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Yamareco

記録ID: 1501355
全員に公開
ハイキング
中国山地東部

篭山 〜歩きやすい登山道・抜群の展望〜

2018年06月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:57
距離
7.0km
登り
483m
下り
472m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:26
休憩
0:29
合計
2:55
12:45
18
スタート地点:中田登山口
13:03
13:05
16
分岐点「頂上まで2,590m」
13:21
13:27
42
稜線出合 三等三角点「市乃瀬 」
14:09
14:28
34
15:02
15:02
15
稜線分岐点を 南下
15:17
15:19
21
分岐点「頂上まで2,590m」
15:40
ゴール地点:中田登山口
天候
過去天気図(気象庁) 2018年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
智頭町で国道53号線から抜けて林道へ入って10分ほどすると中田コース登山口に着きます。登山口のすぐ下手に車が3台程度停まれるスペースがあります。
コース状況/
危険箇所等
登山口に登山ポストはありません。
メインの登山道(中田ルート)は整備されていてとても歩きやすいですが,脇道がいろいろとあるようです。そちらは草が茂っていて道がわかり難いところも多いようです。
智頭町内(南方向)から見た篭山。ここから登山口へ向かいます。
2018年06月17日 12:20撮影 by  iPad mini 4, Apple
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6/17 12:20
智頭町内(南方向)から見た篭山。ここから登山口へ向かいます。
林道入り口の案内板。ハイキング・トレッキングコースとして整備されていることが伺えます。
2018年06月17日 12:22撮影 by  iPad mini 4, Apple
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6/17 12:22
林道入り口の案内板。ハイキング・トレッキングコースとして整備されていることが伺えます。
イノシシ・鹿対策ゲート。開けて入れば問題ないです。
2018年06月17日 12:24撮影 by  iPad mini 4, Apple
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6/17 12:24
イノシシ・鹿対策ゲート。開けて入れば問題ないです。
林道を10分ほど走ると登山口に到着です。
2018年06月17日 12:42撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/17 12:42
林道を10分ほど走ると登山口に到着です。
登山口のすぐ手前に駐車スペース(退避スペース)があるのでそこに車を停めます。
2018年06月17日 12:42撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/17 12:42
登山口のすぐ手前に駐車スペース(退避スペース)があるのでそこに車を停めます。
中田登山口、今日はここから山へ登ろう ♫
2018年06月17日 12:43撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/17 12:43
中田登山口、今日はここから山へ登ろう ♫
重機で整地された、広くて歩きやすい登山道です。
2018年06月17日 12:47撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/17 12:47
重機で整地された、広くて歩きやすい登山道です。
要所には智頭農林高校作の案内標識が立っています。初めて登る私などにはとても心強いです。ありがとう!
2018年06月17日 13:03撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/17 13:03
要所には智頭農林高校作の案内標識が立っています。初めて登る私などにはとても心強いです。ありがとう!
この辺りから道が狭くなりますが、除草幅が狭いだけで道そのものはかなり広いです。
2018年06月17日 13:05撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
6/17 13:05
この辺りから道が狭くなりますが、除草幅が狭いだけで道そのものはかなり広いです。
ヤマボウシ
山のあちこちに咲いていて今が見頃です。赤い身がたくさんついた姿も是非見て見たいものです。
2018年06月17日 13:07撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/17 13:07
ヤマボウシ
山のあちこちに咲いていて今が見頃です。赤い身がたくさんついた姿も是非見て見たいものです。
ウツボグサ
…だと思います。花穂の下から咲いてきて、今はほぼ一番上に花がついています。
2018年06月17日 13:10撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
6/17 13:10
ウツボグサ
…だと思います。花穂の下から咲いてきて、今はほぼ一番上に花がついています。
梅雨の晴れ間の良い天気、登山道の周りは灌木が伐採されていて見晴らしが良く、気持ちいいです。
2018年06月17日 13:12撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/17 13:12
梅雨の晴れ間の良い天気、登山道の周りは灌木が伐採されていて見晴らしが良く、気持ちいいです。
ここは南側斜面なので南、中国山地方向の山がが見渡せます。
2018年06月17日 13:15撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/17 13:15
ここは南側斜面なので南、中国山地方向の山がが見渡せます。
稜線まで登ったら、そこに三角点がありました。向こうに見えるのは、洗足山。
三等三角点「市乃瀬」
 緯度: 35:16:37.9432
 経度: 134:12:30.7756
 標高: 699.46
2018年06月17日 13:23撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/17 13:23
稜線まで登ったら、そこに三角点がありました。向こうに見えるのは、洗足山。
三等三角点「市乃瀬」
 緯度: 35:16:37.9432
 経度: 134:12:30.7756
 標高: 699.46
