豊平山（藤野コース〜簾舞コース）

2019年05月25日(土) [日帰り]

• GPS: 04:12
• 距離: 9.3km
• 登り: 565m
• 下り: 564m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:07
• 休憩: 1:03
• 合計: 4:10

距離 9.3km 登り 565m 下り 564m

9:29 藤野登山口
10:28 11:31 焼山(豊平山）
12:17 簾舞登山口
13:39 藤野登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

札幌市内から向かう場合、国道230号線の藤野2条9丁目／3条9丁目の信号がある交差点（7-11が目印）を左折し、道なりに進んだ先にあるペット霊園向かい側の広いスペースに車を止めることができます。奥に採石場があるため細い道路を大型ダンプが往来していますので、ご注意ください。

コース状況／危険箇所等

藤野コースはとても良く整備されており、標識も多く迷うことはなさそうです。分岐後の右回りコースは終盤の急登だけ気をつければ、危険箇所はありません。左回りコースは通らなかったので詳細は不明。

簾舞コースは上部が滑りやすい土の斜面となっているため、スリップには注意した方が良いと思います。距離は短いものの傾斜がきつく、藤野コースより少し荒れている感じでした。

写真

5/25 8:48

札幌市内プチ遠出で、藤野スキー場のある豊栄山と、眺望が良いという豊平山の未踏峰×2に登ろうと思ったのですが。。なんかロープ張ってますね。。？

5/25 8:48

Σ(￣□￣;!!
クマ出没のため立ち入り禁止ですと！

5/25 8:53

仕方が無いので豊平山だけにしようと思い、ちょっと迷いながら登山口を探索中、なんか凄いことになってるエリアを発見！思わず車を止めて写真撮りました。

で、ここを右に曲がればいいらしく。

5/25 8:59

道なりに進むと、駐車場的な広場。車が二台ほど止まってますが。。？

5/25 9:01

辺りを徘徊したところ、登山口らしき標識発見。

5/25 9:02

奥に採石場があるようです。大型ダンプが往来しますので、ご注意ください。

5/25 9:15

日射しは完全に夏！こりゃ暑くなりそうだな。。
エゾハルゼミのサウンドがモノ凄い！

5/25 9:22

車を止めなおして、準備開始。先客さんに聞いてみたところ、やっぱりここが登山口で間違いないとのことでしたので。。

5/25 9:26

安心して出発。

5/25 9:28

おっ、これがウワサの看板ですね。確かに味があって分かりやすい！

5/25 9:31

こんな感じのナビゲーションも完備されています。

5/25 9:31

野々沢川。新緑を写した水面。視界の全部が緑に染まっています。

5/25 9:38

せせらぎを聞きながら気持ちの良い散歩道。木陰を通る風が涼しくて、暑さを和らげてくれました。

5/25 9:42

危険箇所の事前情報もバッチリ。

5/25 9:42

すぐに予告通り作業道が現れました。ここを超えて更に進むと。。

5/25 9:56

分岐に到着。

5/25 9:55

なるほど。予定より歩く距離が短くなってしまったので、プチ修行のため北尾根コースへ。

5/25 9:57

最初はなだらかな遊歩道ですが、後半はなかなかの急登になります。

5/25 10:08

クマの痕跡はこれ1箇所でした。スキー場に出たヤツかな？でも乾いていて新しくはなさそう。

5/25 10:10

あら、こんなところにまた分岐？そういえば、ヤマレコマップにも反対側に向かう足跡がついていました。ここ、行けるんだろうか？

5/25 10:11

急登部分はこんな感じ。傾斜はきついですが、手掛かりと足掛かりには不自由しません。

5/25 10:17

登り切って東面コースと合流。

5/25 10:18

北尾根コースは登りに使うのが正解だと思います。

5/25 10:17

ここまでくれば、あと一息！

5/25 10:23

向かう先が明るくなると。。

5/25 10:25

視界が一気に開けて到着です。なるほど。確かに見事な眺望です！
相変わらずハルゼミサウンドが凄まじく、採石場の重機が奏でるメカニカルサウンドも響いているのに気着いたのは随分後になってからでした。日曜日なら、静かな山頂が楽しめそう。

