと苦労したでしょう!

改めてブログを拝読しましたが、林道は200mほど登り返すと書いてありましたね(汗)
天気が良かったので、そのまま引き返えすのが惜しくなり地形図から滑走できそうだと沢にドロップしました。

下手クソな滑走ではチョロチョロしか滑れませんでしたが、とてもいいコースでした。

今季はもう無理ですが来シーズン是非滑ってみてください。 いいコースがあれば参考にさせてください。
2012/4/1 21:17
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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