萌え立つ福智山 山開き

2019年04月14日(日) [日帰り]

• GPS: 06:16
• 距離: 19.6km
• 登り: 984m
• 下り: 987m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:12
• 休憩: 1:04
• 合計: 6:16

7:04 スタート地点
9:22 9:23 豊前越
9:48 9:49 からす落
9:55 10:03 荒宿荘
10:15 11:08 福智山
12:11 12:12 鱒淵ダム登山口
13:20 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

道原の貯水池横のパーキングにて駐車
小倉南ICから15分程

コース状況／危険箇所等

ルート上に危険箇所はないが、菅生の滝から尺岳間は沢の渡渉が多く、テープやケルンを見落とさないことがポイント。
尺岳から福智山の稜線は歩きやすい。

写真

4/14 7:11

道原の浄水場から出発。池に映える新緑が美しい。

4/14 7:11

なんと明治時代に建設された貯水池だ。

4/14 7:33

菅生の滝を通過。

4/14 7:54

登山口から新緑の山を仰ぎ見る。萌え立つ山が美しい。

4/14 7:55

里の桜は終わったけれど、山の桜はこれからが見頃。新緑とのコントラストが美しい時季だ。

4/14 7:56

登山口から山に入る。

4/14 8:36

尺岳への稜線に出た。ここからは快適な稜線歩きだ。

4/14 8:36

広々稜線だ。でも景色はあまり望めない。

4/14 9:57

稜線をひたすら歩き、福智山直下の避難小屋・荒宿荘に着くと・・・

4/14 9:58

なんと今日が山開きだった。地元の山岳会の方たちがぜんざいでおもてなしをしてくれた。さらに持ち帰り用のおもちまで。

4/14 10:04

なんと小屋の横でお餅をついていたのだった。水や燃料、もち米、食器などを担いで上がってこられたんだろう。
美味しくいただいた。

4/14 10:09

山頂直下ではショウジョウバカマが咲いている。

4/14 10:11

少しピンクのショウジョウバカマ

4/14 10:18

福智山山頂へ。

4/14 10:12

山頂から歩いてきた稜線を見る。

4/14 10:13

山頂直下の山肌はこれからどんどん萌えてくることだろう。

4/14 10:19

南の稜線。ススキに覆われたたおやかな稜線が続く。
遠くの町は田川方面だろうか。

4/14 10:59

東側の山がなんだか白い。
地形図で調べてみると石灰岩の鉱山だ。なるほどの地形だ。

4/14 11:00

機会があればこの稜線の続きを歩いてみたいもんだ。

4/14 11:03

眼下にはこれから下る鱒渕貯水池。

4/14 11:16

下山開始。振り返ると綺麗な円錐の姿を見せる福智山

4/14 12:23

ダム湖へ降りてきた。新緑のグリーンシャワーを浴びる。

4/14 12:29

ダム湖も新緑に萌え立つ。

撮影機器：

PowerShot G5 X CANON

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

tekapo

街の桜が終わりを迎える頃、
里山は色づき始め淡い緑が豊かになり、
山桜の薄紅色が彩りを添える。
俳句の世界では「山笑う」

そんな季節の山歩きは少し首が痛くなってしまう。
なぜなら常に空を仰ぎ見ながら歩いてしまうからだ。
淡い緑色に色づいた山肌は萌え立ち、
雲間からの陽が射し込むとキラキラと輝き、
山の表情が「笑う」ように見える。

今日はそんな山歩きにさらにサプライズ演出、
「山開き」の催しに遭遇した。
食材や水、燃料を麓から担いでこられた地元山岳会の
方々に感謝し、ぜんざいを堪能する。
少し疲れた体に優しい甘い味が嬉しい。

初めて歩いた福岡の山は海が望め、街に近い里山がある
そんな場所だった。