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Yamareco

記録ID: 1828110
全員に公開
ハイキング
中国山地東部

篭山 〜大展望の山頂でヤマゴハン〜

2019年05月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
Katsuhara その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:43
距離
7.4km
登り
473m
下り
475m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:28
休憩
1:15
合計
4:43
10:26
70
スタート地点:中田登山口
11:36
11:38
40
三等三角点「市之瀬」
12:18
12:18
19
868mピーク「かご山中田」
12:37
13:50
79
15:09
ゴール地点:中田登山口
往路はしっかり休憩しながら時間をかけて上りましたが、下山はほとんど休憩せずにサクサク下りてきたので通過時刻は記録していません。
天候
過去天気図(気象庁) 2019年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鳥取から国道29号線を南下し、智頭から林道篭山線に入ります。登山口には路肩に車が5台ほど置けるスペースがあります。
コース状況/
危険箇所等
今回のコースは多分一番歩きやすいコースです。登山道は整備されていて、要所には標識も立っていて山頂までの距離もわかります。
登山口に車が5台ほど置けるスペースがあります。
2019年05月04日 10:33撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/4 10:33
登山口に車が5台ほど置けるスペースがあります。
トレッキングコースの案内図です。今日はトレッキング初心者の娘を連れてきたので一番歩きやすいコースを往復します。
2019年05月04日 10:33撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/4 10:33
トレッキングコースの案内図です。今日はトレッキング初心者の娘を連れてきたので一番歩きやすいコースを往復します。
智頭農林高校製作の案内板がガイドしてくれます。
「頂上まで3,430m癒しを求めて頑張って♡」
2019年05月04日 10:33撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/4 10:33
智頭農林高校製作の案内板がガイドしてくれます。
「頂上まで3,430m癒しを求めて頑張って♡」
綺麗に整備された作業道が林の中を走ります。傾斜のかなりきついところもあります。
2019年05月04日 10:39撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/4 10:39
綺麗に整備された作業道が林の中を走ります。傾斜のかなりきついところもあります。
葉っぱが付かないと何の木かよくわからないな。葉っぱがついても多分わからないけど。
2019年05月04日 10:53撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/4 10:53
葉っぱが付かないと何の木かよくわからないな。葉っぱがついても多分わからないけど。
頂上まで2,990m
連休でゴロゴロしていた娘は既に音を上げています。
2019年05月04日 10:53撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1
5/4 10:53
頂上まで2,990m
連休でゴロゴロしていた娘は既に音を上げています。
娘が道にへたばって休んでいる間に私は花などを探します。
ミツバツツジ 見つけた。
2019年05月04日 11:12撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/4 11:12
娘が道にへたばって休んでいる間に私は花などを探します。
ミツバツツジ 見つけた。
中腹に差し掛かりました。明るくて見晴らしが良いです。
天気が良すぎて暑いです。
2019年05月04日 11:20撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/4 11:20
中腹に差し掛かりました。明るくて見晴らしが良いです。
天気が良すぎて暑いです。
灰色のきめの細かい岩石、安山岩かな。
2019年05月04日 11:21撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/4 11:21
灰色のきめの細かい岩石、安山岩かな。
日の当たる斜面にはワラビがたくさん生えています。あ、ピントが合ってない。
2019年05月04日 11:26撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/4 11:26
日の当たる斜面にはワラビがたくさん生えています。あ、ピントが合ってない。
ヘビイチゴかな。
2019年05月04日 11:26撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/4 11:26
ヘビイチゴかな。
道の向こうに青空が。あそこまで行けば稜線だ。
2019年05月04日 11:31撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/4 11:31
道の向こうに青空が。あそこまで行けば稜線だ。
三等三角点「市之瀬」
 緯度: 35:16:37.9432
 経度: 134:12:30.7756
 標高: 699.46
2019年05月04日 11:36撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/4 11:36
三等三角点「市之瀬」
 緯度: 35:16:37.9432
 経度: 134:12:30.7756
 標高: 699.46
サクラスミレ
濃い紫色が鮮やかです。
2019年05月04日 11:49撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/4 11:49
サクラスミレ
濃い紫色が鮮やかです。
色の薄いのは タチツボスミレ かな。
2019年05月04日 11:50撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/4 11:50
色の薄いのは タチツボスミレ かな。
