鈴鹿・小岐須渓・大岩谷〜小岐須峠〜大石橋


- GPS
- 07:09
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 772m
- 下り
- 765m
コースタイム
※休憩含む
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大岩谷登山道の案内は、周辺には一切ない。 下部堰堤群をパスするなら、橋の先にある林道を終点まで入ってもいい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
H600m付近からは地形が複雑で地図読みが難しい。またこの辺りにある般座(イワクラ)尾根へ向かう登山道は目印などは多いものの、かなり不明瞭なので注意がいる。 紺屋谷沿いの登山道は、一部で崩壊崩落が進み、通行には注意(下画像)。 ↓「スライドショーで見る」を選択すると、画像を原寸で見られます。 |
写真
感想
先週の安楽川支流の矢原川遡行に引き続き、今回は山を隔てた北側に位置する小岐須渓の谷に入った。
小岐須渓は、すでにヤケギ谷、池ノ谷を遡行した経緯があるので、今回は本流にあたる「大岩谷」を選んでみた。
また今回は単に同渓を下山するのではなく、稜線に到達して小岐須峠経由で紺屋谷を下降し、途中で登山道を分けて、そのまま同渓を大岩谷に向けて下降するという周遊ルートを考えてみた。しかし紺屋谷大滝が予想以上に大きく、数ピッチ懸垂になることが予想されたので、今回はこの谷の下降は断念することにした。
大石橋に駐車して登山道から大岩谷に入る。
名瀑「白滝」はかなり大きな滝で圧巻。青い空と水しぶきが絶妙な大滝で、しばし見とれることに。ここは例によって簡単に巻き上った。
大岩谷は容姿のいい、粒ぞろいの滝が多く、また通過困難度も低くいので思い思いに取り付くことができた。途中の滝ではロープを出して左岸壁を直登。その後は順調に遡行継続。源流部で左の支流に入り、出合に懸かる滝をきわどく越えて、あとは淡々と源頭へと向かう。
天気も上々で水に濡れていてもまったく苦にならなかった。先週の遡行とはまるで違う、快適な遡行となった。空気はまさに春めいたという感じでとても清々しかった。また大岩谷は、それなりに遡行を楽しませくれる美しい谷だった。
稜線からの眺めも上々で、360度の展望をほしいままに縦走する。稜線のところどころに雪は残るものの、雪の間から顔を出す濃色の植物を眺めながら、季節は陽光の春に向かって確実に歩んでいるということを実感した。それにしてもいい天気だった。
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