アカンダナ山
- GPS
- 09:42
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 800m
- 下り
- 798m
コースタイム
- 山行
- 9:26
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 9:43
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
ザック(1)
GPS・地図(1)
ファーストエイド・ツェルト・リペア類(1)
着替え・予備グローブ(1)
ダウン・目出し帽(1)
保存食・行動食・水(1)
サングラス(1)
ヘッデン(1)
アイゼン(1)
グローブ(1)
ビニール袋(1)
ストック(1)
ワカン(1)
ツェルト(1)
|
---|
感想
アカンダナ山は登山道は勿論、テープ類も一切無いルートで、当日の入山者は自分のみ。降雪直後だったので残雪期の汚れた雪面ではなく純白ノートレース。視界もあり笠〜焼〜西穂〜霞沢〜乗鞍の展望を独占した。また、残雪期の晴天で暑かった。
最後はシャツ1枚になるほど気温は上昇。日なたではアイゼン団子、樹林帯の日陰は膝下ラッセルとなり、アイゼン・ワカンとも大活躍だった。
残雪期ならではの厳しさも経験する。標高2000m以上でのツリーホール。底が見えない穴が、これでもかと出現し、踏み抜きに悩まされた。というか下山時にハマった。。。
山頂直下のゆるゆる腐り雪となった急斜面で、足を滑らせ深さ3mはある隠れツリーホールに落ちた。内部は広くて、身体を自由に屈めザックから荷物を取り出せるほどの大きさ。形状的としては、ツリーホールというより急斜面の凹みに隙間が出来たようだった。幸運にも急傾斜を滑り台のように足から滑り落ちたのでケガはなかったが、手を伸ばしても穴の縁に届かない深さ。
脱出だが、穴の上部は固いザラメで下部は凍結。(もともとの広さもあり)上部を崩しても埋没する恐れはなさそう。滑落時に両手に持っていたストックの1本は飛ばされてしまったが、1本は手元に残った。また、ザックに括りつけてあったピッケルも無事。そのため、穴の縁手前をピッケルで、最上部をストックで広げると、雪に埋まっていた木の枝が出てきた。その後は、凍結した下部にステップを切りつつ、枝を掴んで穴を抜け出した。
2000mちょっとだし残雪期だからピッケルは不要かも。と甘い考えをしていたけど、ピッケルは持っていって大正解。落ちた後も、ゆるゆるになった急斜面では、踏み抜きが怖くて後ろ向きでピッケルを押し込んで降りる状況だった。
今期の雪山登山は(ゲレ滑走を楽しんだので)日帰りのこの1本だけになりそうだけど、、、とても濃い山行になった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する