展望が開けます。一番遠くに浮見えるのが扇ノ山です。
2019年05月04日 11:59撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/4 11:59
展望が開けます。一番遠くに浮見えるのが扇ノ山です。
稜線歩きが続きます。眺めは良いけれど距離はかなりあります。
2019年05月04日 12:00撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1
5/4 12:00
稜線歩きが続きます。眺めは良いけれど距離はかなりあります。
花弁の先が丸いのでシンプルに「スミレ」でしょうか。これも濃い紫色が鮮やか。
2019年05月04日 12:02撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/4 12:02
花弁の先が丸いのでシンプルに「スミレ」でしょうか。これも濃い紫色が鮮やか。
篭山中田 向こうに反射板が見えます。
2019年05月04日 12:18撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/4 12:18
篭山中田 向こうに反射板が見えます。
馬酔木の花もそろそろ終わりのようです。
2019年05月04日 12:19撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/4 12:19
馬酔木の花もそろそろ終わりのようです。
反射板までやって来ました。
2019年05月04日 12:23撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/4 12:23
反射板までやって来ました。
けれども篭山山頂まであと400m、アップダウンが続きます。
2019年05月04日 12:23撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/4 12:23
けれども篭山山頂まであと400m、アップダウンが続きます。
山頂近くには木の茂みもあります。
2019年05月04日 12:27撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/4 12:27
山頂近くには木の茂みもあります。
この坂を上れば山頂だ。ファイトォー!
2019年05月04日 12:31撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1
5/4 12:31
この坂を上れば山頂だ。ファイトォー!
山頂へ到着しました!!
三等三角点「篭山」
 緯度: 35:16:45.9172
 経度: 134:11:21.1667
 標高: 905.45
2019年05月04日 12:37撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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5/4 12:37
山頂へ到着しました!!
三等三角点「篭山」
 緯度: 35:16:45.9172
 経度: 134:11:21.1667
 標高: 905.45
山頂で山ゴハン。炊いたご飯は1.5合、刻んできた鶏肉と野菜に回鍋肉(ホイコーロー)たれをかけて蒸し焼きにしました。ちょっと遅くなったけど、満足の昼食。
2019年05月04日 13:21撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
2
5/4 13:21
山頂で山ゴハン。炊いたご飯は1.5合、刻んできた鶏肉と野菜に回鍋肉(ホイコーロー)たれをかけて蒸し焼きにしました。ちょっと遅くなったけど、満足の昼食。
展望バッチリ。真ん中が千代川、その右側に洗足山や三角山、奥の方に霊石山、この辺りは上ったことがあります。
2019年05月04日 13:49撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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5/4 13:49
展望バッチリ。真ん中が千代川、その右側に洗足山や三角山、奥の方に霊石山、この辺りは上ったことがあります。
下山します。あの白い花の木はオオカメノキかな、ウツギのなかまかな?
2019年05月04日 13:52撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1
5/4 13:52
下山します。あの白い花の木はオオカメノキかな、ウツギのなかまかな?
南東方向、右の谷が国道53号線、左の谷が国道373号線、その間の山が穂見山、左の奥が沖の山。多分。
2019年05月04日 14:07撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/4 14:07
南東方向、右の谷が国道53号線、左の谷が国道373号線、その間の山が穂見山、左の奥が沖の山。多分。
智頭町は杉の産地です。綺麗に管理された杉林です。
2019年05月04日 14:59撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/4 14:59
智頭町は杉の産地です。綺麗に管理された杉林です。
杉の木の幹にヒトクチタケ発見。
2019年05月04日 15:05撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/4 15:05
杉の木の幹にヒトクチタケ発見。
上りに比べたら下りはずいぶん楽ちん。1時間余りで車のところまで下りてきました。
2019年05月04日 15:07撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/4 15:07
上りに比べたら下りはずいぶん楽ちん。1時間余りで車のところまで下りてきました。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 半袖シャツ ズボン 靴下 グローブ ウインドブレーカー 日よけ帽子(キャップ) サブザック(15L) 昼食(米+鶏肉+刻み野菜+回鍋肉たれ+ワカメスープ) 深型パン アルミ食器 バーナー 固形燃料 風防 割り箸 スプーン 行動食(飴) 非常食(シリアルバー) 飲料(お茶500mL+水900mL) 地図(コース図) iPhone(GPS+カメラ) iPad mini バッテリー 携帯電話 腕時計 手拭い レジャーシート 目薬 メンタム軟膏
備考 食材(米、回鍋肉材料)は同伴者(娘)が持ちました。

