家族の白い目を振り切って望む、百蔵〜扇〜権現山縦走の旅

2019年05月05日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 26.6km
• 登り: 1,940m
• 下り: 2,021m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:10
• 休憩: 0:40
• 合計: 7:50

7:30 猿橋駅
8:00 8:00 百蔵山登山口（表登山道）
8:40 8:50 百蔵山
9:10 9:10 宮谷分岐
9:50 9:50 大久保山
10:00 10:00 扇山
11:10 11:10 浅川峠
11:30 12:00 権現山
12:40 12:40 和見峠
12:40 12:40 ゴウド山
13:10 13:10 高指山
15:00 15:00 大野ダム
15:20 四方津駅

天候

SUNNY　DAY~♪

アクセス

利用交通機関：

電車

JR中央線、猿橋駅下車。帰りは四方津駅にヒイヒイ言いながら戻ってきますた。

コース状況／危険箇所等

登山道もよく整備されていて快適なルートですが、権現山から東側、高指山や瀬渕山方面は、おそらく去年の台風の影響がまだ残っていて多くの倒木があり、コースロストしやすいです。ご注意ください。

写真

5/5 7:26

見よ！　この晴天を♪　この山容を見て心揺さぶらぬハイカーは居ないぞー

5/5 7:26

猿橋って言うとやっぱバス停のイメージなのよね。いわゆる渋滞。

5/5 7:29

中央道の赤が映える橋桁。この下は美しい流れを見せる清流があります。

5/5 7:35

そこかしこに道標があるので登りやすいです。猿橋方面とはここでお別れ。

5/5 7:54

一瞬、「ん？」と思う表示。トイレは借りませんでしたが左をチョイスw

5/5 7:59

背後を臨むと、そう我らが心の故郷「富士」の雄姿が！

5/5 8:01

こういう老後を送りたいと思っておるのです。

5/5 8:02

自身の娘にもこういった強い態度で臨めれば、もう少し我儘にならずにすむとは思うのですがね。

5/5 8:23

木の傘から覗く富士山の美しい姿に、しばし見惚れてしまいます。

5/5 8:44

まずは最初のピーク、百蔵山に到着。ここいらの山の名前は縁起の良い名前が多いんですよね。

5/5 8:45

山頂にはまだ八重桜が残っていました。花を見上げる私の笑顔はきっと朗らかだったと思います。

5/5 9:05

百蔵山〜扇山の下りは結構エグいし、上り返しもかなりキツかったりします。魂持ってかれそうになりました。

5/5 9:48

「扇山の山頂、寂しくね？」と思ったらこの表記。大久保さん可哀想。

5/5 9:56

そしてこっちが扇山山頂。けっこう登り応えがある良い山です。

5/5 9:57

放射線に伸びる雲が登頂を祝っているかのようです。そして桜！　最高の山旅を感じる瞬間。

5/5 10:38

そして今日の大ボス、権現山へと向かいます。こちらに向かうハイカーは少なめ。

5/5 11:21

時折見せるツツジの健気な姿に魅せられます。

5/5 11:30

三度目の登り返しは本当に苦しかったですが、「辛」の一線を越えて訪れる「幸」の瞬間を味わえます。

5/5 11:31

二等三角点に「イイネ！」ホント山旅長いと手がむくみますねw

5/5 11:38

そして山頂では定番の即席ラーメン。速攻食ってしまってマルちゃん正麺のパッケージ写し忘れました。

5/5 12:00

先週登った大岳山が見えます。道のない山々に、見えない私の歩んだ道々が刻まれていくのです。

5/5 12:08

権現山の東へ下りると神社の社がありました。ヤマトタケル見ると「みすず学苑」思い出すのは私だけか。

5/5 12:09

山の上でこういった建物を見ると、作った方の苦労を思わずにはいられません。

5/5 12:25

大きな地図しか持って来なかったので、どこ向かっていいか全く分かりませんでした。

5/5 12:30

根っこごと倒された自然の力は、まったく及びもつかないほどです。

5/5 12:48

権現山から先はまったく道標が少なくなります。これを見てホッとしましたが、この後、目指していた不老山には行けませんでした。

5/5 12:55

ここまでは当ってたはずなのですが。。

5/5 13:12

不老山のピークには立てず、こちらに到着。踏み後の少ない登山道に悩まされた末の到着。

5/5 13:24

華やかなツツジの色に励まされ、出口の見えない帰路を手探りで進みます。

5/5 13:38

ここに貼ってあった地図に助けられました。駅のある尾根の反対側を下りてしまったら。。それだけが恐怖でした。

5/5 13:51

集落をみてホッと胸を撫で下ろした瞬間です。

5/5 14:02

シャガ。山のふもとでよく見かけますね。

5/5 14:29

一周回すとお経を読んだことになると言うので十周くら回してみました。ご利益ないだろうな〜

5/5 14:30

お地蔵さんがいっぱい。鳳凰三山に持ち上げたくなると思う人は、もう登山中毒者w

5/5 14:59

大野貯水池の穏やかな水面。心も穏やかにさせてくれます。

5/5 15:10

今日何十回も見たポスター。なんか今日だけはこの方の後援会の一員になった気分です。本当にたくさんあった。

5/5 15:21

長いアスファルトの歩きを経て、ようやく駅に到着！　今日も疲れました。

5/5 15:22

沢山のハイカーが電車を待っていました。帰りの電車を待つ登山者のほとんどが清々しい笑顔を称えています。

撮影機器：

FinePix XP80 富士フイルム

感想

chivalry

一日を通して、快天に恵まれた山行でした。
百蔵山〜扇山の登山道は上り下り応えのある素晴らしいコースだと思います。
権現山を加えるとかなりハードとなりますが、良い鍛錬となりました。
後半の下山ルートで、あまり人気のないルートをチョイスしたせいか、不明瞭な登山道に苦しめられ、目当ての不老山にたどり着けずにルートの位置を特定できず苦しい歩きとなりました。
やはり、去年の台風の傷跡があちこちに残っていて、痛々しい木々の崩壊を見て心が痛みます。我々山屋のエゴではありますが、快適な登山道が回復してくれたらと願ってやみません。
そして、GWラストを飾るにふさわしい、富士山の美しい姿を見せてもらって、本当に今日は最高の旅となりました。この山のある国に生まれて、やっぱり私は幸せなのだと思います。
7月の富士登山競走山頂コースにエントリーしていますが、膝の具合とじっくり相談しながら、参加するか検討したいと思います。でもやっぱり、一命を賭けても出たい気持ちになりますね。あの姿を見てしまうとw