雨の屋久島 縄文杉と苔むす森

2019年04月30日(火) [日帰り]

• GPS: 11:24
• 距離: 22.3km
• 登り: 1,708m
• 下り: 1,692m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:11
• 休憩: 1:12
• 合計: 11:23

4:51 白谷広場
4:57 4:57 飛龍おとし
5:07 5:12 さつき吊り橋
5:46 5:46 白谷山荘
6:02 6:03 苔むす森
6:18 6:21 辻峠
7:02 7:15 楠川分れ
8:16 8:21 大株歩道入口
8:42 8:57 ウィルソン株
10:27 10:41 縄文杉
12:17 12:22 ウィルソン株
12:44 12:46 大株歩道入口
13:52 13:53 楠川分れ
14:51 14:55 辻峠
15:10 15:10 苔むす森
15:25 15:26 白谷山荘
15:56 15:59 さつき吊り橋
16:07 16:07 飛龍おとし
16:12 16:12 白谷広場
16:14 ゴール地点

4：50 白谷雲水峡出発
6：20 辻峠（約5分休憩）
7：00 楠川別れ（約15分休憩）
8：15 大株歩道入口（約5分休憩）
8：40 ウイルソン株（約15分休憩）
10：25 縄文杉（約15分休憩、途中昼食で約20分休憩）
12：15 ウイルソン株（約5分休憩）
12：45 大株歩道入口
13：50 楠川別れ（途中トイレ休憩約15分）
14：50 辻峠（約5分休憩）
16：10 白谷雲水峡到着

天候

大雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

白谷雲水峡の駐車場は無料
アクセス道路を含めて夜間も利用できる

白谷雲水峡までは宮之浦からは約30分
ほとんど二車線で白谷雲水峡付近は工事もしていて一車線で注意が必要

コース状況／危険箇所等

【全体】
案内板が整備されていて、分岐点も明瞭で道迷いの心配なし
コース全体も整備されていて危険箇所は少ない
ただし、降雨時は道も川となるので、そのあたりの覚悟は必要

【白谷雲水峡〜辻峠〜楠川別れ】
白谷雲水峡内は散策コースとして整備されているので問題なし
辻峠から楠川別れまでも危険箇所なし
全体的に緩やかなコース
ただし、渡渉ポイントは増水時には注意が必要

【楠川別れ〜大株歩道入口】
通称トロッコ道と呼ばれる森林鉄道の廃線跡のコース
レールの間に木板が敷かれていて歩行には問題なし
いくつか川を渡るための橋にも木板が敷かれていて危険、恐怖感はない
ただし、ここも降雨時は川になる

【大株歩道入口〜ウイルソン株】
一般的な山道として整備されていて、石が主体のコース
段差もあり、ところどころ急なところもあるが、全体的に危険箇所は少ない
ここも降雨時はコースが川となる
いくつかの渡渉ポイントは増水時には注意が必要

【ウイルソン株〜縄文杉】
木段、木道、石の段差等で整備されているコース
ところどころの急坂と、地味なアップダウンの連続に体力を削られる
コース幅は広くないので、行き違いには注意が必要

