六甲山【蛇谷北山 鉢巻山 宝塚】


- GPS
- --:--
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 728m
- 下り
- 1,133m
コースタイム
*ルートは手入力のため正確性は担保されていません。中でも鉢巻山のあたりは特に。
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:各線宝塚駅 *東おたふく山登山口までの阪急バスは、阪神芦屋・阪急芦屋川からも乗車できます。1時間に2本ペース(「山口営業所前」もしくは「芦屋ハイランド」行き)。 *東おたふく山登山口BSには自販機あり。トイレはなし。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【東おたふく山登山口BS〜蛇谷北山〜石の宝殿】 危険箇所はありません。 東おたふく山登山口BSにて下車し、目の前の駐車場の奥の道を登ります。標識に従い、東お多福山への分岐を見送り舗装道を行くとやがて土樋割峠に到着。「北山」の道標の差す方へ山道を登ります。いくつか分岐があり、たいてい標識がありますが、ないところもあります。踏み跡の細い道には入らないように。基本的に尾根筋を行く格好になります。山頂は登山道から外れていますので見落しに注意。 山頂から登山道に戻り、石の宝殿までは10分もかかりません。境内を横切り階段を下りるとドライブウェイ(県道 明石神戸宝塚線)へ。 【鉢巻山】 *一般的な登山道ではありません。道そのものがないです。まず誰もいませんので、何かあっても発見される可能性は低いでしょう。 石の宝殿から宝殿橋BSまでドライブウェイはいったん南進し、大きくUターンして北進します。このUターン部の内側にあるのが鉢巻山(812m)です。エアリア(2004年版)ですと「蛇谷北山」の「山」の字の上に位置します。 ドライブウェイから登れそうなところを探してみましたが、どうやら道はないようです。高低差をできるだけなくすよう取り付きを工夫すると斜面・崖は避けられますが、笹の中に突入することは必至です。 山頂らしきところに標識類はなし。樹木で展望もいまいちでした。当然だれにも会いませんでした。下山の際は、西に進むと斜面・崖が待っています。高低差をできるだけ減らすよう北寄りにルートを取る方がいいと思います。 【熊笹峠・奥池分岐】 県道明石神戸宝塚線のカーブで言うと「No.118」、コンクリート製のガードが赤白のしましまに塗り分けられたところが入口です。「奥池・六甲最高峰」の標識もあります。 【東六甲縦走路】 危険箇所はありません。 |
写真
感想
久しぶりの山は雨の翌日となってしまい、谷歩きには不向き。ふと、後鉢巻山には行ったけど、ただの(?)鉢巻山は「ドライブウェイのヘアピンにある山」くらいしか知らないということで、レイトスタートにとって頼もしいバスを使って探索することにしました。展望が良かったらいいな、なんて期待しながら。
問題は取り付きです。ドライブウェイをあれこれ見まわしましたが道らしきものはなし。こうなったら勘頼みと思ったら、それっぽく見える斜面が目に入り飛びつきます。ところが、最初こそよかったのもののすぐに頭打ちとなり、前は樹木にふさがれ下は急斜面という状況に陥りました。どうやら道ではなく、崩れた山肌だったようです。なんとか突破すると今度は一面の笹原。がさがさ踏み越えると、ようやくぽっかり空いたスペースに出ました。そこから見て一番高そうなところに行ってみました。表示の類はありません。展望もいまいちでした。結局、「ここが山頂なのか」という疑問を消してくれるものはなかったのですが、蛇谷北山で補正した高度計が実際の標高に程近いのでおそらく山頂にいたのでは、と。まあ目的は達成されました。
あくまで個人的な見方ではありますが、六甲山系のピークを踏み倒すといった目的でもない限り、お勧めできる要素は少ない気がします(山には失礼ですが… それと生態系からの価値については無知なので考慮に入っていません)。ヒヤっとする場面がありましたし、笹を踏み込むのはあまり良い気持ちがしませんでした。
その前に寄った蛇谷北山の山頂にはやはり「芦屋最高峰」の表示がありました。うーん。これを作った人から見たら後鉢巻山は芦屋の山ではなかったのか、単に知られていなかったのか…別に芦屋市のまわし者ではありませんが、後鉢巻山(898m)を最高地点とする市の主張(?)は残念ながら及んでいません。いったい後鉢巻山は何市の山なんだろう。ご存知の方がおられたら教えていただきたいものです。
最後は半年ぶりの東六甲縦走路。昼過ぎから晴れてきて、ほんのりした陽気と新緑の匂いが気持ちよかったです。岩倉山は初めてでしたが、ふと手を合わせたくなるこぢんまりとした祠のようなものがあり、今でも人の手で掃除されているようです。その名前からも信仰の対象であったのかもしれません。ほかにも鳥居があったりと、人にとって身近な存在だったことを感じさせる箇所がありました。このエリアだけ、じっくり散策するのもいいなと思いました。
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