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Yamareco

記録ID: 1844334
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ハイキング
北陸

熊尾山方面途中撤退

2019年05月11日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
17.2km
登り
1,346m
下り
1,346m

コースタイム

日帰り
山行
9:24
休憩
0:30
合計
9:54
4:27
55
水須連絡所
5:22
5:22
35
小口川第二発電所
5:57
6:02
58
導水管最上部
7:00
7:05
111
小口川第三発電所
8:56
8:56
12
サージタンク
9:08
9:21
4
1419ピーク(撤退地点)
9:25
9:25
111
サージタンク
11:16
11:20
82
小口川第三発電所
12:42
12:45
46
導水管最上部
13:31
13:31
50
小口川第二発電所
14:21
水須連絡所
トレースは手書きでかなり適当です。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
有峰林道小口川線入口を目指します。常願寺川上流の大川寺前交差点から県道43号を辿り、牧集落を通過してしばらくしたら道案内に従い右折して道なりに行けば水須連絡所です(今はまだ林道開通前なのでゲートが閉まっています)。連絡所前に駐車場があります。
立山へ向かう県道6号を利用する場合は芳見橋交差点まで行って右折、常願寺川を渡り突き当りを右折して常願寺川左岸を戻るように行きます。
県道6号から最もアクセスの良いルート(富山地方鉄道ガードを潜ったらすぐ右折して橋を渡る)は通行止めになっています。
車が軽四の場合は横江頭首工(尖山登山口駐車場交差点を常願寺川方向へ)の連絡水路橋が通行可能ですが本来は関係車両のための通路らしいのでその辺は自己責任にて。
コース状況/
危険箇所等
登山届ボックスなどはありません。