【お花】
ヤマザクラもツツジも散ってしまい、特に花はありませんでした

その他周辺情報

【入山届】
白谷雲水峡の入口に提出場所あり

【トイレ】
白谷雲水峡は半水洗トイレ（無料）
トロッコ道にはバイオトイレ、その他コース内には携帯トイレを使用する簡易ブースあり

【売店】
特になし
宮之浦や安房の集落で調達する必要あり

【入浴施設】
島内各所にあり

写真

4/29 18:40

白谷雲水峡入り口
前日の夕方に撮影
当日朝5時の時点では真っ暗で撮影できず

4/30 5:47

立派な七本杉
このあたりでようやく明るくなってきました

4/30 5:52

苔むす森
まさに「もののけ姫」状態

4/30 5:52

良いですね

4/30 6:06

静かな苔むす森

4/30 6:16

こちらのコースはハイカーも少なく静か
時折響くシカの鳴き声と水の流れ音のみ

4/30 6:18

立派な杉の木
足元を見ると

4/30 6:18

「かみなりおんじ」らしい
絶妙なネーミング（笑）

4/30 6:19

マムシグサ
イマイチピント合わず

4/30 6:25

辻峠まで到着
このあたりまでは順調
雨もふらないので少し蒸し暑いぐらい

4/30 7:03

ガシガシ下って楠川別れ
ここから降ってきたのでレインウェアに

4/30 7:03

有名なトロッコ道
ここからは一般のガイドツアーが多い荒川登山口方面と合流
一気にハイカーさんが多くなります

4/30 7:16

立派な橋

4/30 7:18

立派な木造のトイレサイト
バイオトイレです

4/30 7:18

屋久島のハイキングコースは傘OK
ガイドさんもほとんど傘でした

4/30 7:22

マムシグサ
リベンジもやっぱりダメ

4/30 7:26

いくつ目かの橋
帰りはすごいことになっていました

4/30 7:26

新緑も美しい

4/30 7:27

地図に書いてある近道ポイント
看板はないけど皆さんこちらへ
トロッコ道をショートカットします

4/30 8:17

トロッコ道から大株歩道へ
ここから山道、ここからが難度があがります

4/30 8:36

大勢のハイカーさんがつながってウイルソン株へ
雨も強くなってきて、レインウェアも役に立たず

4/30 8:41

このあたりは時間的に下山するハイカーも多く、行き違いに難儀します

4/30 8:41

雨にうたれながら黙々と

4/30 8:44

ウイルソン株に到着

4/30 8:46

噂のハートマーク

4/30 9:20

ここの倒木も風情があります

4/30 9:31

雨と人の多さにすっかりグロッキー

4/30 9:45

大王杉にとうちゃこ
一瞬ゴールかと思ってしまった

4/30 9:45

大王杉
立派だ！

4/30 9:52

夫婦杉
いちゃいちゃしてる

4/30 10:05

このあたりではバテバテでした（泣）

4/30 10:31

ようやく着いたよ縄文杉！

4/30 10:31

南側展望デッキから

4/30 10:33

以前と違い、デッキから眺めるだけ
直接触れることはできません

4/30 10:38

北側展望台から
個人的には南側からの方が良いかと

4/30 11:18

雨の中の昼食を済ませて下山開始

4/30 11:41

大王杉
下りは歩くのに一生懸命で写真少なめ

4/30 12:20

やっぱりウイルソン

4/30 12:21

さよならウイルソン

4/30 12:27

すっかりコースも水没

4/30 12:27

どーこか道だか場所さえ知れず〜♪

4/30 12:27

渡渉もアグレッシブなコースに

4/30 12:30

川がすごいことになっていました

4/30 12:30

これこそまさに濁流！

4/30 12:30

ゴーゴー

4/30 12:44

大株歩道終了！
ここから苦痛のトロッコ道（笑）

4/30 12:45

橋から見た濁流

4/30 12:45

ゴーゴー

4/30 12:48

雨に打たれてほぼ落花
残った数少ないお花

4/30 12:51

あちこちから水が湧き出して

4/30 12:59

分岐もあり

4/30 13:00

スイッチバック？

4/30 13:26

登りはショートカットしたトロッコ道を

4/30 13:26

橋から見た景色
やっぱり濁流

4/30 13:54

楠川別れから辻峠・白谷雲水峡に向けて

4/30 13:54

朝と違ってコースも川に！

4/30 14:17

どーかが道だか〜

4/30 14:17

なんとか登っていきます

4/30 14:17

ガシガシ

4/30 14:43

シャーッ！

4/30 14:46

ワニの石？
軒下は雨に濡れず休憩ポイント

4/30 14:53

ようやく戻ってきた

4/30 14:55

これからは朝と同じコース
暗くて写真を取れなかったので追加撮影（笑）

4/30 15:03

苔としずく

4/30 15:03

苔としずく

4/30 15:06

武家杉と公家杉
右が白いので公家杉らしい

4/30 15:06

立派だ

4/30 15:06

これも立派な杉

4/30 15:18

苔むす森
やっぱりすごい

4/30 15:18

アングルを変えて

4/30 15:20

面白い杉

4/30 15:24

七本杉

4/30 15:28

くぐる杉

4/30 15:39

渡渉ゾーン
これ以上増水するとやばいかも？

4/30 15:53

ここも苔が素晴らしかった

4/30 16:01

さつき橋まで戻ってきた
このあたりでフラフラ

4/30 16:01

やっぱりゴーゴー

4/30 16:07

ここからは整備された散歩道

4/30 16:09

行きは気づかなかった大きな岩
ステップがきってあってようやく思い出した

4/30 16:10

最後の橋？
最初の橋？

4/30 16:11

すでにフラフラ

4/30 16:12

ようやくとうちゃこ

4/30 16:13

往復22km、休憩入れて11時間20分

4/30 16:13

ゴーゴー

4/30 16:13

頑張った！

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

感想

ふと

雨予報でしたので、宮之浦岳登山と予定を変更して、縄文杉ハイクに

クルマ移動だったので、荒川登山口よりも自由のきく白谷雲水峡からのコースに

一応コースも事前チェックしたのですが、想像よりも距離が長く、高低差も大きくて、かなりしんどいコースでした

それ以上に、日中降り続いた雨がかなり厳しいものとなりました
屋久島では、これぐらいの雨は普通なのでしょう、GORE-TEXも役に立たず
なので、ガイドさんはほとんど傘でした
当然、普通のGORE-TEXの靴も同様です
また、雨が降ると滑りやすいので、初心者ハイカーのペースも遅めな上、コース上もほとんど川のようになっていて歩きづらさが増します

縄文杉ハイクは初心者や観光客向けでは無いように思いますが、いかがでしょうか？



さて、コースですが、白谷雲水峡は整備されている上に杉の古木も苔むした雰囲気もあり、多くのハイカーさんが訪れています
こちらは管理もしっかりされていて、ガイドさんもゆとりのあるツアーをしており、観光客からベテランさんまでおススメです

トロッコ道は、明らかに長すぎます
途中かなりの確率で飽きがくると思います（笑）

ウィルソン株や縄文杉、大王杉などはガイドブックの通り立派なものです

ガイドさんは、若い方や女性の方は人当たり良さそうでしたが、ベテラン男性などは言葉遣いが乱暴な方も見受けられましたので、何とかならんかなぁとも

折角の世界遺産なので、うまく活用していただければと思います