百蔵山

2019年05月04日(土) [日帰り]

• GPS: 03:40
• 距離: 11.6km
• 登り: 887m
• 下り: 866m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:24
• 休憩: 0:16
• 合計: 3:40

10:04 猿橋駅
10:27 10:28 百蔵山登山口バス停
11:33 11:48 百蔵山
11:59 11:59 表登山道分岐
12:13 12:13 四等三角点「葛野」
12:22 12:22 金比羅宮
13:03 13:03 福泉寺前バス停
13:18 13:18 岩殿上バス停
13:29 13:29 岩殿山丸山公園口
13:44 大月駅

天候

晴れ→曇り→小雨→雨→雹

アクセス

利用交通機関：

電車

■行き
猿橋駅から徒歩。

■帰り
大月駅まで徒歩。

コース状況／危険箇所等

危険というほどではありませんが、百蔵山の山頂直下は急坂が多いので、スリップしないように気を付けた方が良いと思います。

その他周辺情報

下山後に大月駅前の「古民家麺処かつら」で、追分セット（830円）を頂きました。

写真

5/4 10:03

猿橋駅北口をスタートして、大月桃太郎伝説の地でもある「百蔵山」を目指します。

5/4 10:06

桂川にかかる橋まで来ると、百蔵山（左）と扇山（右）の姿が見えてきます。

5/4 10:07

新緑に包まれた桂川。険しい渓谷も柔らかな印象です。

5/4 10:10

西に聳えるのは岩殿山。

5/4 10:23

桂川を過ぎると、住宅地内の急坂を登っていきます...

5/4 10:24

庭先で咲いていた見事なフジ。

5/4 10:27

分岐点には標識がしっかり設置されているので、道迷いの心配はありません。

5/4 10:29

日差しを遮るものがない車道を登っていくと...

5/4 10:31

百蔵山への最後の分岐点。左は和田美術館経由のルートで、右は浄水場経由のルートになります。

5/4 10:35

先程の分岐で右へ進むと、ターゲットバードゴルフ場の先に浄水場が姿を現しました。

5/4 10:41

フデリンドウ。今日も登山道脇でポツポツと花を咲かせていました。

5/4 10:41

浄水場の上にある登山口。ここから入山しました。

5/4 10:48

踏み跡はしっかりしていて歩きやすかったです。また、迷いやすい踏み跡に進まないように枯れ枝が積まれていて、百蔵山の登山者の多さを感じました。

5/4 10:53

アブラチャン。谷沿いの湿った立地で群生していました。

5/4 10:54

コクサギ。これも湿った立地に多い低木ですが、どうも匂いが苦手です...

5/4 11:01

登っている間は暑くて風も無かったので、この位の日陰が丁度良かったです。

5/4 11:08

写真だと爽やかな新緑ですが、現地では暑くてヒーヒー言っていました(笑)

5/4 11:12

ヤマツツジはあちこちで咲いていましたが、いずれも小さな株ばかりでした。

5/4 11:22

路面が若干岩っぽくなってくると、スギやヒノキが減ってきて、ナラ類やカエデ類などの広葉樹の森が増えてきます。

5/4 11:25

今日は暑かったこともあり、百蔵山の山頂手前の急坂でかなり消耗しました。

5/4 11:27

可愛らしいヤブレガサの若葉。

5/4 11:29

急坂を過ぎて平坦な場所に出ると...

5/4 11:31

百蔵山の山頂に到着！

5/4 11:33

今日の昼食は八王子駅で購入した「深川めし」。

5/4 11:34

魚介類は好物なので、美味しく頂きました。

5/4 11:47

百蔵山の山頂からは、残念ながら富士山が見えませんでした...

5/4 11:51

百蔵山の西側は、小面積ですがアカマツ林がありました。

5/4 11:59

和田美術館方面への分岐を見送って、葛野（福泉寺）方面へ進むと、一気に道が狭くなって周囲も藪っぽくなってきます。

5/4 12:13

この標識を過ぎると...

