小野嶽(東北百名山) 大内宿の近くから
- GPS
- 03:45
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 719m
- 下り
- 701m
コースタイム
11:30分岐11:35
12:15小野嶽山頂12:55
14:15駐車場
歩行時間3時間
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大内宿入口の標識に従い右折します 大内宿の駐車場を通り過ぎて1.5km付近右側に登山口の標識があります 未舗装の林道をしばらく登ると 20台くらい駐車可能な草地の駐車場があります(林道行き止まり) 登山者カードのポストあり、トイレはありません |
コース状況/ 危険箇所等 |
杉林の中を緩やかに直登、沢沿いに歩き再び杉林へ 尾根への急斜面に差し掛かると階段が取り付けられています 尾根からは所々に雪が残っていました 日陰の急坂に凍結がありましたが、注意して通過すれば問題ありません アイゼンは必要ありませんでした 国道121号線沿い、「塔のへつり」の近くに「弥五島温泉 郷の湯」があります 入浴料300円(シャンプー剤等は別料金)です ちょっとぬるめですが、露天風呂もあり、 地元の方の憩いの場という感じでのんびりできます ソフトクリーム200円! |
写真
感想
男鹿岳に登る計画の一日目の山をどこにしようかと探していると
東北百名山の「小野嶽」、「博士山」が通過地点にある事を発見。
大内宿の近くから登れるようですので、「小野嶽」に登る事にしました。
時間も前日の訓練として重すぎず、手頃な山だったかと思います。
大内宿は江戸時代の宿場の面影が完全に近い状態で保存されている大観光地。
駐車場を通り過ぎる時にはまだ余地がありましたが、
下山時には、広い幾つもある駐車場は車と観光客で溢れていました。
バスツアーの目玉でもあるので、大型バスなども停まっています。
「塔のへつり」、「大内宿」、「芦ノ牧温泉」をぐるりと廻るのでしょうね。
季節も良いですし、人気があるようです。
登山道は登山届ポストと山名標柱との間を杉林の中へ入って行きます。
薄暗く、目が慣れるまでちょっと時間がかかりましたが、
良く見るとエンレイソウの群生地のようで、花が咲きかけていました。
木々に陽光を遮られながら、葉を広げ、小さな花を咲かせる姿は健気です。
杉林と次の杉林の間の沢に沿うやや細い道の脇はまるでお花畑のようです。
日差しを浴びて、まだちょっと早いとは思いますが、
エンゴサク、イチゲ、エンレイソウが咲き始めていました。
このお花畑は一見の価値があるかと思います。
他にももっと色々な花が賑やかに咲くのではないでしょうか?
尾根に出る急坂を登り終えると緩やかな道にさしかかり、
この辺から溶けかかった雪が現れ始めます。
第一の尾根、第二の尾根と登るにつれて
残雪が登山道を覆い尽くしている箇所もあり、雪屁も残っていますが
踏み跡が薄く残り、尾根をはずさなければ
問題なく歩けると思います。
ブナの林に囲まれた小さなピークを二つ越すと
いよいよ山頂への急坂にさしかかります。
道端にカタクリの花が可愛らしく咲いていてのどかですが
左側は切れ落ちていて、大川ダムが足元です。
お花と景色にあまりみとれない方が良いかもしれませんね!
山頂は広いのですが、半分以上雪に埋もれていました。
北方面は刈り払いされていて、
会津磐梯山や会津市街地が見えましたが、残念ながら春霞の中です。
空気が澄んでいる季節には、
飯豊、西吾妻、東吾妻、安達太良迄見えるのではないかと思うのですが…
昼食を広げる時にゼリーや果物などを雪に埋めておけば
美味しく冷えたデザートが頂けます。
お好みで、シュパッなども…
その際は下山時、木の根の張り出した急坂にくれぐれもご注意ください。
ゆったりと食事を楽しみ、冷えたゼリーを頂いてから
これまた、のんびり下山開始。
ブナの葉がまだ茂らないので、林はとても明るく、
その為に日焼けが心配なほどです。
それにしてもブナや、トチ、白樺など、
木の存在の確かさ、豊かさ、大きさを感じる山です。
密集する木の枝越しに大内宿の駐車場の停められた沢山の車が
午後の陽を受けてきらきらと反射していました。
南会津の里は、今、桜が盛り。
国道121号線に沿って走る会津鉄道を桜の花と撮ろうと
国道傍にカメラを構える鉄道ファンの姿もちらほら見えました。
気を取られないように、運転注意です。
明日もどうか今日のように晴れますように!
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