当日の状況です。

まずは有峰林道小口川線を徒歩で辿ります。
序盤にトンネルが3つあります。2番目のトンネルは往路は明かりがついていませんでした(あまりに早朝だと点燈していないのかもしれません)。そこそこ歩いたら二股に右に入る道があるのでそちらへ行きます。小口川を渡って左に行けば小口川第二発電所があります。前回(高杉山)は導水管の階段を利用しましたが今回は索道下の登山道を利用しました(どちらでも行けます)。
最上部まで来たら左方向に広い水平道がありますのでこれを辿ります。
途中、仮設の工事事務所があり車両や重機が置いてある所があります。これ以降、コースは小口川第三発電所に至るまで線路上になります。
小口川第三発電所に到着したら建屋の脇を通り導水管の階段を上ります(柵内へ入り小さな社のある個所から遊歩道を辿っても導水管に合流すると思われますが未確認)。
ここは区間の節目ごとにコンクリート構造物に赤ペンキで番号が振られています(降りてくる方向にペンキで書かれているので行きは見落とします。上から順番に1、2、3・・・です)
今回、シビアな雪上歩行は6を超えたあたりでスタートして4以降は導水管を離れて雪上歩行になりました(自分は5からアイゼンを装着して導水管から外れましたが藪を突破する羽目になり、結局導水管階段に戻ってくるというタイムロスをしました)。
導水管が途切れてからサージタンク付近まではそこそこの急斜面です。
サージタンクを過ぎてしばらくすれば1419ピークです。ここから先の降りがきつい藪になっており、気持ちが萎えてしまったので撤退しました。
出発からほぼ1時間。木に隠れていますが左に小口川第二発電所。今回は右手の索道下登山道を辿ります。
2019年05月11日 05:22撮影 by  N01F, DoCoMo
5/11 5:22
出発からほぼ1時間。木に隠れていますが左に小口川第二発電所。今回は右手の索道下登山道を辿ります。
導水管最上部のサージタンク。
2019年05月11日 05:51撮影 by  N01F, DoCoMo
5/11 5:51
導水管最上部のサージタンク。
広い水平道に合流です。
2019年05月11日 05:57撮影 by  N01F, DoCoMo
1
5/11 5:57
広い水平道に合流です。
鉄塔の右上あたりに小口側第三発電所(おそらく宿舎棟)が見えます。距離的にはすぐ行けそうなのですがこれから延々とトラバースしていくので道のりは長いです。
2019年05月11日 06:20撮影 by  N01F, DoCoMo
5/11 6:20
鉄塔の右上あたりに小口側第三発電所(おそらく宿舎棟)が見えます。距離的にはすぐ行けそうなのですがこれから延々とトラバースしていくので道のりは長いです。
工事事務所を過ぎて、ここから「スタンドバイミー」スタートです。
2019年05月11日 06:26撮影 by  N01F, DoCoMo
1
5/11 6:26
工事事務所を過ぎて、ここから「スタンドバイミー」スタートです。
線路と枕木コンクリートを少しずつ撤去しているようです。斜面の落石防止工事もしているようです。復路では若い男性作業員が2人おられました。
2019年05月11日 06:27撮影 by  N01F, DoCoMo
1
5/11 6:27
線路と枕木コンクリートを少しずつ撤去しているようです。斜面の落石防止工事もしているようです。復路では若い男性作業員が2人おられました。
軌道車発見!
2019年05月11日 06:28撮影 by  N01F, DoCoMo
5/11 6:28
軌道車発見!
通り過ぎて振り返って見ています。
2019年05月11日 06:28撮影 by  N01F, DoCoMo
1
5/11 6:28
通り過ぎて振り返って見ています。
横から見ています。助手席の砂袋は何なのでしょうか?
2019年05月11日 06:29撮影 by  N01F, DoCoMo
5/11 6:29
横から見ています。助手席の砂袋は何なのでしょうか?
2台目の軌道車です。
2019年05月11日 06:29撮影 by  N01F, DoCoMo
5/11 6:29
2台目の軌道車です。
運転席
2019年05月11日 06:29撮影 by  N01F, DoCoMo
1
5/11 6:29
運転席
第三発電所(宿舎棟)が近くなってきました。それでもまだトラバースは続きます。
2019年05月11日 06:33撮影 by  N01F, DoCoMo
1
5/11 6:33
第三発電所(宿舎棟)が近くなってきました。それでもまだトラバースは続きます。
少し前までは最初の核心部だったと思われる箇所です。今は簡単に通れます。谷は雪が残りますね。
2019年05月11日 06:45撮影 by  N01F, DoCoMo
5/11 6:45
少し前までは最初の核心部だったと思われる箇所です。今は簡単に通れます。谷は雪が残りますね。
小口川第三発電所です。
2019年05月11日 06:56撮影 by  N01F, DoCoMo
1
5/11 6:56
小口川第三発電所です。
導水管序盤は急な勾配です。この後、後発の方に抜かれましたが、熊に結構な至近距離で出会ったということでした。
2019年05月11日 07:09撮影 by  N01F, DoCoMo
5/11 7:09
導水管序盤は急な勾配です。この後、後発の方に抜かれましたが、熊に結構な至近距離で出会ったということでした。
赤ペンキ6地点から後ろを振り返っています。導水管は谷を横切っていて歩行者は降りて登りしてきます。
2019年05月11日 08:18撮影 by  N01F, DoCoMo
5/11 8:18
赤ペンキ6地点から後ろを振り返っています。導水管は谷を横切っていて歩行者は降りて登りしてきます。
赤ペンキ6地点です。上部のコンクリート構造が赤ペンキ5です。ここの雪上歩行は地味に嫌でした。自分を抜いていった後発者のトレースがついています。
2019年05月11日 08:18撮影 by  N01F, DoCoMo
1
5/11 8:18
赤ペンキ6地点です。上部のコンクリート構造が赤ペンキ5です。ここの雪上歩行は地味に嫌でした。自分を抜いていった後発者のトレースがついています。
赤ペンキ5地点です。ここからアイゼンを付けましたがもう1区間粘るべきでした。最上部のサージタンクが見えています、
2019年05月11日 08:23撮影 by  N01F, DoCoMo
5/11 8:23
赤ペンキ5地点です。ここからアイゼンを付けましたがもう1区間粘るべきでした。最上部のサージタンクが見えています、
サージタンク横まで来ました。遠方の山は毛勝三山と大日岳など。
2019年05月11日 08:56撮影 by  N01F, DoCoMo
5/11 8:56
サージタンク横まで来ました。遠方の山は毛勝三山と大日岳など。
1419ピークから高杉山を見ています。
2019年05月11日 09:08撮影 by  N01F, DoCoMo
5/11 9:08
1419ピークから高杉山を見ています。
熊尾山の方向をみています。すぐ近くに見える藪は大したことないように見えますが密集度がきつくて突入してすぐに心が萎えました。自分を抜いて先行していった方はすでに姿が見えません(この時点で目視できなかったので熊尾山を越えていたと思われます。驚異的なスピードです)。
2019年05月11日 09:08撮影 by  N01F, DoCoMo
2
5/11 9:08
熊尾山の方向をみています。すぐ近くに見える藪は大したことないように見えますが密集度がきつくて突入してすぐに心が萎えました。自分を抜いて先行していった方はすでに姿が見えません(この時点で目視できなかったので熊尾山を越えていたと思われます。驚異的なスピードです)。
薬師岳を中心に。枝に遮られている右の山は反射板ピーク。
2019年05月11日 09:09撮影 by  N01F, DoCoMo
5/11 9:09
薬師岳を中心に。枝に遮られている右の山は反射板ピーク。
鉢伏山を見ています。
2019年05月11日 09:15撮影 by  N01F, DoCoMo
5/11 9:15
鉢伏山を見ています。
下山方向を見ています。
2019年05月11日 09:23撮影 by  N01F, DoCoMo
5/11 9:23
下山方向を見ています。
下山にかかっています。このあたりは急斜面です。
2019年05月11日 09:23撮影 by  N01F, DoCoMo
5/11 9:23
下山にかかっています。このあたりは急斜面です。
大辻山が大体の中心です。写真では分かりにくいですがその向こうに大倉山。
2019年05月11日 09:23撮影 by  N01F, DoCoMo
5/11 9:23
大辻山が大体の中心です。写真では分かりにくいですがその向こうに大倉山。
鍬崎山のピークがぎりぎり見えているのですがわかりますでしょうか(中央の窪みから少し右)。
2019年05月11日 09:25撮影 by  N01F, DoCoMo
5/11 9:25
鍬崎山のピークがぎりぎり見えているのですがわかりますでしょうか(中央の窪みから少し右)。
ペンキ6あたりから高杉山を見ています。
2019年05月11日 09:58撮影 by  N01F, DoCoMo
5/11 9:58
ペンキ6あたりから高杉山を見ています。
第三発電所まで戻ってきました。ここから帰りの「スタンドバイミー」です。
2019年05月11日 11:16撮影 by  N01F, DoCoMo
5/11 11:16
第三発電所まで戻ってきました。ここから帰りの「スタンドバイミー」です。
軌道車2台の箇所。
2019年05月11日 11:59撮影 by  N01F, DoCoMo
1
5/11 11:59
軌道車2台の箇所。
ミヤマカタバミを見つけました。
2019年05月11日 12:23撮影 by  N01F, DoCoMo
5/11 12:23
ミヤマカタバミを見つけました。
第二発電所上のサージタンク付近でヘリがホバリングしています。ローターの風が来るほどの至近でした。
その後、何かの機械を数回荷揚げしていたようです。
2019年05月11日 12:54撮影 by  N01F, DoCoMo
5/11 12:54
第二発電所上のサージタンク付近でヘリがホバリングしています。ローターの風が来るほどの至近でした。
その後、何かの機械を数回荷揚げしていたようです。
下山直前ぐらいになって先ほどのヘリが空き地に駐機していました。この時点で荷揚げは終了していたようです。
2019年05月11日 14:16撮影 by  N01F, DoCoMo
5/11 14:16
下山直前ぐらいになって先ほどのヘリが空き地に駐機していました。この時点で荷揚げは終了していたようです。

