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Yamareco

記録ID: 1809916
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ハイキング
奥秩父

両神山 天武将尾根

2019年04月27日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
10.7km
登り
1,361m
下り
1,359m
過去天気図(気象庁) 2019年04月の天気図
アクセス

感想

12時 スタート

日向大谷の駐車場(630m付近)〜天理岳(1.173m)
【 2h15 】
エイヨウカン ×1、水 200cc、インスタントコーヒー 150cc 摂取
※天理岳下降で間違い尾根してしまい、登り返しならびにルートファイティング 1h40(休憩込み)

天理岳(1.173m)〜前東岳の岩場(1690m付近)
【 2h30 】
エイヨウカン ×1 、水 100cc 摂取

前東岳の岩場(1690m付近)〜剣ヶ峰(1.723m)
【 15 】
剣ヶ峰 休憩 15分
エイヨウカン ×1、水 200cc 摂取

剣ヶ峰(1.723m)〜日向大谷の駐車場(630m付近)
【 2h 】
清滝小屋 休憩 15分
エイヨウカン ×1、アミノサプリ 1包、インスタントコーヒー150cc、水 200cc 摂取

21時 ゴール

☆行き 5h 帰り 2h 休憩 50
登り返し・ルートファイティング 1h10

ソフトシェル
化繊ダウン 薄手
雨具
手袋 薄手
トレッキングポール×1
ヘッドランプ
エマージェンシーキット
330㎖チタンカップ
ストーブ 小
ガス缶 小

水1.5ℓ
フリーズドライ×2
チルドおかず×1
エイヨウカン×4本
アミノサプリ×2包

ザック 20ℓ 7kg
※ヘルメットはあった方が良いです。八丁峠なんかより危ないんで。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

前日は午前3:00就寝。起床は7:00。登山口到着は11:30過ぎ。

12:00にスタートを切る。
鬱蒼とした山荘裏手の山肌を這い上がる。
生活道と獣道が錯綜してルートが分かりづらい。
スタートから嫌な感じだ。先週の長沢背陵の事が頭をよぎる。
黙々と早すぎないようペースを維持して登ってゆく。
日の入りまで残すところ6時間。
「間に合うかな?」
回り込むようにして徐々に標高をあげ、奈良尾峠に到着する。
少しずつ景観がひらけてくる。

緑が優しく目に映りこみ心がゆったりと広がってゆく。

天理岳が現れない。
時計の数字はスタートより1時間半を過ぎた事を教えてくれる。
2時間したら休憩としよう。

14時を少し回ったところで天理岳に到着する。
山頂標識の裏に何かまだありそうなので行ってみる。
朽ちた祠が現れる。
その裏に顕著な踏み跡とピンクテープが続く。
200mほど下降する。
登り返しのはずが急登を下っている。
明らかに支尾根を下っている気がしてくる。
2〜3回登り返して地形やピンクテープとを考慮する。
「尾ノ内へ下降している」
天理岳山頂まで登り返す。

山頂にて大休止。
日の入りまでには稜線に出たい。
時刻は15時前後だったと思う。
少し焦る。

エマージェンシー用に携帯していたアナログコンパスとヤマケイの地図とをにらめっこするも地図の特記やコースタイムなどが邪魔で読図しづらい。
木が邪魔して周囲が望めない。
夏の鬱蒼とした時期だと思うと嫌な感じがした。
破線ルートに入る際は白地図が必要だ。
稜線までコースタイムは読めない。

「山は教えてくれない」

14時頃から吹き出した風はどんどん強くなり全身の熱を奪おうとする。ソフトシェルを羽織っていたが雨具を被る。冷静さを取り戻すため温かいコーヒーを摂る。ストーブに火を点ける。

時間切れかな?
不本意だが無事に帰るために敗退を決意する。
下山のためにルートを確認するも2〜3のルートが確認出来る。

「ん?、どこから登ってきたんだ?」

天理岳山頂は独立峰の体に加えて藪や木が景観や踏み跡を分かりづらくしている。読図にも苦しめられた。

帰る前に一つ気になるコースがあったため少し下ってみる。下りながら先週の長沢背陵の敗退や過去の敗退が頭をよぎる。
何度も確認したが稜線へ続く尾根はココで間違いない筈だ。
5〜10分すると登り返しが現れる。
山頂標識の直下からの下降で間違いなかった。
時間を確認する。
16時過ぎたところ。
戻るにしても日が落ちるとかなり分かりづらいルートだ。いっそ突っ込んで、日の入りまでに稜線に抜ければ以降は何てことのないルートだ。
2時間あれば稜線に抜けられる。
自分を信じて登り返す。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

天理岳までも急登やナイフリッジや高度感を感じる場所が何箇所かありました。鎖場になりそうな場所に鎖や補助ロープはありません。禿岩前後も注意する必要がある場所がいくつかありました。

歩いていると西穂〜奥穂を思い出しました。景色もそうですがアルペン的な気分が大いに味わえる好ルートだと思います。雪がついたら岩と氷の世界になりそうです。夏は藪や木が鬱蒼と生い茂り、道迷いの危険性が増すでしょう。稜線に出るとトラロープで通行禁止の警告がありました。この尾根は下りの方がよりリスクが高いと思います。

新緑や遅咲きの桜?ツツジ?がとてもキレイでした。

清滝小屋にお泊まりの皆さん。20時くらいにお邪魔してお騒がせしてスミマセンでした。

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