ポンネアンチシ〜余別〜積丹
- GPS
- --:--
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 1,511m
- 下り
- 1,515m
コースタイム
天候 | 快晴 高気圧圏内 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
美国川沿いの林道は・109先ゲートまで車で侵入可能だった 尾根取り付までは1か所我呂の沢を渡渉しなくてはならない ルートは全行程スキーで行ける(シーアイゼンはあったほうが良い) 白い稜線上には雪庇が出る上に、視界がないと 地形的に位置確認が難しい場所も多い。 天気に恵まれてよかった。 |
写真
感想
急にポカっと予定の空いた土曜日、どうやら天気は良いらしい。
一人でどこかに行っちゃおうか。どこにしよう?
いろんな山を思い浮かべながら、ごそごそ地図をあさる時間って本当に幸せ。
なんやかんやで積丹に決定。
少し前、HYMLで流れた山行を参考にさせていただいた。
ありがとうございました。楽しいルートでした。
5/21
5時前にゲート前を出発。
しばらく美国川沿いの林道を歩く。
美国川は雪代が入って増水中。あちこちの雪の下からは雪解け水のせせらぎが聞こえる。
林道は我呂の沢まで入っている。我呂の沢はそこそこの規模と水量。
SBがなく、裸足になるか…と覚悟を決める。しかし何とか壊れかけのSBを見つけて渡渉。
渡渉して目の前の尾根から取りつく。
尾根上を忠実に行くが、真尾根は雪庇が出ていたり、行く手を岩が塞いだりとなかなかにめんどう。しかし、Co772のポコを捲いてしまうとあとは緩やかで広い尾根歩きになり、快晴無風の中をるんるんで歩く。Co850くらいまでは立派なカンバの疎林。カンバの枝はどれもいびつにネジまがっている。
途中のポコは全部捲ける。最後のポンネの登りはなかなか急だ。シーアイを持ってくるべきだった。結局、ポンネPk直下50mほどはツボ。最後は雪庇が張り出しているが、切れ目を見つけてPkへ。
Pkには大きな岩が3つ。目の前には余別、積丹。みな白い裾を緩やかにのばして、優雅に鎮座している。その向こう側には青い海。
Pkから再びスキーを履いて余別へ。余別までの稜線は東側にずっと雪庇が出ている。寄りすぎないように注意して歩く。
別Pk直下も10mほどツボで登り、一息つく。
余別からの下りだしにも雪庇。慎重に切れ目を探してスキーで下る。積丹岳との間のコルまでの斜面は、ブッシュもなく斜度もそこそこある。上手い人はスキーが楽しいはず。私はコケまくる。積丹までの稜線上にも東側に雪庇が出ていたが、すでにかなり落ちかけ。尾根上に出てたブッシュと雪庇の境目を登るのだが、ブッシュがスキーにひっかかるって、だる〜い!すっかり春だよ、まったくもう。積丹手前の岩峰は南から大きく捲いた。捲いた斜面はカンバばしばし生えてるし、斜度も緩い。
そして積丹Pk。吹き抜けるさわやかな風が気持ちよいが、額の汗を拭うと風に運ばれてきた黄砂で顔中じょりじょりだった。道理で景色がぼんやり霞んでるわけだ。
積丹Pkからはお楽しみの北尾根スキー。 何度かかっこよくターンをきめて、何度も派手に転倒。う〜ん、楽しい!今度は北尾根をぜんぶ滑りたいものだ。北尾根の途中から美国川に向かって支尾根を降りる。地図と地形を照らし合わせて、普段の何倍も慎重に降りる尾根を探す。一人の山行はなんて心細いんだろう。けれど、これもまた楽し。尾根を探し当てたら、あとは尾根をずっと下るだけ。上部はカンバの疎林で広くなだらかで快適スキー。しかし尾根の下の方は濃いカラマツの植林で、尾根も細くなってしまった。スキーは諦めて尻で滑ったりツボになったりして、やっとこさゲートに辿り着く。
しかし、よく歩いたな。満足。満足。
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