谷川岳 一ノ倉沢衝立岩中央稜
- GPS
- 09:58
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 2,346m
- 下り
- 2,326m
コースタイム
- 山行
- 9:17
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 9:53
天候 | 曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
写真
装備
個人装備 |
アルパインヌンチャク10本
ハーケン
カム#0.75〜2
50mダブル2本
120スリング4本
60スリング4本
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感想
雪渓でテールリッジまで埋まる一ノ倉沢。岩壁へアプローチが容易になるのを見計らい今シーズン初の岩のマルチを楽しみに行ってきました。
早朝日の出と共にアプローチ開始。 約2か月ほど前に雪稜を楽しみに来た時のモノクロの世界とは一転、新緑に覆われカラーの世界が広がり乾いたアスファルトを辿り快適に一ノ倉沢出合へ足を進めます。
出合より望む岩壁は分厚いガスに覆われ登攀への不安を抱きつつも天候回復を信じ雪渓を詰めテールリッジ末端へ。例年より積雪が多いためかテールリッジ末端はかなり上部まで雪で覆われ快適なアプローチ。テールリッジ中間部付近のブッシュ帯を抜けると今まで不安を抱いていたガスは一気に晴れ、まるで劇場の緞帳が上がるかのように目前には岩壁群が広がり登攀意欲を掻き立てられながら取り付きへ。
今回の狙いは変形チムニー。しかし烏帽子沢奥壁のトラバース上部には巨大な雪渓が残りリスクが有るので予定を変更し衝立岩 中央稜へ取り付きます。
1P 階段状に左上するラインから上部のリッジを目指し高度を上げる。
2P 左に2〜3mほどトラバースした後凹角を抜けフェースへ。
3P 右へ高度感あるトラバースから始まり、フェースの登攀。高度感が気持ち良い
4P 核心ピッチ。高度感あるフェースを登り、上部核心で有るチムニーへ入る。バックアンドフット、キョンなどムーブを屈しながら上部抜け口を通過。
5P 凹角から中間部湿ったラインを通過し、上部ピナクルへ
6P 高度感有るカンテの登攀。支点はカンテ、フェースにに幾多も有るがカンテに沿って高度を上げる
7P 階段状の岩場
8P 殆ど歩き
9P 浮石だらけ
下降は同ルートを懸垂にて高度を下げます。ロープのスタックが心配だったため短くピッチを切り取り付きへと戻り、登り以上に神経を使いながら慎重にテールリッジを下降し出合へと戻りましました。
コメント
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tanukigoさんこんにちは!
ついこの間までアイスだ雪稜だと登っていましたが、もう谷川は無雪期アルパイン始動なんですねー!季節の流れは早いですねー!この時期はアプローチが楽でいいですよねー。レコ見て谷川も行きたくなりましたー♪(^^) レコありがとうございました!
kazukspさんこんばんは〜。コメントありがとうございます。
アイス、雪稜と今シーズンは終了したので、気持ちを早々に切り替え谷川に岩を楽しみに行ってきました〜。例年より一ノ倉沢の雪渓は多く今シーズンのアプローチは長い間、楽できそうでしたよ〜
今回は目的のルートは断念して中央稜の登攀でしたが、シーズン初めの1本としてはなかなか楽しむ事が出来ました
今シーズン、少し多めに谷川へ通おうかと思っております。お会い出来ればいいですね〜
無雪期の登攀もお互い安全登山で山を楽しみましょうね
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