装備

備考 ・ストック、ピッケル、アイゼンを持参しました。
赤ペンキ5からピッケル、アイゼンを使用しました。ストックは使用しませんでした。
・飲料水は3リットル用意しました。水2.5リットル。自家製エナジードリンク500ミリリットル。撤退なので余裕がありましたが西笠山まで行っていたらぎりぎりだったかもしれません(但し、水平道で沢があるので沢水で構わないのなら補給可能)。

感想

G.Wに1泊で熊尾山、東笠山、西笠山を狙っていました。当日早々(二つ目のトンネルを歩いているとき)に気が乗らなくなり途中で帰りました(残雪期テント装備、重たい・・・・)。
自分のスピード、体力では1泊かけて登るのが適当なのですがネット上の記録は日帰りの方が多いので色気を出して挑戦することにしました。
結果的に撤退となりましたが、帰路を山菜クエストにしたのでそこそこ充実していました。
帰りに富山広域圏クリーンセンターに寄って展望塔から今回の山域を眺めました。設置の望遠鏡でサージタンク(二つとも)を確認できてなんとなくうれしかったです。

次回(来年)のための備忘

このコースは精神的に削られることが多い。また足への負担が大きい。
・舗装道路を歩く。
・階段を歩く(残雪期後期は回避可能)
・水平道を延々と歩く。
・階段を歩く。
トライするに際しては精神的に元気な状態であることが望ましい。

適期
今回撤退した箇所の藪が出てくる直前あたりと思われる。周辺山域のヤマレコ、ヤマップなどの記録をチェックしておくこと。

日帰りアタックの場合
今回よりも30分程早くスタートしたい(4時スタート、要ヘッデン)。
なので自分の場合、起床2:30分、自宅出発2:45分になる。
休憩候補地は導水管最上部、第三発電所、アイゼン着脱ポイント(最適期なら赤ペンキ5あたり)、熊尾山、西笠山として体調次第で増やしていく。
無雪期の日帰りではストックを使わないのが自分の流儀だがこの山に関しては足への負担が大きいので最初から積極的に使うこと。
時間的に山菜取りはあきらめること。
基本的に写真撮影は今回撤退地点以降にすること。

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