緑ノ笠 〜穴毛谷、五ノ沢から

2019年05月12日(日) [日帰り]

• GPS: 10:25
• 距離: 14.8km
• 登り: 1,912m
• 下り: 1,941m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:57
• 休憩: 0:26
• 合計: 10:23

3:38 新穂高温泉バス停
3:47 3:51 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
5:17 5:17 三ノ沢出合
5:30 5:32 穴毛岩
5:34 5:34 四ノ沢出合
6:36 6:43 五ノ沢出合
10:23 10:25 緑ノ笠
11:31 11:32 抜戸岩
12:34 12:37 ザイテンタールから乗越点
12:49 12:50 穴毛大滝
12:53 12:54 五ノ沢出合
13:05 13:08 四ノ沢出合
13:09 13:09 穴毛岩
13:13 13:13 三ノ沢出合
13:54 13:55 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
13:58 13:59 新穂高温泉バス停
14:01 ゴール地点

コース状況／危険箇所等

”緑ノ笠”は笠ヶ岳山荘のすぐ下、カール地形の播隆平から突き出す小さなピークです。
穴毛谷への橋を渡ったところまで雪崩が押し寄せていました。いつもの年のこの時期の穴毛谷は、堰堤は露出していて渡渉と藪漕ぎが必要だそうです。

写真

5/12 4:59

明るくなってきたので、撮影開始。あんな先の稜線にたどり着けるのか?

5/12 5:19

何番目の沢かわからない

5/12 5:38

四ノ沢。尖塔がそそり立つ

5/12 5:55

穴毛岩。アマツバメの群れがさえずりながら飛び交っていました

5/12 6:02

五ノ沢出あい

5/12 6:07

振り返ってみる。正面に焼岳

5/12 6:38

穴毛大滝が見えた。あそこに戻ってくるはず

5/12 6:52

五ノ沢を登る。陽が当たり始める。右端の岩の隙間みたいな所を目指す

5/12 7:07

高度も斜度も上がってきた

5/12 7:25

二又に分かれる。左のほうが良さそうだけど五ノ沢は右。五ノ沢に雪がなくてダメなら左へ行くか、などとMKさんと話す

5/12 7:32

杓子平が見えてきた。乗り越す予定の尾根も見えている。MKさんから帰りのルートについて説明を受ける

5/12 8:17

右手の岩壁から滝が落ちている。この辺から明確なトレースあり。帰ってからヤマレコを見てたら、前日のpulinpulinさんのレコが上がっていました

5/12 8:24

最後は岩。左手の岩場をちょっとだけ越えましたが、奥左手の雪も繋がっていたと思います

5/12 8:32

登ってきた谷を振り返る。このあとも斜度のある雪面を1時間も登る。雪が緩んでいたので恐怖感はあまり無かったが、疲れた

5/12 9:30

ようやく播隆平に乗り上げる。休憩しながらMKさんとこの後の打ち合わせ。とりあえず緑ノ笠に登る

5/12 10:26

緑ノ笠頂上から乗鞍

緑ノ笠頂上から笠ヶ岳

5/12 10:34

主稜線に向かう。播隆平から振り返って緑ノ笠。

5/12 11:07

主稜線に乗り上げました。抜戸岩あたりに人影。この後すれ違ったときに話を伺ったら、六ノ沢を詰めてきた三人のスキーヤーの方でした

5/12 11:08

緑ノ笠を見下ろす。ここでいったんMKさんと別れ、別行動。

5/12 11:08

笠ヶ岳山頂に向かうMKさん。山頂から滑走、さらに六ノ沢を滑って下山の予定

5/12 11:09

私は、このまま下山にかかります。自分でも驚くほど笠ヶ岳山頂に未練無し。笠ヶ岳山荘もスルー。

5/12 11:36

抜戸岩。夏道が見えだしています。MKさんのアドバイスに従い、六ノ沢と七ノ沢の間から下り、第六尾根と更にもう一つ尾根を乗越して本谷に出る（多分そういうことだと思います）予定です

5/12 11:38

せっかくなので抜戸岩を通る。休憩しながらMKさんが山頂から滑る様子を見てから谷を下りました

5/12 12:47

古いトレースに従い六ノ沢右俣？をトラバース。一つ尾根を乗越して、腐った雪面を調子に乗ってどんどん下っていると、六ノ沢を登り返してきたMKさんと再会。ちょうどいいタイミングでした。穴毛大滝の落ち口に下ってしまうところだった

5/12 12:51

穴毛大滝。なかなかの迫力　

5/12 13:17

一周できました。

撮影機器：

SIGMA DP2 Merrill シグマ

感想

hsosn

MKさんから指名が有り、穴毛谷五ノ沢へ。話に聞くほどは恐ろしい場所ではありませんでしたが、たまたま条件が良かっただけかもしれません。どこかの谷で雪崩が起こる音や、主稜線から雪庇が落ちるのを見ました。
自分の能力や普段の登山スタイルから外れた山行でした。挑戦しなければ成長も無いかもしれませんが、挑戦する前には準備や積み重ねが必要です。無事に帰ってこれて良かったです