5/25 10:26

正面には札幌岳。手前が未踏の盤の沢山。ここも行ってみたいです。

5/25 10:27

右側には無意根山と余市岳。ここから見ると双子のよう。余市岳の下には定天も。

5/25 10:29

左側は空沼岳にかけての稜線。

5/25 10:29

更に左はエニー、フッタルと紋別岳。

5/25 10:31

札幌岳が近い！

5/25 10:30

三連続敗退が続いている無意根山はまだ真っ白。でも、尾根筋は雪が無いようにも見えます。次こそは山頂に辿り着きたいです。

5/25 10:35

余市岳と定天。定天はもうすっかり雪が融けている様子。

にしてもこの辺り、虫が凄い。。黒い点が全部ヤツらです。目立つのは消したのですが。。お見苦しくて申し訳ありません。

5/25 10:38

烏帽子岳と手前に重なって神威岳、右手には百松の南北峰。気が着けば、何気に八剣山が写ってました。

5/25 10:34

こちらは空沼岳。もう殆ど雪がありません。

気なるのは、空沼岳の下、画面の左端から中央にかけて見える横のライン。これって林道かな？行ってみたい。。

5/25 10:40

空沼岳の更に左。下に見えるのは霊園ですが、何かの要塞みたい。

5/25 10:41

残念ながら、木に遮られて市街地側は殆ど見えません。

5/25 10:44

札幌岳に向かって右側に踏み跡がありましたので、行ってみると。。

5/25 10:45

皆様のレコで拝見していた断崖の先端でした。

5/25 10:47

切り立った断崖のお陰で足元の余計な地面や木が見えないため、すっきりとした眺望が味わえます。

でも、下を覗けば吸い込まれるような深い森。なんか股間がむずむずしてきましたので。。

5/25 11:11

少し戻って安全な斜面で休憩。
ここで、今期初のフローズンなっちゃん発動！

5/25 10:57

今日はおにぎり。
いつもありがとうございます！

5/25 11:28

では、一旦山頂に戻って、そろそろ失礼すると致しましょう。

5/25 11:34

復路の分岐点。東面コースから戻ろうと思っていたのですが、さっき見た簾舞コースも気になります。夕方から所用だけど、豊栄山をカットした分、時間があります。
なので。。

5/25 11:42

こっちから下りて、市街地経由で駐車場へ戻ることにしました。

5/25 11:43

こちらは北尾根コースよりやや道が不明瞭で、ちょっと歩きづらい感じ。登山口からの距離は短そうですが、登りに使ったらどうなんだろう？

5/25 11:47

これを見たときはピンと来ませんでした。迂回路が何を意味するかは、後に判明します。

5/25 11:50

麓が近くなると、若いシダが味のある景観を創り出していました。
この辺りでデジ一を首から提げた老紳士とスライド。しばし写真談義を交わした後に再スタート。

5/25 12:12

こちら側にも看板。もう登山口が近そうです。

先ほどの迂回路とは、しばらく廃道だったコースのルートを一部変更し、通行可能な状態に戻したということらしいです。さっき見た標識から北尾根コースの合流点までの間が、新たに設けられた迂回路だったのでしょう。道が不明瞭だったのはこのためかな？整備してくださった方に感謝したいと思います。

5/25 12:14

看板通過後、間もなく車道が見えました。

5/25 12:15

駐車場も用意されているようです。

5/25 12:15

さて、ここから車道歩きの始まり。

5/25 12:20

遠くに烏帽子岳と百松。八剣山の頂上がそれほど高く見えません。ここもまだ標高がそこそこ高いようです。

5/25 12:28

札幌にこんなところがあったんだな〜。

5/25 12:32

なにやらオブジェが並んでいます。ここだけシュールな異空間。近所の方のご趣味でしょうか？

5/25 12:35

この時期にして真っ赤な紅葉！
夏とは思えない光景。

5/25 12:43

地図には、簾舞の住宅街に出られそうな道が何箇所か記載されています。でも、殆どがこんな感じで廃道になっている様子。ヤブ漕ぎでも厳しそう。

5/25 12:54

結局、国道の近くまで来てしまいました。正面に見えるトンネルの上が230号線です。

ここで、右に見える道路へ曲がったところ。。

5/25 12:54

おっ、なんか行けるっぽい。

5/25 12:55

またまた見事なシバザクラを横目に見ながら。。

5/25 12:55

まだ続いてる。

5/25 12:56

クリア！

5/25 13:01

あとは住宅街をてくてくと。これはこれで何か楽しげ。

5/25 13:06

道路脇の花壇が、とても良く整備されています。

5/25 13:09

あちこちからFU'sのゲレンデが視界に入ります。

5/25 13:09

あっ、バス停があるんだ〜。っと思いながら何気に時刻表眺めてると。。あら？

5/25 13:10

なんと、1日6本しかないバスがこのタイミングで来た！次に来るのは4時間後。一瞬乗りそうになった。

5/25 13:14

バス停プチミラクルにプチ感動しつつ、FU'sの前を通過。

5/25 13:20

見えてきた、あのエリア。

5/25 13:21

やっぱ凄い。

5/25 13:23

丁寧に手入れされている様子が窺えます。

5/25 13:24

ピンクの斜面の下には、寛ぐ人の姿。ここの持ち主の方かな？それとも、町内会か何かで管理しているのだろうか？
良いものを見させていただきました！

5/25 13:25

あとはまっすぐ進むだけ。

5/25 13:37

駐車場が見えてきました。

5/25 13:38

終了！今日も無事戻ってこられたことに感謝です。

5/25 13:49

夏、始まりました。

撮影機器：

Canon EOS 40D Canon

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 GPS 保険証 携帯 サングラス タオル カメラ 虫よけスプレー ステッキ ゲーター 氷 保冷剤 保冷バッグ 予備バッテリー（カメラ用） 熊よけ鈴

感想

ayap-jk

前から気になりながら、なかなか足が向かなかった豊平山。直近に数名の方々がレコを上げてくださり、暑さとあまり時間が無い中、この日なら丁度良い距離感でしたので、行ってみることにしました。レコを上げてくださった皆様に、この場をお借りしてお礼申し上げたいと思います。有難うございました。

せっかくなので、近くの一回だけスキーに行ったことのある豊栄山も寄ろうと思ったのですが、クマ出没とのことで立ち入り禁止。豊見山という手もあるとは思いながら、あまり調べてこなかったので豊平山単体の登りに切り替えつつ、ちょっと迷いながら登山口に移動しました。

皆様のレコにも取り上げられていた通り、分かりやすい案内標識が随所にあって、迷うことなく山頂に到達することができました。そして、見事な眺望！札幌南部から支笏湖方面までの山並みが全部見えました。

市内とはいえ、手稲山や銭天のようにフラっと行くには少し遠いですが、季節ごとに訪れてみたい山の一つに登録決定！紅葉や積雪期の景色も見てみたいと思います。