南雁戸山（蔵王ダム〜北蔵王縦走路周遊）

2019年05月19日(日) [日帰り]

• GPS: 10:07
• 距離: 22.5km
• 登り: 1,571m
• 下り: 1,563m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:49
• 休憩: 0:18
• 合計: 10:07

距離 22.5km 登り 1,573m 下り 1,574m

5:53 スタート地点
6:24 6:25 熊野岳登山口［蔵王ダム］
6:32 雁戸山登山口［蔵王ダム］
9:03 板小屋跡
9:57 10:01 南雁戸山
10:36 板小屋跡
10:42 10:50 八方平避難小屋
12:39 12:41 名号峰
13:07 13:09 追分（北蔵王縦走路）
15:08 鍋倉不動尊
15:39 15:40 熊野岳登山口［蔵王ダム］
16:00 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

蔵王ダム駐車スペースに駐車。数台駐車可能です。

コース状況／危険箇所等

蔵王ダムから雁戸山への最短ルートは、山と高原地図で破線（難路）記載されておりますが、一部を除けばルートもしっかりしており、特に危険個所はありません。
また、山高地図で渡渉有と記載有る場所は、吊り橋が落ちているため、脛まで水没必至です。距離は10m程なのでビニール養生作戦で行けると思います。

写真

5/19 5:35

蔵王ダム駐車スペースです。
奥のゲート脇を抜けると登山コース始まりです。

5/19 5:36

中央左奥のピークが目指す南雁戸山です。

5/19 5:39

ダム湖沿いのコースをしばらく進みます。

5/19 5:42

こんな怒りの看板が。次からはライターを持参しよう。

5/19 5:47

ダム湖周辺は崩落個所多く、落石用屋根、ネットがもありました。通過の際は落石注意です。

5/19 6:07

ダム湖よりの分岐点です。右は追分、熊野岳方面（今回の復路）、左は雁戸山方面。（山高地図で破線(難路)表現されているほうです）。予定通り左に進みます。

5/19 6:09

タチツボスミレ

5/19 6:37

渡渉ポイントです。吊り橋が壊れています。ずいぶん長いこと壊れているようです。これゆえ難路扱いなのでしょうか。

5/19 6:39

膝近くまで浸かって渡渉します。距離は短いので、濡れたくない方はビニール袋養生作戦がよさそうです。

5/19 6:41

対岸では満開のゴヨウツツジが歓迎してくれました。

5/19 6:47

ムラサキヤシオツツジです。

5/19 7:16

難路というからには、荒れ果てた道を想定していましたが、大半はこのようにしっかりとした道がありました。

5/19 7:21

熊笹ゾーン。馬ふん大の半乾きのフンが数か所＆大型動物のガサガサ音がしたので、ビビりのオイラは熊撃退スプレーを片手に進みます。

5/19 8:08

ムシカリ

5/19 8:14

水場です。

5/19 8:26

キタコブシです。

5/19 8:26

5/19 8:47

北蔵王縦走コースとの合流ポイントです。
標識も破損し全く読めません。

5/19 9:28

ナミケダニ(吸血はしないそうです)の親子です。必死に親の後を追う姿が可愛い。

5/19 9:32

南雁戸山山頂につきました。

5/19 9:32

山頂からスタート地点の蔵王ダムを見る。

5/19 9:32

手前が北雁戸山、奥がカケスガ峰。

5/19 9:37

山頂付近は結構道幅狭いですが、歩くとどうってことありませんでした。

5/19 9:42

北雁戸山へのルートです。

5/19 10:23

北蔵王縦走路を熊野岳方面へ進みます。
ずっとこんな感じの灌木エリアで眺めはよくありません。

5/19 10:26

八方平避難小屋です。

5/19 10:27

しっかりとした釜があります。

5/19 10:27

灯油ストーブ、灯油、ガスボンベ、ライターなど一通り揃っています。

5/19 10:28

5/19 10:28

2段ベットになっています。若干ですが敷物、毛布もありました。

5/19 10:37

ショウジョウバカマです。

5/19 10:49

ブナに喰われる看板。断末魔の叫びが聞こて来るようです。

5/19 12:23

名合峰に到着

5/19 12:20

雁戸山を振り返る。

5/19 12:27

遠くに不帰の滝が見えます。

5/19 12:37

5/19 12:51

追分分岐点です。正面が熊野岳方面、右は蔵王ダム方面です。

5/19 12:51

お釜近くのロバの耳コースは通行止めだそうです。

5/19 13:13

帰路は前半ずっとこんな感じでルート全く分かりません。
ヤマレコMapを頼りに進みます。

5/19 13:34

鍋倉不動の滝です。

5/19 14:21

やっと残雪ゾーンを過ぎましたが、すでにルート見失い＆ヤマレコみんなの足跡の軌跡も途絶えたため、画面上の山高地図ルートをトレースします。が、誤差があるのかこんな有様。方角はあっているので構わず藪漕ぎ敢行します。

5/19 14:38

30分ほどの藪漕ぎを経てやっとルートに復帰しました。フ~。

5/19 14:44

木漏れ日の中快調に進みます。

5/19 15:45

蔵王ダムに戻ってきました。雁戸山山頂付近は雲が掛かっていました。

撮影機器：

TG-2 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

レインスーツ Tシャツ ズボン グローブ 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ 熊撃退スプレー トイレットペーパー ライター

感想

Zukachin

行きルートは難路とのことで構えていきましたが、一か所だけ迷う程度で、他は問題ありませんでした。またこのルートはみんなの足跡データがなく、どうやらヤマレコユーザ初登攀を達成してしまったようです(^^)v
それよりも帰りの追分〜蔵王ダムルートの方が残雪、倒木、みんなの足跡途中から途絶え藪漕ぎ敢行で難儀しました。
整備されまくった丹沢メジャールートしか知らないヘタレのオイラにはとてもワイルドかつ緊張感、孤独感（途中すれ違ったのは1人だけ）のある山行となりましたが、東北エリアの醍醐味を感じることができました。