西方向の稜線の向こうが篭山山頂です。
2018年06月17日 13:27撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/17 13:27
西方向の稜線の向こうが篭山山頂です。
稜線が踏み跡になっていて眺めも良く、気分爽快に歩けます。
2018年06月17日 13:30撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/17 13:30
稜線が踏み跡になっていて眺めも良く、気分爽快に歩けます。
両側はクマザサが茂っています。道が整備されていなかったらとても歩けるようなところではないでしょう。
2018年06月17日 13:34撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/17 13:34
両側はクマザサが茂っています。道が整備されていなかったらとても歩けるようなところではないでしょう。
馬酔木(アセビ)もよく見かけました。この辺りの山ではよく見かけますよね。
2018年06月17日 13:35撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
6/17 13:35
馬酔木(アセビ)もよく見かけました。この辺りの山ではよく見かけますよね。
ツツジの赤が鮮やかです。
2018年06月17日 13:39撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/17 13:39
ツツジの赤が鮮やかです。
稜線をまっすぐに走る道、思わず走り出しそうになります。膝が心配なので走りませんけど。
2018年06月17日 13:42撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/17 13:42
稜線をまっすぐに走る道、思わず走り出しそうになります。膝が心配なので走りませんけど。
あの反射板の向こうに篭山山頂があります。アップダウンが少しありますが気分は爽快!
2018年06月17日 13:56撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/17 13:56
あの反射板の向こうに篭山山頂があります。アップダウンが少しありますが気分は爽快!
反射板までやってきました。あともう少し。
2018年06月17日 14:01撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
6/17 14:01
反射板までやってきました。あともう少し。
あ゛〜、もう一つ先のピークだった。意外と稜線が長いぞ。
2018年06月17日 14:02撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
6/17 14:02
あ゛〜、もう一つ先のピークだった。意外と稜線が長いぞ。
鳥取市方面を眺めます。用瀬アルプスの洗足山や三角(みすみ)山も見えますね。
2018年06月17日 14:11撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/17 14:11
鳥取市方面を眺めます。用瀬アルプスの洗足山や三角(みすみ)山も見えますね。
篭山山頂へ到着。
三等三角点「篭山 」
 緯度: 35:16:45.9172
 経度: 134:11:21.1667
 標高: 905.45
2018年06月17日 14:13撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/17 14:13
篭山山頂へ到着。
三等三角点「篭山 」
 緯度: 35:16:45.9172
 経度: 134:11:21.1667
 標高: 905.45
母の作ってくれたおこわのおむすびと、父が畑で作ったキュウリとトマトでお昼ご飯。
2018年06月17日 14:21撮影 by  iPad mini 4, Apple
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6/17 14:21
母の作ってくれたおこわのおむすびと、父が畑で作ったキュウリとトマトでお昼ご飯。
360°大展望。ほぼ山ですが。こっちが南の那岐山方向だと思われる。
2018年06月17日 14:30撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
6/17 14:30
360°大展望。ほぼ山ですが。こっちが南の那岐山方向だと思われる。
帰り道、ササユリが顔を出しているのに気づきました。行きがけは気づかなかったなあ。
2018年06月17日 14:37撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
2
6/17 14:37
帰り道、ササユリが顔を出しているのに気づきました。行きがけは気づかなかったなあ。
白とピンクのヤマボウシが並んで咲いています。
2018年06月17日 14:48撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
2
6/17 14:48
白とピンクのヤマボウシが並んで咲いています。
途中で右へ分岐してショートカットルートを進みました。一度は作業道または登山道として拓かれていたのでしょうが、薮になっていてあまり整備されていないようです。
2018年06月17日 15:02撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/17 15:02
途中で右へ分岐してショートカットルートを進みました。一度は作業道または登山道として拓かれていたのでしょうが、薮になっていてあまり整備されていないようです。
ほぼ草で覆われていますが、歩いてみると道だということがわかります。もうすぐ登った道との合流点になります。
2018年06月17日 15:08撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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6/17 15:08
ほぼ草で覆われていますが、歩いてみると道だということがわかります。もうすぐ登った道との合流点になります。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ ウインドブレーカー 日よけ帽子 サブザック(15L) トレッキングポール 折り畳み椅子 昼食(おこわのおむすび+キュウリ+トマト) 行動食(飴) 飲料(お茶500mL+スポーツ飲料500mL) 地図(コース図) カメラ iPhone(GPS) iPad mini バッテリー 携帯電話 腕時計 手拭い 目薬 メンタム軟膏
備考 飲み物はお茶500mLだけで足りました。折り畳み椅子は結局使用しませんでした。

