篭山 〜歩きやすい登山道・抜群の展望〜
- GPS
- 02:57
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 483m
- 下り
- 472m
コースタイム
- 山行
- 2:26
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 2:55
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口に登山ポストはありません。 メインの登山道(中田ルート)は整備されていてとても歩きやすいですが,脇道がいろいろとあるようです。そちらは草が茂っていて道がわかり難いところも多いようです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
ウインドブレーカー
日よけ帽子
靴
サブザック(15L)
トレッキングポール
折り畳み椅子
昼食(おこわのおむすび+キュウリ+トマト)
行動食(飴)
飲料(お茶500mL+スポーツ飲料500mL)
地図(コース図)
カメラ
iPhone(GPS)
iPad mini
バッテリー
携帯電話
腕時計
手拭い
目薬
メンタム軟膏
|
---|---|
備考 | 飲み物はお茶500mLだけで足りました。折り畳み椅子は結局使用しませんでした。 |
感想
雨の日にはなるべく山にはいかない。濡れるし、危ないし、何より楽しくない。だから梅雨が開けるのが待ち遠しい。この週末も天気予報は曇/雨だったので期待していなかったのだが、週末が近付くにつれてだんだん晴れマークが出るようになった。あれ、山、歩けそうだぞ。けれど週明けまでに仕上げてしまわなければならない仕事が残っている。土曜日は休日出勤して仕事を行なった。「オレ、この仕事が済んだら山へ行くんだ…」夕方までに仕事が終わらなかったので家に持ち帰って仕事を続けた。次の日も朝から仕事を始めた。そして、やっと11時過ぎに片が付いた。外は青空が見えている。
これから歩き始めて夕方までに帰れる山はどこか無いか考えてみた。最近プライベートで歩いている山は道があるのか無いのかわからないようなところが多かったので、登山道がちゃんとあるところがいいな。智頭の篭山(かごやま)が、以前山レコのレポートで眺めの良い道だと読んだことがある。ジオグラフィカにもルート登録している。ここならすぐ歩けるぞ。山を歩けない時期にはストックを作っておくもんだね。
鳥取市内の自宅から篭山の中田登山口まで車で1時間かからないだろうとタカをくくっていたが、途中ドラッグストアでお茶など買っていたら登山開始は12:40ぐらいになってしまった。けれど多分、3時間余りで歩けるコースだろう、夕方4時頃には下山して5時帰宅と目論んで歩きはじめた。
登山口の標識や案内板の様子から、登山道は整備されているであろうことが伺えた。国土地理院の地図には道が記されていないのだが、最近整備されたものなのだろうか、作業車が入れるぐらいの道幅で杉の植林の中を登山道(作業道?)が続いている。20分ほど歩くと、「頂上まで2590m」と記された標識がある分岐点へ着いた。ここからまっすぐ北へ向かうルートは帰りにとっておいて、東側から稜線へ入るルートへ向かう。だって、こっちは三角点があるんだもの。日当たりの良い、山の南斜面の勾配のゆるい登山道を、花やそこに舞う蝶などを眺めながら歩く。しばらく歩くと目の前が大きく開けた。稜線に到着したのだ。三角点はその道の脇にあった。開けた北側の展望で目に留まるのは、用瀬アルプスの洗足山。三角(みすみ)山は洗足山の陰になってまだ見えないが、稜線を進めば見えてくるだろう。
そこから先は天上の楽園だった。田中陽希が両手を広げて駆け出しそうな稜線の道が続く。小さなピークを超えるたびに新しい展望が開ける。所々に潅木のトンネルがあり日陰を作ってくれる。大きな反射板がランドマークになっていて、それがだんだん近づいてくるのが嬉しい。ただ、実際にその反射板までたどり着いてみると、そこから山頂までが意外と距離があって、更に山頂直前の傾斜がややキツイものだから、「クッソ〜」と呟きつつも、そこを制覇して高揚した気分で山頂に到達することができた。
山頂からはほぼ360°展望できる。ただ、イマイチ山の特徴が区別できない。AR山ナビアプリの助けを借りて、「あれが那岐山、こっちが東山方向…なのか?」と、わかったつもりになるものの、まだまだ修行が足りんなと思い知るのだった。
下山は稜線の途中まで引き返し、そこから南にショートカットするコースを歩いた。元は重機で拓いたのであろう道幅のつづら折りの道なのだが、最近はあまり登山道としての整備がなされていないようで、一人歩くのがやっとの踏み跡があるだけで、あとは一面腰から胸ぐらいの草が生い茂っている。けれども薮漕ぎよりはよっぽど良い。何より視界が開けているので先へ進むのに不安がない。これが上りの道だったらいろいろとストレスなのだろうが、下りなのでへっちゃらだ。しばらくして上りで歩いたコースと合流して、林間の整備された登山道を通って中田登山口へ帰り着いた。
梅雨の晴れ間に気持ちの良い山歩きができた。国土地理院の地図に載っていないこんな素敵なコースがまだあちこちにあるんだろう。せめて地元の山ぐらいは知っておきたいものだ。そして、県外の人にもこんなレポートを通して紹介していきたいなと思う。
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