岩子岳(801.7)
- GPS
- 06:00
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 795m
- 下り
- 798m
コースタイム
09:20 尾根上350P
09:35 380P
10:05 415P
10:45 610P
11:05 553P
12:20 岩子岳頂上
13:00 553P
13:15 610P
14:15 駐車帯
天候 | 霧のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
遊楽部川を渡った後は鉛川沿いを進み、ピリカベツトンネルを抜け、おぼこ荘入り口を過ぎるとすぐに清流橋をわたります。 道が少し右カーブした先の駐車帯に車を駐めました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪の状態は、朝のうちはザラメでしたが、日が高くなるにつれ、ぐずぐずのシャーベット状になりました。 痩せ尾根では至る所で雪が割れて、ネマガリの藪が出てきていました。 また、所々雪の下の笹藪を腿の付け根まで踏み抜いて、抜けずにもがきました。 急斜面ではクラック、しわ、雪崩跡等のオンパレードで、シーズンも間もなく終了です。 |
写真
感想
天気予報では晴れでしたが、朝のうちガスがでてあまり視界の良くない状態でスタートしました。
岩子岳から東に延びる尾根上の610Pから南東方向に降りてくる尾根から登ります。
駐車場所から八雲方面に少し戻り、清流橋をわたったところから、急斜面を尾根に取りつきます。
この尾根の末端はピリカベツトンネル出口あたりまで伸びているので、本当はこの辺から入山するのが正攻法なのかもしれません。
胸を突くような急坂を登り、350P付近で尾根に出ます。
清流橋への下り口をピンクテープでマークして、ここからは緩やかな起伏の尾根をたどります。
ガスが上がって空は晴れてきましたが、同時に気温も上がってきました。
かすかに、スノーシューのものと思われる古いトレールの痕跡があります。
過去に踏み固められたことがある跡が、雪解けの時に逆に浮き上がってくることがありますが、もしかしたらそれなのかもしれません。
そのうちに北のほうから真新しいトレールが登ってきて尾根に達しています。
こんな時期に沢から?と思ってよく見ると、でっかい足跡の先っちょにでっかい爪が...
ぷーちゃんもいよいよお目覚めのようです。
ぷーちゃんトレールは、このあとしばらく稜線上をご同行となりました。
太いブナの木の皮をばりばり剥いだりしていて、食べ物がまだなさそうです。
行く手には、岩子岳が見事なまでにピラミダルな山容を見せています。
左手、国道の向かい側には雄鉾岳の岩峰が威容を誇っています。
C500を過ぎるあたりから610Pに向かって尾根は痩せてきて、至る所で尾根上の雪がバックリ割れてササ藪が出てしまっています。
雪の上でもあちこちで踏み抜いて笹に足を突っ込み、抜けなくなってもがくので激しく消耗します。
610Pに着くと再び緩やかで広い尾根となります。
目の前には顕著な岩峰を経て、ペンケ岳へと至る尾根が続きます。
ペンケ岳への尾根を右手に見送って、岩子岳への稜線をたどります。
緩やかな尾根を一端下ったあと、553Pを越えると、いよいよ岩子岳本体の急登が始まります。
稜線は南に張り出した雪庇が崩れたり、至る所にクラックが走っていたりするので、すこし北寄りの疎林の中を登っていきます。
一端傾斜がすこし緩んだ後、最後のピラミッド稜線の登りになりますが、ここも稜線の雪庇がぐずぐずに壊れているのでやや北寄りを登っていきます。
頂上付近の雪庇を崩したり踏み固めたりして整理して、狭い尾根上に乗り、そのあたりで一番高い地点をもって頂上としました。
頂上からは360度の展望が広がりますが、冷水岳、遊楽部岳方面の白い峰々、お隣のペンケ岳、向かいの雄鉾岳が目立つほかは全体に白っぽく霞んでいました。
南西の日本海方面は雲海に覆われていました。
頂上は狭いのでゆっくり休めず、すぐに下山にかかります。
下山は往路を戻るだけでしたが、午後になってますます気温があがり、雪もずるずるになって、快適とは言えない下山となりました。
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