感想

 連休中、東京で勤めている娘が帰省していた。家でスマホをいじりながらゴロゴロしてばかりいるのももったいないので、天気も良さそうだし一緒に山を歩こうと誘った。登山経験のほとんどない娘でも楽しめそうな、眺めが良くて道も整った山ということで、智頭の「篭山」(かごやま)を歩くことにした。この山は去年歩いて(「篭山 〜歩きやすい登山道・抜群の展望〜」 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1501355.html )、山歩きの楽しさを感じられるお薦めの山として記憶に残っているところだ。ついでに山ゴハンの楽しさも感じてほしいと思い、山頂での調理も計画した。
 鳥取市の我が家を出たのは9時過ぎ、途中でコンビニに寄ったりして、1時間ほどで登山口に着いた。登山口には既に車が1台停まっていた。先に歩いている人があるようだ。そして、支度をしているとさらに2台車がやって来たが、その車の人達は山菜採りが目的なのか、登山口ではなく茂みの中に入って行った。
 歩き始めは比較的広い未舗装作業道を踏みしめながら上って行くのだが、都会暮らしの娘はすぐにへたばってしまう。都会では意外と歩くものなのだが、平らな舗装道路を歩くのと、土と石の上り坂を歩くのでは勝手が違うようだ。50mほど歩いては道端に座り込んで水分補給、息を整えてまた歩き出すことを繰り返していた。私は音を上げそうな娘をなだめすかしながら道端の花や木の写真を撮っていた。ある程度上ると、スギやヒノキの林、雑木の森から展望の良い山腹を横切る道に出る。私は周囲の峰を眺めてはどのピークが何山なのか気になっているが、娘にとってはみんな知らないひと並びの「山」だ。それでもスマホで写真を撮ったりしている。足元には紫色のスミレのなかまや、黄色のヘビイチゴ(キジムシロかも)の花が点々と見られた。
 「市之瀬」三角点まで上るとそこからは西向きに稜線を歩いて行くことになるが、この稜線にはあまり大きな木は無く周囲の山を見渡せる。ただ、この日のような晴れの日には日差しが強くて暑い。そこそこアップダウンもある。当初は篭山山頂に正午までに着く計画だったが、12時半を過ぎてしまった。この稜線で、先に登っていた(おそらく)夫婦とすれ違った。登山口に停まっていた白い車の主であろう。それ以外にこの山で出会う人は無かった。
 山頂に到着、早速山ゴハンの調理にとりかかった。まず急ぐのはご飯炊き。ペットボトルに1.5合の無洗米と350mLの水を入れたものを持ってきたので、それをアルミのカップに入れ、固形燃料1個に火をつけ、その上にセットした。このアルミカップは私が小学生か中学生の時に買ったキャンプセットのものだ。メスティンなんか買わなくてもこれで充分にご飯は炊ける(半分つよがり)。ご飯を炊くのと並行して別のカップでお湯を沸かしてワカメスープを作る。こちらはガスのシングルバーナーを使った。そしてメインディッシュは鶏と野菜の回鍋肉(ホイコーロー)。前日に材料を買ったときには鶏肉と野菜の蒸し焼きにしようと思っていたが、家で野菜と肉を切って調味料を物色していたら回鍋肉のたれがあったので、これを使うことにした。鶏肉でも、タマネギが入っていても、蒸し焼きにしていても、回鍋肉のたれで煮ているので、「回鍋肉」ということにしておこう。油も水も加えなくても鶏肉の油と野菜の水分でうまい具合にできた。野外で暖かい料理を食べたのは初めてだという娘は父の手作り料理を喜んでくれた。私もいつもは一人の山ゴハンなので今日はちょっと張り合いがあった。
 食事を終えて、復路は往路と同じコースを戻った。娘は往路の苦しさは無く稜線の展望を楽しみながら、あまり休憩もとらずにすたすたと歩いていた。

 連休の後半に娘との初めての山歩きを行った。娘が小さい頃は車から降りて少し散歩する程度のことしかしたことがなかった。最近になって山やキャンプ場で出会う親子を見ては、「こういう経験もさせておくべきだったな」と思うことしきり。けれどもそんなことをいまさら悔いてもどうにもならない。親元を離れてしまった子供たちではあるが、時には一緒に山に登り、一緒に時間を過ごす機会を持つように心掛けたい。私の自己満足だけではなく、娘も最初は苦しそうではあったものの、山から下りた後は満足げであった。次回のリクエストは「片道2kmぐらいで」ということだったが、うーむ、なかなか難しいなぁ。

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