ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 182686
全員に公開
沢登り
御在所・鎌ヶ岳

鈴鹿・宮妻峡・カズラ谷〜鎌ケ岳〜中ノ谷下降

2012年04月15日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:22
距離
8.2km
登り
1,024m
下り
1,027m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

カズラ谷駐車場7:30-カズラ谷登山口7:40-稜線11:20-鎌ケ岳11:55-鎌尾根下降開始12:35-中ノ谷本流出合14:15-不動橋(中ノ谷出合)16:30-カズラ谷駐車場17:00
※休憩含む
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
カズラ谷手前に大きな駐車場があるほか、その先の出合付近にも未舗装の大きな駐車スペースがある。
カズラ谷から先の林道は入輪禁止。立派なゲートあり。
車道からカズラ谷登山口に入る
2012年04月15日 07:42撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
4/15 7:42
車道からカズラ谷登山口に入る
支流間ノ谷にかかる「カズラ滝」。ここから沢身に降りる
2012年04月15日 07:54撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
4/15 7:54
支流間ノ谷にかかる「カズラ滝」。ここから沢身に降りる
小滝ながら美形な滝が多いカズラ谷本流
2012年04月15日 08:08撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
4/15 8:08
小滝ながら美形な滝が多いカズラ谷本流
2012年04月15日 08:14撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
4/15 8:14
ナメ床の連瀑
2012年04月15日 08:21撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
4/15 8:21
ナメ床の連瀑
念のためロープを延ばす
2012年04月15日 08:26撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
4/15 8:26
念のためロープを延ばす
2012年04月15日 08:44撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
4/15 8:44
岩はしっかり、木の根もあるので見た目より容易
2012年04月15日 08:52撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
4/15 8:52
岩はしっかり、木の根もあるので見た目より容易
2012年04月15日 08:54撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
4/15 8:54
水流の中は、この時期は避けたいもの
2012年04月15日 09:01撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
4/15 9:01
水流の中は、この時期は避けたいもの
シャワーの滝を、悲鳴を上げながら通過
2012年04月15日 10:04撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
4/15 10:04
シャワーの滝を、悲鳴を上げながら通過
ツメのザレ
2012年04月15日 10:53撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
4/15 10:53
ツメのザレ
見上げると雲母〜岳峠の稜線が
2012年04月15日 10:54撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
4/15 10:54
見上げると雲母〜岳峠の稜線が
2012年04月15日 11:22撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
4/15 11:22
鎌ケ岳の登り。背後は鎌尾根。
2012年04月15日 11:48撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
4/15 11:48
鎌ケ岳の登り。背後は鎌尾根。
鎌ケ岳から望む南方面。仙ヶ岳、野登山などが霞に浮かんでいた
2012年04月15日 11:53撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
4/15 11:53
鎌ケ岳から望む南方面。仙ヶ岳、野登山などが霞に浮かんでいた
鎌ケ岳山頂の祠
2012年04月15日 11:55撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
4/15 11:55
鎌ケ岳山頂の祠
(北)中ノ谷の下降。稜線から一気下り
2012年04月16日 09:37撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
4/16 9:37
(北)中ノ谷の下降。稜線から一気下り
北中ノ谷にある最大級の2段25m滝
2012年04月15日 13:30撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
4/15 13:30
北中ノ谷にある最大級の2段25m滝
現れる滝はすべて懸垂
2012年04月15日 13:57撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
4/15 13:57
現れる滝はすべて懸垂
中ノ谷と北中ノ谷の出合にかかる大滝を懸垂下降
2012年04月16日 09:45撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
4/16 9:45
中ノ谷と北中ノ谷の出合にかかる大滝を懸垂下降
釜から先の様子が読めず、器具なし懸垂で偵察。しかし結果は…
2012年04月15日 15:00撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
3
4/15 15:00
釜から先の様子が読めず、器具なし懸垂で偵察。しかし結果は…
ようやく林道にたどり着いて終了
2012年04月15日 16:30撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
4/15 16:30
ようやく林道にたどり着いて終了

感想

今週も、また鈴鹿。で、谷を一本北に移動し、宮妻峡にやってきた。

カズラ谷の舗装駐車場で、今日参加する二人をしばし待つ。すでに登山者の車が入っており、さすが人気の鎌ケ岳という感じ。

しかし、湯ノ山から宮妻峡まで、最短距離といってカーナビが案内してくれた道路は山の中のこわい未舗装。途中で完全に泣きが入る悪路で散々。これだからGARMINのカーナビは困る。おかげで愛車は泥んこである(泣)