5/4 12:14

しばらくの間はかなりの急斜面を下っていくので、スリップしないように注意しました。

5/4 12:18

途中にあった小さな祠には、なぜか松ぼっくりが並べてありました。

5/4 12:21

こちらの祠には、かなり強そうな不動明王像。

5/4 12:25

標高が下がると、モミやアラカシが主体の森が広がり始めて、落葉樹の林は姿を消し始めます。

5/4 12:25

「ヤジロ」とは「社（やしろ）」のことでしょうか？

5/4 12:32

アラカシの若葉。葉に厚みはあるものの、フニャフニャして柔らかいです。

5/4 12:33

こちらはモミの若葉。

5/4 12:36

サンショウの葉を見ると、どうしてもウナギのイメージが(笑)

5/4 12:39

開けた所へ出てくると...

5/4 12:41

ようやく麓の集落が見えてきました！

5/4 12:43

カキドオシ。これも里の植物ですね。

5/4 12:46

このスミレはアメリカスミレサイシン？

5/4 12:53

車道に出た後は、大月駅へ向かって下っていきます...

5/4 12:56

人家の庭の草花も綺麗だなと思っていたら...

5/4 13:04

北からどす黒い雲が！！

5/4 13:04

私が登れなさそうな尖った岩山は、大洞岩という名前だそうです。

5/4 13:06

雨雲に追いつかれそうなので、葛野川を渡って大月駅へと急ぎます。

5/4 13:11

大月駅へ向かう道は緩く長い登り坂の連続で...

5/4 13:18

登り坂で思ったようにスピードが出せず、雨雲に追いつかれてしまいました...

5/4 13:22

ゆりヶ丘地区は、大月市内随一のオシャレタウンかもしれません。さすがは東洋のパリです。

5/4 13:24

岩殿...岩殿...

5/4 13:26

岩殿山の写真を撮っていたら、ついに雨が降り始めました(涙)

5/4 13:29

南に見えるのは菊花山。山頂からの展望が良いので、九鬼山などと繋いでまた登ってみたいです。

5/4 13:38

「大月で大きなツキ」を掴みたいところですが、手持ちの軍資金に乏しいので断念しました。

5/4 13:41

富士急バスを撮ってから...

5/4 13:42

どうにか大月駅にゴールイン。大月駅の屋根の下に入ってすぐに、雹が降り始めたのには驚きました。

5/4 14:13

最後に大月駅前の「古民家麺処かつら」で、追分セット（830円）を頂きました。お昼をとうに過ぎていましたが、店内は大盛況でした。

撮影機器：

ZenFone 3 Laser SIMフリー ASUS

PENTAX KP ボディ ペンタックス

装備

個人装備

フリース 長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 モバイルバッテリー 時計 タオル ストック ナイフ カメラ

感想

ardisia

[ルート]
随分前に「百蔵山と扇山は景色が良いよ」と友人から薦められていたものの、何となく後回しになっていたので、GWの内にサクッと登ることにしました。
サクッと登るために、登りルートは猿橋駅からの最短ルートにして、帰りは天候と体力が許せば大月駅まで歩こうと考えて計画を立てました。
本当は10kmそこそこのルートなので、（これまでの経験からみて）体力的には問題ないはずですが、GW中盤に群馬でかなり歩いて疲れが溜まっていたので、それも考慮して計画を立てました。
結果的に大月駅まで赤線が繋がったものの、下りルートは「展望なし、目立った植物なし」という少し寂しいものだったので、やはり出発地の猿橋駅へ戻るルートを設定した方がより充実した山行になったかもしれません。

[展望・景色]
・百蔵山：南側が開けているので富士山が見えるはずでしたが、残念ながら富士山は雲の中でした。
・大同山：百蔵山の西にある907m峰の大同山は、木々に囲まれていて展望がありませんでした。

[動植物]
百蔵山一帯では、フデリンドウ、ヤマツツジ、タチツボスミレなどの花が見られましたが、先日の西上州と比べると花の種類・量は少なかったように感じました。
また、百蔵山でもガビチョウの囀りが目立っていて、カラ類の囀りが小さく聞こえるほどでした。

[飲食・お土産]
大月駅前の「古民家麺処かつら」で食事をしましたが、いくつかのメニューが売り切れになっていました。
もしかすると10連休のせいで、満足に仕入れが出来ていないのかもしれません...