感想

 雨の日にはなるべく山にはいかない。濡れるし、危ないし、何より楽しくない。だから梅雨が開けるのが待ち遠しい。この週末も天気予報は曇/雨だったので期待していなかったのだが、週末が近付くにつれてだんだん晴れマークが出るようになった。あれ、山、歩けそうだぞ。けれど週明けまでに仕上げてしまわなければならない仕事が残っている。土曜日は休日出勤して仕事を行なった。「オレ、この仕事が済んだら山へ行くんだ…」夕方までに仕事が終わらなかったので家に持ち帰って仕事を続けた。次の日も朝から仕事を始めた。そして、やっと11時過ぎに片が付いた。外は青空が見えている。
 これから歩き始めて夕方までに帰れる山はどこか無いか考えてみた。最近プライベートで歩いている山は道があるのか無いのかわからないようなところが多かったので、登山道がちゃんとあるところがいいな。智頭の篭山(かごやま)が、以前山レコのレポートで眺めの良い道だと読んだことがある。ジオグラフィカにもルート登録している。ここならすぐ歩けるぞ。山を歩けない時期にはストックを作っておくもんだね。
 鳥取市内の自宅から篭山の中田登山口まで車で1時間かからないだろうとタカをくくっていたが、途中ドラッグストアでお茶など買っていたら登山開始は12:40ぐらいになってしまった。けれど多分、3時間余りで歩けるコースだろう、夕方4時頃には下山して5時帰宅と目論んで歩きはじめた。
 登山口の標識や案内板の様子から、登山道は整備されているであろうことが伺えた。国土地理院の地図には道が記されていないのだが、最近整備されたものなのだろうか、作業車が入れるぐらいの道幅で杉の植林の中を登山道(作業道?)が続いている。20分ほど歩くと、「頂上まで2590m」と記された標識がある分岐点へ着いた。ここからまっすぐ北へ向かうルートは帰りにとっておいて、東側から稜線へ入るルートへ向かう。だって、こっちは三角点があるんだもの。日当たりの良い、山の南斜面の勾配のゆるい登山道を、花やそこに舞う蝶などを眺めながら歩く。しばらく歩くと目の前が大きく開けた。稜線に到着したのだ。三角点はその道の脇にあった。開けた北側の展望で目に留まるのは、用瀬アルプスの洗足山。三角(みすみ)山は洗足山の陰になってまだ見えないが、稜線を進めば見えてくるだろう。
 そこから先は天上の楽園だった。田中陽希が両手を広げて駆け出しそうな稜線の道が続く。小さなピークを超えるたびに新しい展望が開ける。所々に潅木のトンネルがあり日陰を作ってくれる。大きな反射板がランドマークになっていて、それがだんだん近づいてくるのが嬉しい。ただ、実際にその反射板までたどり着いてみると、そこから山頂までが意外と距離があって、更に山頂直前の傾斜がややキツイものだから、「クッソ〜」と呟きつつも、そこを制覇して高揚した気分で山頂に到達することができた。
 山頂からはほぼ360°展望できる。ただ、イマイチ山の特徴が区別できない。AR山ナビアプリの助けを借りて、「あれが那岐山、こっちが東山方向…なのか?」と、わかったつもりになるものの、まだまだ修行が足りんなと思い知るのだった。
 下山は稜線の途中まで引き返し、そこから南にショートカットするコースを歩いた。元は重機で拓いたのであろう道幅のつづら折りの道なのだが、最近はあまり登山道としての整備がなされていないようで、一人歩くのがやっとの踏み跡があるだけで、あとは一面腰から胸ぐらいの草が生い茂っている。けれども薮漕ぎよりはよっぽど良い。何より視界が開けているので先へ進むのに不安がない。これが上りの道だったらいろいろとストレスなのだろうが、下りなのでへっちゃらだ。しばらくして上りで歩いたコースと合流して、林間の整備された登山道を通って中田登山口へ帰り着いた。
 梅雨の晴れ間に気持ちの良い山歩きができた。国土地理院の地図に載っていないこんな素敵なコースがまだあちこちにあるんだろう。せめて地元の山ぐらいは知っておきたいものだ。そして、県外の人にもこんなレポートを通して紹介していきたいなと思う。

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