二人が到着して準備をし、カズラ谷登山口に向けて歩き出す。林道を5分も進むと登山口。左支流の間ノ谷にかかるカズラ滝を見るあたりで沢身に降り立ち、堰堤を一個やり過ごしていよいよ遡行開始となった。

カズラ谷は小降りながら滝が多く遊べる谷。途中では念のためにロープを延ばすが、足並みが揃ったパーティならフリーでも十分にこなせるものばかり。まあ、今年の沢も始めたばかりだし、気張らないで行きましょうってなわけで、安全策で越えて行く。

先週は快晴でポカポカ陽気だったのだが、今日は予想が外れて曇っている。日が差さないので谷中はやはり寒く、自然と足が速まってしまった。

源頭に入るとようやく青空が谷間に注ぎ込み、やっと元気回復という感じになる。がそれも束の間、すぐに空には霞みがかかってしまった。

稜線に飛び出すと早くも雲母からの登山者が鎌ケ岳に向けて過ぎて行く。一休止したあとに我々も主峰鎌ケ岳に向けて歩き出す。

眼下右手の谷源頭部を覗くと、そこにはまだ雪が残っていた。実はこの谷は今年一発目の3月に入る予定だった長石谷。この時期でこの雪だと、とてもじゃやないが、3月のあの時期の遡行などできなかった、ブルブル…

鎌ケ岳はすでに登頂した多くの登山者で賑わっていた、さすが人気のセブンマウンテン。しかし視界はあまり良くなく、霞みがかかっていい写真が撮れそうにない。

しかし最近「ヤマレコ」を使うようになって、こうした登山者の中にもヤマレコユーザーがいるのではないかと思うようになり、ニアミスしてない?なーんて、なんだかソワソワしてしまう自分だった。

さて、ここから岳峠に戻って鎌尾根に行き、今日下降予定のジャリヶ谷下降点を探すことにする。ちょうど支尾根が延びた地点で傾斜が落ちていたので、そこから一気に下ることにした。

100mも下ったところで、おもむろに見たハンディGPSを見て「?」になった。

"あれ?この谷、ジャリヶ谷じゃないかも!?"

同行のZ君もGPSを取り出して確認すると、ありゃま、これはジャリヶ谷の隣の「中ノ谷(北中ノ谷)」ではないか。

"やっちまった"

と思って見上げる稜線。うーん、遠い…。

"しかたない、この谷降りますか!"

というわけで、勝手知ったる中ノ谷を下降することにした。

しかしこれは沢登りにとっては大きな失態。その原因をいろいろ考えたのだが、一つはジャリヶ谷下降点の地形がかなり立っていて降りにくく、本来予定していた地点からかなり移動してしまったこと。そして何より、コンパスを使って、下降する方位を定めなかったことがまずかった。ジャリヶ谷と中ノ谷は方向がまったく違う谷。コンパスさえ振っていれば、容易に間違いに気付いたはずだ。

中ノ谷は過去に数度の遡行経験があり、下降の核心は北中ノ谷源流部入口にある25m大滝と目星を付けていた。が、登りと下りではおおよそ見当が違い、滝の下りには結構な時間を費やされてしまった。

時には胸まで釜に浸かったりと、この寒空に荒修行のような下降となった。そんなことの連続で、後続を待つ間は全身ブルブルガクガク。鈴鹿の谷らしくない、極寒の遡行(下降)になってしまったのだった。

しかしながら、今回は大きなミスを犯してしまった。

中ノ谷に遡行経験があったことが幸いして何ごとも無かったが、修正できないようなミスならば、こうしたルートミスは致命的な結果にもなりかねない。それが山の怖さである。しかしそれをよく知っているにもかかわらず、こうしてポカっちゃう自分がマジ情けない。これを次の糧として生かせるかどうか、それに賭けますということで、どうかみなさんご勘弁を。

しかし一人で運転して170kmも帰るのは暇で暇で辛いよ!
※行きは気持ちが高ぶっているので苦にならないケドw

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1302人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 御在所・鎌ヶ岳 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら